霧降高原 滝めぐり 2013.02.04

 

 

　　　霧降の隠れ三滝

　　　丁子ノ滝、玉簾ノ滝、マックラ滝をめぐる

　　　約二時間のハイキングコースを

　　　歩きました。

 

　雲竜渓谷を訪れた翌日は

　天気予報がぱっとしないことから、軽いハイキングをして 帰宅することにしました。

 

 

　　隠れ三滝入口－丁子ノ滝－玉簾ノ滝－マックラ滝－出発地点

　　２人（夫）

 

　出発は、霧降高原へ向かう 県道１６９号線沿いの　チロリン村手前

　木彫りのオオカミ君が 標高８５０ｍを知らせている 標柱付近です。

 

　　　道路の対面に入り口がありました。

　　

 

　薄く雪のついた 笹の斜面を 緩やかに下って

　『隠れ三滝入口』バス停から北へ伸びている車道に下り立ちました。この車道は

　除雪されていないため 今回は入りませんでしたが、一般車も入れます。

 

　橋のたもとにある 案内に従って

　
　　

　　　河原を歩いていきました。

　　

 

　　まもなく　丁子ノ滝がありました。落差１０ｍ の 端正な滝です。

　　もう少し近づいてみたいのですが、滑りそうなので遠目で我慢しておきましょう。

　　　　　　　

 

　玉簾の滝へは

　案内に従って、隣の沢へと進んでいきました。

　　


　　

　　河原に下りて進むと、　見えてきました。

　　落差６ｍ 幅２０ｍ の滝は、水量が少ない時には 水簾のようになるのだとか。

　　優美で涼やかな姿でしょうね。

　　　　

 

　幅があり水量もあるだけに、水音も大きく響いてきます。

　こんなふうに　水辺に立って ザーッという音に浸っている と

　時間が止り 自分が無になっていくような 不思議な感覚に とらわれることがあります。

　その音は 母に育まれた胎児の頃に 聞いていた音にも似ているというのですが

　もちろん そんな記憶など あるはずもありません。

　

　　　　

 

　　ハイキングコースに戻ると、観瀑台と、この滝の説明板があります。

　高巻道を進むにつれて 滝は姿を変え、上流部がナメ滝になっているのも見えました。

　　　　





　猫ノ平や大山への分岐を見ながら

　マックラ滝方面への 急斜面を登り

　　　笹原を行くと

　　
　　

　柵にぶつかりました。

　　

　　　その柵に沿って行くと、車道に出て

　　　ここが霧降牧場のゲートでした。

　　

　　ふ～ん。。。なるほどね。。。　　

　下調べを全くしていなかったこともあり、ここでようやく 位置関係が理解できました。

　（やっぱり地図に弱い 　）

 

　　　　　　　　　マックラ滝は、その車道からまもなくです。

　　　　　　　　

　　


　幅１０ｍ落差３０ｍの 北向きの滝は

　陽があたらず 暗く見えるので　「マックラ」などと名付けられたのでしょうか。

　　　　

 

　　　　　流れの裏側には、氷の残骸も見えますので

　　　　　厳冬期には大きなつららができそうですね。

　　　　

 

 

　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　

 

　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　

 

 

　お天気が悪い日に滝めぐりだなんて。。。と、はじめは 気乗りがしなかったのですが

　気温が高く、風もなく、おまけに青空が広がってきたこともあって

　なかなか楽しい 三滝めぐりのハイキングでした。

 

　帰りは車道を歩いて戻りますが

　せっかくの雪ですから、もちろん踏み跡のないところを選んで歩きます。

　　

　　　
 

 

　　　　　　　　　　　車に戻り、霧降の滝へも行ってみました。

　　　　　　　　　　　名瀑百選のこちらは さすがの眺めですね。

　　　　　　　　　　


　　　

　隠れ三滝は、霧降滝の　さらに上流に位置しています。

　滝のまわりは広葉樹ですので、紅葉のころはさぞかし美しい眺めになるのでしょう。

　『山歩きができなくなったら また行ってみようかな リスト』

　に付け加えておきましょうか。