春の使者 ～ 野川自然観察園 2013.02.10

 

　　　　　

　　　見頃になっているという

　　　セツブンソウ（節分草）を見に行きました。

 

　　　小さな小さな 初見のお花にも 出会いました。

 

 

　豊かな水と緑に恵まれた 武蔵野に位置する 野川公園

　その一角にある 自然観察園へは、一度だけ訪れたことがあります。

　そのときには、サクラタデという とびっきり可憐なお花を見ることができましたが

　今日のお花も、それに負けず劣らず可愛らしい 春の妖精です。

 

 

　まず出会ったのは ザゼンソウです。（これは可愛らしいとは言えないかも ）

　趣のある花（花序）が ひとつだけ見られました。

 

 カメラマンが熱心に撮影していたのは、やはり このお花　　

キンポウゲ科のセツブンソウ（節分草）

節分の頃に咲くことからつけられた名前です。

 

 

　　

　白い花弁に見えるのは萼片で、二裂した黄色い丸が、筒状に退化した花なのですが

　そんな小難しいことは考えずに、素直に　カワイイ～  と言ってしまいましょう。

 

 　　　　　　　　　　　　

 

　　　　　

今日の暖かな陽射しが嬉しい 　お花たちです。

 　　
　　　

　こちらも日射しが大好きな フクジュソウ

　太陽に負けじと輝く 　つややかな花弁のまぶしいこと。

  

　春に咲くお花たちは、黄色が多いように思います。

　ソシンロウバイは 盛りを過ぎたけれど、甘い香りで誘っていますし

　

このお花たちも 黄色です。

ロウバイ／マンサク

 

 そろそろ スミレも気になりますね

あっ　　アオイスミレさんが　お目覚めのようですよ。

春の定番　オオイヌノフグリもいっしょに。

  

　そして、枯葉だらけの この写真の真ん中には

　　　　　　　　　　　　　　　　　↓　↓　↓　　　　　　

　　イヌノフグリ　みぃ～つけた 　　　

　ピンク色が愛らしい このお花とは、初めての出会いです。

　花の直径が３～４ミリという大きさ（小ささ）ですから、

　こんなお花があるのを知らなければ、咲いていることにすら気づかないでしょう。

　実際のところ、私も一度は素通りしてしまいました。

　オオイヌノフグリの繁殖力におされて、めったに見られなくなったというのが残念です。

 

 

　　　　　　　　　

 

　寒くても 春の足音は確かに聞こえてきていますね。