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偶然にも我が家に来ることになった4号機トゥデイ
1993年式で約30年前の車両という事もあり塗装こそボロでしたが、走行距離は約18000㎞と極端に少なく、
レース車両のスペア車両としてはもったいない車両でした。
入庫からしばらくはノーマル状態のまま大事に保管していましたが、点検してみるとメンテ必要箇所がかなり多い事が
判明したたため、ミッションを降ろしてオーバーホールするなど大規模なメンテナンスを実施。
すぐにでも車検を取得できるコンディションに生まれ変わりました。
そして、最後の大規模リフレッシュ作業として、2023年末に全塗装をして外装を蘇らせる事にしました。
全体的に傷凹みが多かったので、パテとサフェーサーで修理しています。
ボンネットはちょうどエンブレムのところが凹んでいたので修理ついでにスムージング。
今回はドア内も塗るのでできるだけ分解して清掃。マスキングは大変でした。
長い準備が終わったらいよいよ本番の塗装です。
時間にすると準備が8割で本番塗装が1割、組み立て1割くらいですかね。笑
塗料は自家用積載車にも使用したPG80シリーズのSUホワイトを使用しました。
この日も0℃近くの真冬環境でしたが、標準シンナーでも塗りやすくちょうど良かったです。
車体の方はガレージ内に簡易的に作った狭い塗装ブースで全塗装したため、
塗装中にドア開閉できるだけのスペースは確保できず、1日目にドア内、2日目に外装を塗りました。
バンパーとサイドミラーは農業用ビニールハウスを使った塗装ブースで塗りました。
バンパーは深い傷がかなり多かったのでフロントは修理を諦めて中古バンパーを購入。
リヤはパテを入れて頑張って直しました。
組み立てを終えて完成!
全塗装で綺麗に生まれ変わりました。大満足です。
RSRのダウンサスを組み、タイヤサイズは足車のN-ONEからお下がりを貰ったので少し外径UP
これでフェンダーとの隙間はようやく今時の純正車高くらいですかね。笑
カサカサだったウインドウモールはもちろん純正廃盤のため、他機種流用モールを加工してなんとか装着してリフレッシュ。
ヘッドライトはクリア剥げが多かったので研磨してウレタンクリヤ塗装をしています。
カットライン付きの昔のヘッドライトですが、目が綺麗だと見栄えが違いますね。
その他カウルトップも分解して艶消しブラックで塗装。
サビサビだったワイパーアームもGKフィットの物を流用してリフレッシュ。
バンパーウインカーはクリアレンズにしたかったのでスズキHA24アルトの物を加工して取り付け。
バルブもわざわざステルス球にしました。笑
サイドマーカーはNAロードスター用を加工して取り付けました。こっちもバルブ変えよう。
車内はメインマシンEG6シビックの1号機で使っていた本物無限ペダルカバーが余っていたので取り付け。
ステアリングは無名の32φ 3号機レース用トゥデイから外したデジタル車速メーターも装着。
自家用積載車からの余り物でバックカメラとモニターがあったので要らないと思いつつ安全のため装着。笑
シフトノブはいつ買ったか分からない黒文字の5MTアルミ製
内装は全体的に走行距離が少ないだけあって30年を感じさせない綺麗さです。
メンテして機関良好、外装も綺麗になりすっかり希少となったトゥデイを維持する体制が確立されました。
足車のN-ONEの車検が来たらナンバー取ろうかな?笑
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