ハノハノ*ニジイロビヨリ

旧ハノハノ*アラチビヨリ
和やかにふんわりと、時々欲張りな日々。

万城目学祭りだ~。

2009-07-24 00:27:59 | Book&Comic
まぶたを閉じたら…ブルーノ!な今日この頃。
そんなおちゃらけ脳で三者懇(爆)冷や汗たらたらで現実に戻されるっていうね(汗)
日々ボディブロウを浴びせられてるんだ、ちょっとの楽しみくらいいいじゃない!
とますます嵐にしがみつきそうなはのはです(あはは)

現実逃避なのか最近、読書モードに突入。

ていうかそろそろ返さなくちゃねと思ってね。
「夜は短し~」を貸してくれた友。実は他にも2冊持ってきてくれてたの。
それが↓。



鴨川ホルモー
万城目 学
産業編集センター

このアイテムの詳細を見る



鹿男あをによし
万城目 学
幻冬舎

このアイテムの詳細を見る


万城目学祭り?
初めてこの作者さんの本を読みました。

おもしろーい!

ホドホドにファンタジーが入っている風で、だけど場所の設定が
京都やら奈良やら現実の場所なのでそのバランスが夢がある。
ファンタジー色がより強いのは「ホルモー」なんだけど
「鹿男」はそういやドラマやってたよねぇ(ちょっと前に再放送もしてたわ)
時々かいつまんだ感じで見てたわ。そういうビジュアル的土台があるからか
読みやすかったのは「鹿男」。
「ホルモー」も映画化されて予告編を「ヤッターマン」の時に見たのかな。
「なんだ、こりゃ!」って思ったけど原作も「なんだこりゃ!」って感じで。
DVD化されたら借りてこよう(爆)
どっちの作品も登場人物がチャーミング。
どこか青春をひきずってる感じ(ま、青春真っ只中な設定もあるんだけど)。
でもって女性の登場人物が強いキャラが多いのね。
鹿男の女子高生イトちゃんにしてもホルモーの楠木さんにしても。
そして主人公である男子が他力本願な感じは共通してて。
そういう人間らしさや小気味よさが、作品の色として嫌悪感を与えないなぁと
思いました。

どっちが好き?って友達に聞いたら「鹿男」って言ってたんだけど
それは同感。
飛鳥時代好きだから奈良の遺跡話も興味深く読めたし。
鹿がポッキー好きって発想どこからくるんだろう!?って
メス鹿なのに声がオスって!なんだか愉快になってしまいました。
ドラマのおっさん声の鹿、あれって適役だったんだねぇ。
無事大団円で続きを感じられる終わり方だし。

すぱーっと読めるし。
今度はこの人の作品、ちゃんと自分で買おうかなと思いました。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする