ポンペイ展に行ってきました。
ポンペイ展に行って思ったのが、「歴検のあとでよかった」ということです。
世界史の勉強をしたあとでよかったと思いました。
なぜなら、世界史をわかったうえで見ると、「あっ!ここ進研ゼミで出た!」もとい、
「参考書で見た!」ところに気づき、より深く鑑賞することができたからです。
「あ~あの人ね!」、「あ~あの時代ね!」と言う感じに。
ポンペイとは、古代ローマ時代に存在した都市のことです。現在も地名は残っています。
場所はイタリアの中南部、ナポリの下あたり。
当時、近くにヴェスヴィオ山という山があり、その山が紀元79年に噴火をしました。
当時ポンペイに住んでいた人々の中には、逃げ遅れた人もおり、
人の身体のまま火山灰に覆われて、そのまま人型のまま固まってしまいました。
月日が経ち、人の身体が腐食して中身がなくなると、降り積もった火山灰は
セメントのようにその形だけを残し、人の形をした石膏像のようなものができあがりました。
話には聞いていたし、ネットでも画像を見ていましたが、
実際に目にすると、その形があまりにもリアルだったので、息を吞みました。
普通にうつ伏せになってるんだもん。今にも動き出しそうな形で。
わりと序盤でその像が出てきたので、後半もこんな感じなんかなと思ってたら、
噴火の壮絶さを物語るというよりは、そこにいた人々の暮らしを紹介するものになっていました。
見る前は、怖い展示になるんかなと思ってたんですが、全然怖くなかったです。
後世には、その石膏像の方がインパクトが強くて、そちらの方に目がいきがちですが、
噴火前には確かにそこ(ポンペイ)に人が住んでいたことを物語っていた展示になっていました。
ちなみに、私は炭化したパンが好きすぎて炭化したパンのマグネット×2、炭化したパンのポーチ、
ポンパン(炭化したパンのように作ったパン)を購入しました。
めちゃくちゃ可愛い。ほんとはクッションも買おうかなと思ったんですが、5000円近くしたので泣く泣く諦めました。
また、何故かポムポムプリンともコラボしていたり、ジョジョのパネルが置いてあったりしてなんだか愉快な展示でした。
ま、まぁ私が惹かれたのはどちらでもなく、「殺人分析班」シリーズの「石の繭」の影響なんですけどね・・・。
帰りは紅葉を撮って帰ったりして楽しい休日でした。めでたしめでたし。