この前(と言っても数日前)、会社から帰って来ると、
祖母に「ちょっと、ちょっと」と言われ、耳を貸しました。
聞くと、「お父さんがね……、」と神妙な顔して言うので、
焦って「え?なん!?なん!?」と妙にドキドキして先を急かしました。
真っ先に思い浮かんだのは、父が警察沙汰に巻き込まれた、
まさか犯罪を犯したのか!?ということでした。
父に限ってそれはない、と信じたい、だから早く続きを聞かせてくれ…!と思いました。
すると、話の内容は父に関してではなく、母についてのことでした。
父の潔白を安心したのも束の間、
聞けばここ数日で母の容体が悪くなったとのこと。
以前もそんなこと言って大したことなかったやん、と言ったのですが、
今回は母方の祖母と叔父にも連絡したそうで。
これは本当に危ないかもと思いました。
今日聞けば、父は会社にも連絡したそうで、
私にも会社に一応言っておけと言われました。
会社の人や友人には殆ど話したことはなかったのですが、
私の母は持病があり、家で寝たきりの状態です。
母の事を聞かれても、お茶を濁してきました。
哀れまれるのが嫌だったからです。
寝たきりとはいえ、隙あらばベッドから転がり落ちて
雑誌を読んでいたり、冷蔵庫の食べ物を漁って食べていたりしたので、
私はあまり病人という目では見ていませんでした。
寝たきりだとしても、普通の人と感じること、見聞きすることは変わらないし、
ここまでゴロゴロ動いていれば、いやでも病人扱いできませんでした。
しかし、正直、放置していたところはあります。
主な介護は父に任せ、その他の世話は訪問看護の看護師さんや
リハビリの先生、ヘルパーさんに任せていました。
そういう方たちが毎日ひっきりなしにやって来るので、
私に出来ることはほぼありませんでした。
出来る事はないけど、話しかけることくらいは出来たはずなのに、
私はいつからか、それをしなくなりました。
多分、話しかけても何の反応も得られなくなった頃からかと。
それと、やはり身近にいるからかなと思います。
病院に入院していた頃は結構話しかけてたと思うんですが、
家にいると毎日顔を合わせるわけですから、わざわざ話しかける必要もなくなったのかと。
私に母のためにできることは、ただ家の掃除とごみ出しくらいでした。
あとは全部、他人任せにしていました。
だから、母方の祖母に「お母さんをよろしくね。お母さんは病気やけん、助けてやってね」と言われる度に
心苦しく思っていました。
こういう時にならないと、人は人のことを気にかけないんですね。
こうなる前より、今の方が母のことを気にかけているような気がします。
父には遅かれ早かれ、必要になるから、礼服を買ってこいとも言われました。
何買ったらいいか分からないので、とりあえず青山で一式買ってこようと思います。
明日からは、母のいる隣の部屋で寝起きし、何かあれば看護師さんに電話しろと言われました。
父の手際の良さには驚きました。
こういう事態はずっと先のことだと思っていたのですが、
父が落ち着いているお陰か、私も一応の覚悟は出来ました。
これから数か月はちょっと落ち着かない日々となりそうです。
祖母に「ちょっと、ちょっと」と言われ、耳を貸しました。
聞くと、「お父さんがね……、」と神妙な顔して言うので、
焦って「え?なん!?なん!?」と妙にドキドキして先を急かしました。
真っ先に思い浮かんだのは、父が警察沙汰に巻き込まれた、
まさか犯罪を犯したのか!?ということでした。
父に限ってそれはない、と信じたい、だから早く続きを聞かせてくれ…!と思いました。
すると、話の内容は父に関してではなく、母についてのことでした。
父の潔白を安心したのも束の間、
聞けばここ数日で母の容体が悪くなったとのこと。
以前もそんなこと言って大したことなかったやん、と言ったのですが、
今回は母方の祖母と叔父にも連絡したそうで。
これは本当に危ないかもと思いました。
今日聞けば、父は会社にも連絡したそうで、
私にも会社に一応言っておけと言われました。
会社の人や友人には殆ど話したことはなかったのですが、
私の母は持病があり、家で寝たきりの状態です。
母の事を聞かれても、お茶を濁してきました。
哀れまれるのが嫌だったからです。
寝たきりとはいえ、隙あらばベッドから転がり落ちて
雑誌を読んでいたり、冷蔵庫の食べ物を漁って食べていたりしたので、
私はあまり病人という目では見ていませんでした。
寝たきりだとしても、普通の人と感じること、見聞きすることは変わらないし、
ここまでゴロゴロ動いていれば、いやでも病人扱いできませんでした。
しかし、正直、放置していたところはあります。
主な介護は父に任せ、その他の世話は訪問看護の看護師さんや
リハビリの先生、ヘルパーさんに任せていました。
そういう方たちが毎日ひっきりなしにやって来るので、
私に出来ることはほぼありませんでした。
出来る事はないけど、話しかけることくらいは出来たはずなのに、
私はいつからか、それをしなくなりました。
多分、話しかけても何の反応も得られなくなった頃からかと。
それと、やはり身近にいるからかなと思います。
病院に入院していた頃は結構話しかけてたと思うんですが、
家にいると毎日顔を合わせるわけですから、わざわざ話しかける必要もなくなったのかと。
私に母のためにできることは、ただ家の掃除とごみ出しくらいでした。
あとは全部、他人任せにしていました。
だから、母方の祖母に「お母さんをよろしくね。お母さんは病気やけん、助けてやってね」と言われる度に
心苦しく思っていました。
こういう時にならないと、人は人のことを気にかけないんですね。
こうなる前より、今の方が母のことを気にかけているような気がします。
父には遅かれ早かれ、必要になるから、礼服を買ってこいとも言われました。
何買ったらいいか分からないので、とりあえず青山で一式買ってこようと思います。
明日からは、母のいる隣の部屋で寝起きし、何かあれば看護師さんに電話しろと言われました。
父の手際の良さには驚きました。
こういう事態はずっと先のことだと思っていたのですが、
父が落ち着いているお陰か、私も一応の覚悟は出来ました。
これから数か月はちょっと落ち着かない日々となりそうです。
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