Accumulation journalière

とある社会人の日常と夢への道のり。時々月に還ったうさぎ🐰のことも。※画像を使用する場合はひとことコメント下さい

今も昔も

2021年10月27日 23時06分00秒 | 日記

先週、つたやでDVDを物色していました。

一度劇場で見ていた「虐殺器官」というアニメ映画を一本、続編を観れていなかった「IT END」、

あのパッケージがばかうけにしか見えない「メッセージ」、そして前々から借りたいと思っていた

「ストーリーオブマイライフ 私の若草物語」の4本です。

ぶっちゃけメッセージは見れそうにないので、また借りないといけません。

若草物語は、借りたいと思いつつも、なかなか旧作にならなかったので、旧作になるのを、つたやに行く度に待っていました。

そして先週、ようやく旧作の棚に移動したのを見てさっさと借りました(笑)。

若草物語といえば、有名な4人姉妹の物語です。が、私は古い海外文学ということで敬遠しており、

学生の頃、一度も読んだことはありませんでした。

ですが、映画は最近製作されたということもあり、全体的に画が綺麗で、今のところ物語も面白く見ています。

原作は現代人でも感情移入しやすいように工夫しているのか、登場人物の考え方は、結構現代的な部分も見られました。

結婚をとるか、仕事を取るか。女性はまだ社会進出ができていない時代のことなので、生活していくには結婚して旦那に養ってもらうのが一般的でした。

お金持ちとの結婚に憧れたり、もし結婚したとしても、お金を持っていない人と結婚するとどうなるのか…など。

(原作もそうなっているのかは分かりませんが)

調べたところ、原作は150年ほど前に出版されたようですが、もし原作も映画と同じように、現代を生きる人の悩みに通ずるものなら、読んでみたいと思いました。もしそうだとしたら、作者は先見の明があるとしかいえません。

 

そしてこの4姉妹がみんな魅力的なんですよね。

長女のメグ。次女のジョー。三女のベス。四女のエイミー。

誰か一人欠けても、この物語は成り立たなかったと思います。作者の自伝的な小説らしいですが、いや~、実際にこんな家族がいたら毎日が楽しそうだな。

うちは女きょうだいがいないので、羨ましいです。お姉ちゃん欲しかったッス。

女性がまだ思うように活躍できない時代の、女性作者が描いた、女性たちの物語なので、

自立とか自分らしく生きるというのがテーマなんだろうなと思います。面白い。

 

今自分が悩んでいることが、昔の人も同じことで悩んでいたのだと分かったとき、時代が変わっても変わらないものがあると思えたり、解決策が見いだせたりするのかなと思いました。

昔の人の悩みを知るのって、こう言っちゃあ不謹慎かもしれませんが、面白いのかもしれません。

太宰治はずっと金ないって言ってたりとかね。

悩みの解決策は、案外昔の小説にヒントが載ってたりするのかな~


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