Accumulation journalière

とある社会人の日常と夢への道のり。時々月に還ったうさぎ🐰のことも。※画像を使用する場合はひとことコメント下さい

私にとっての自己啓発本

2021年01月25日 00時28分43秒 | 日記

寝る前にこれだけは言わせてください。

「ここは今から倫理です。」という漫画おすすめです。

ドラマも今NHKでやっています。(私はまだ見ていませんが…

ただ、原作漫画を読むときに注意してほしいのが、

1話目冒頭からちょっと教育上よろしくないシーンが描かれます。その後、人によっては嫌悪感を示すシーンも何度かあります。

むしろなんでこんなきわどい話を冒頭に持ってきたのか謎ですが…。

私がおすすめしたいのは当然そこじゃなく、とても考えさせられる内容だからです。

思春期のうちに、あるいは生きていく上で一度はぶつかる疑問について、

主人公の高柳先生が昔の学者の言葉を引用しつつ、倫理を用いて答えを出してくれます。

一応舞台が高校なので、高校生が抱える問題を解決していく感じにはなります。

この本を読んで、私は中高生の時にこの漫画に出会いたかったなあと思いました。

大人からしたら、何だそんなことかって思われるような悩みをいくつも抱えていた思春期の頃に。

私の学校では倫理はカリキュラムに含まれてはいなかったけれど(多分教えられる先生も少ない)、

選択科目にあったら興味本位で選んでいたかもしれない。

結果、今まで学ぶことはなかったのですが、ここに来て、この歳になって学んでみたいと思うようになりました。

倫理学についてはまだ何も知らないのですが、登場する学者の名前を見る限り、少し哲学寄りの学問なのかな…と思いました。

 

そして、何より主人公の高柳先生が、“あの先生”に似ている気がしました。

いや、よく見たら全然違うんですけど…。

あの授業シーンを読んでいると、淡々と難しい言葉を話す先生がどうしても重なって見えて…orz

それと同時に、今の自分は何やってるんだろうなと恥ずかしくなりました。

夢にも追いつけてない、努力もしていない、家で何かを為すこともなく、無為に過ごしている今を見て…。

今のままじゃだめだな、と思わされました。変わらないとダメだと。

楽する方ばかりに流れて、学ぶことをやめてしまっている。

今の状態を先生に見せられるか?…そう思ったら、自分が情けなくなりました。

だから、今日から少しずつでも変わろうと思いました。

 

私にとっては、この「ここは今から倫理です。」は一種の自己啓発本だったのかもしれません。


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