先ほどの記事でドラマDVDの話をしましたが、借りてきたタイトルは「石の繭 殺人分析班」というタイトルで、
シリーズものの第1作です。
この作品では、上司も男・先輩も男・周りもみんな男だらけのウホッ・・・組織の中で、
紅一点、主人公の新米女性捜査官・如月が凶悪犯罪に立ち向かう姿が描かれています。
如月役の木村文乃さんがとても演技が上手くて、本当の新入社員のように見えるんです。
すみませんと何度も謝ったり、おずおずと意見を述べたり。
ただ、回りから「お嬢ちゃん」と呼ばれたり、「声が小さい!」と注意されたり、女性だと侮られたりすることも。
見ていてなんだか同情してしまって…(´;ω;`)ウゥゥ
新米というのと、唯一の女性捜査官ということもあり、言い返せないことも多く…
遺体を見てゲロ吐いたり悲鳴を上げたり腰抜かしたりします。
指導役の先輩も厳しいし、(表立ったことはしないけど)さりげなくフォローしてくれたり気遣ってくれたりします。
ただ、それも彼女にとって今回の事件は重すぎると感じているからだったり(如月は今回の事件が初めての担当)。
何か、もう応援したくなる…。
PSYCHO-PASSの朱ちゃんもそうだけど、過酷な職場でガンバる新人の女刑事って応援したくなる。※朱ちゃんは最終的には朱様になる
「ミステリと言う勿れ」の風呂光さんも応援したくなる。がんばれ。
私は半分女を捨てた身ではありますが、女性には、男に負けず、強くあってほしいなと思います。
この前の電車での刃物での傷害事件も、またコンプレックスをこじらせた男が女性を一方的に刺してますよね。
昨年、地元でもショッピングモールで女性を刺した男がいました。
何できまって狙われるのはいつも女性や、弱い立場の人なんだろう。
もしかしたら、男を狙って刺そうとした奴もいたかもしれないけど、それは未遂で終わったのかもしれない。
未遂で終わったものはあまり大々的に報道されないから、起こったのかどうかは知りようがない。
ドラマやニュースを見て思ったんですが、やはり女性って不利な立場に立たされることが多いなって。
そして、男性はコンプレックスを抱えやすい。そしてそのはけ口を、弱い立場の人に向けることが多い。その最たる例が女性。
ニュースになっていないだけかもしれませんが、女性が怒りのはけ口を求めて、無差別に殺傷するニュースってあんまり聞かないですよね。なんででしょう。
5ちゃんのまとめとかで、女に生まれた時点で人生イージーモードとかいう書き込みを見たりしますが、
やはり男性って、女性が思うよりプレッシャーやらコンプレックスを抱えているものなのかもしれません。
そして事件を起こす人は、孤立気味な人が多い。他人との関係を上手く築けない人が多いのかも。
女性は回りに相談したり、相談相手を見つけることが上手いけど、男性は一人で何とかしようとしがちな気がします。
今までなら、女性目線で、女性の立場を考えろと思ってたかもしれませんが、
それだとやはりものの見方は偏って、一生理解し得ないと思います。
はっきり言って、昔みたいに、男は何でも抱え込めるほどどっしりしてないし、強くない。
逆に女性も昔みたいに、男や夫に依存しなくても生きていけるし、口ではきっと男性より強い。
けど、それでも腕力では敵わないのが女性です。
女性を傷つける男は、女性がいくら口や立場が強くても、最終的には力を誇示すれば屈服すると思ってやっているのだと思います。
それは一番やっちゃいけないことですよね。戦争と一緒です。
何も反論したり、為すすべがなくなった時、人は暴力や力に走るんだと思います。正攻法じゃ一生勝てないから。
でも、世の中にはカタギの世界じゃ生きていけない人がいるんですよね。「龍が如く」や、元・あっち系の人の本を見て知りました。
正攻法じゃ勝てない相手を、力でねじ伏せる。
倫理的には正しくないんでしょうけど、それが正か誤か、一概には決められません。クーデターとかそうですし。
もう何が言いたかったのか分かんなくなってきました。
とにかく、もう女性を一方的に傷つけるような事件は起きてほしくないと思います。
そして、女性は性別を理由にひるむ必要はないと。
男性には、コンプレックスやプレッシャーを感じた時、そのはけ口を弱い立場の人に絶対に向けてはいけない。
それは自分一人で解決できないものなら、回りを頼れと。孤立するなと。お前はそんなに強くない。
そして、社会には、男性はこうあるべき、女性はこうあるべきという暗黙の了解を
押し付けるのを改めるべきだと。
お盆の最終日に何を語っているんだろう、私は。
でも何か大体言いたいことを言い終わった気がする。
今年は何の手伝いも出来ずせず、手を合わせただけだけど、
ひいじいちゃん・ひいばあちゃん・お母さんは無事あちらへ帰りついただろうか。
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