Hasedera Temple, Sakurai City, Nara Pref.
さてさて、「花の御寺」と呼ばれる長谷寺にやって来たのですが、12月中旬から2月上旬までの間にも
この季節ならではの花を楽しむことが出来るんですよ。
初夏の牡丹と同様、仁王門から入ってすぐの下登廊の両側に冬牡丹が並びます。
厳しい寒さが続き、花の少ないこの時期に見事な姿を見せてくれる冬牡丹。冬の長谷寺の主役と言えるかもしれません。
植物を霜や雪から守る藁の囲いなのですが、これを「わらぼっち」と言います。
わらぼっちがひと株ごとにかぶせられた様子は、帽子をかぶっているようでもあり、小さな家のようでもあり、
とても愛らしく、目を楽しませてくれるんです。
本来、牡丹は4月下旬~5月が見ごろなのですが、この時期に咲いている牡丹は「冬牡丹」や「寒牡丹」と呼ばれています。
以前に調べたのですが、青々とした葉を携えているのが「冬牡丹」、花だけなのが「寒牡丹」だそうです。
「冬牡丹」は春に咲く牡丹を温度管理などにより“春だよ”と思わせて冬に咲かせたものなんですね。
この時期に長谷寺で見られるのは、葉がたくさんあるので「冬牡丹」ということですな。
「冬牡丹」は春に咲く品種を人工的に冬に咲かせているので、寒さに弱いためにわらぼっちなどで覆われているんですね。
ワタクシ、わらぼっちに覆われた冬牡丹はいつ見ても可愛いなぁって思うんですね。
ここは本堂ですが、びんずるさんの像がシルエットになり、絵になるんですよ。
背景が新緑の緑、紅葉の赤になるときは、一層美しさが増すんです。また新緑の時期に訪れないといけないですね。
https://blog.goo.ne.jp/harigatake1961/e/37a56644c2b19b85088f30fd69862f7a
磨き抜かれた本堂の床。この床の美しさもワタクシは大好きなんです。その床に五色幕が映り込むんですよ。
ちなみにこの五色幕ですが、青、黄、赤、白、黒(紫)という色には意味があるんです。
この五色はお釈迦さまの教えを表していて、青はお釈迦さまの髪の色、心の落ち着いた状態[禅定]を。
黄は体、何事にも動じない姿[金剛身]を。赤は脈々と流れるお釈迦さまの血液[常の精進]を。白は清らかな歯で[清浄心]を。
黒(紫)はお釈迦さまの衣(お袈裟)の色で、何ごとにも堪え忍ぶ[忍辱]を表しているそうなんです。なるほどねぇ。
使用したカメラ:1、2、8枚目はFUJIFILM X-T30、他はFUJIFILM X-Pro2
奈良は内陸部の盆地なので、冬になると朝晩の冷え込みが厳しいんですよ。
天気予報を見ていても、冬場の最低気温は大阪よりも常に2〜3℃低いんです。
この日はグッと冷え込み、おそらく氷点下だったとは思うのですが、お寺には凛とした冷気がふさわしい気がします。
ブログランキングに登録しています。こちらをクリックしたいただくと嬉しい限りです。
にほんブログ村
さてさて、「花の御寺」と呼ばれる長谷寺にやって来たのですが、12月中旬から2月上旬までの間にも
この季節ならではの花を楽しむことが出来るんですよ。
初夏の牡丹と同様、仁王門から入ってすぐの下登廊の両側に冬牡丹が並びます。
厳しい寒さが続き、花の少ないこの時期に見事な姿を見せてくれる冬牡丹。冬の長谷寺の主役と言えるかもしれません。
植物を霜や雪から守る藁の囲いなのですが、これを「わらぼっち」と言います。
わらぼっちがひと株ごとにかぶせられた様子は、帽子をかぶっているようでもあり、小さな家のようでもあり、
とても愛らしく、目を楽しませてくれるんです。
本来、牡丹は4月下旬~5月が見ごろなのですが、この時期に咲いている牡丹は「冬牡丹」や「寒牡丹」と呼ばれています。
以前に調べたのですが、青々とした葉を携えているのが「冬牡丹」、花だけなのが「寒牡丹」だそうです。
「冬牡丹」は春に咲く牡丹を温度管理などにより“春だよ”と思わせて冬に咲かせたものなんですね。
この時期に長谷寺で見られるのは、葉がたくさんあるので「冬牡丹」ということですな。
「冬牡丹」は春に咲く品種を人工的に冬に咲かせているので、寒さに弱いためにわらぼっちなどで覆われているんですね。
ワタクシ、わらぼっちに覆われた冬牡丹はいつ見ても可愛いなぁって思うんですね。
ここは本堂ですが、びんずるさんの像がシルエットになり、絵になるんですよ。
背景が新緑の緑、紅葉の赤になるときは、一層美しさが増すんです。また新緑の時期に訪れないといけないですね。
https://blog.goo.ne.jp/harigatake1961/e/37a56644c2b19b85088f30fd69862f7a
磨き抜かれた本堂の床。この床の美しさもワタクシは大好きなんです。その床に五色幕が映り込むんですよ。
ちなみにこの五色幕ですが、青、黄、赤、白、黒(紫)という色には意味があるんです。
この五色はお釈迦さまの教えを表していて、青はお釈迦さまの髪の色、心の落ち着いた状態[禅定]を。
黄は体、何事にも動じない姿[金剛身]を。赤は脈々と流れるお釈迦さまの血液[常の精進]を。白は清らかな歯で[清浄心]を。
黒(紫)はお釈迦さまの衣(お袈裟)の色で、何ごとにも堪え忍ぶ[忍辱]を表しているそうなんです。なるほどねぇ。
使用したカメラ:1、2、8枚目はFUJIFILM X-T30、他はFUJIFILM X-Pro2
奈良は内陸部の盆地なので、冬になると朝晩の冷え込みが厳しいんですよ。
天気予報を見ていても、冬場の最低気温は大阪よりも常に2〜3℃低いんです。
この日はグッと冷え込み、おそらく氷点下だったとは思うのですが、お寺には凛とした冷気がふさわしい気がします。
ブログランキングに登録しています。こちらをクリックしたいただくと嬉しい限りです。
にほんブログ村
これは見事ですね。
冬は、花が少なく、殺風景になりがちですが、上手いこと考えましたね。
こういう風物詩が見られるなら、多少寒くても訪ねてみたくなります。
応援☆
今また地震がありました
なんだか怖いです
ぽち
わらぼっちというのですね。
まさに冬の風物詩ですね。
奈良の長谷寺も花の素敵な場所なのですね。
蓑をかぶった冬牡丹の姿がとても可愛いです。
わらぼっちと呼ぶんですね~。
冬牡丹や、寒牡丹って呼び名も知らなかったし、
五色幕の色の意味も知らなかったわ。
勉強になります。
びんずるさんを絡めた写真、素敵です。
凸
この時期の長谷寺さんへは、
行ったことありませんから今も、
それも興味深く絵を見せてもらってる。
そうでしょうまだ牡丹が観られました。
この薦かぶりが風情が何しろありますから。
花ももう終わる頃なんでしょうか・・。🤩
花の御寺、わらぼっちが整列してる風景もいいですね
その中の冬牡丹も綺麗です
冬牡丹と寒牡丹の違いは初めて知りました
五色の幕の意味もです
新緑の頃もぜひ見せて下さい<(_ _)>
牡丹は笑の中で暖かに〜
まるでお姫様です。
凛とした冷気が伝わってきます。凸
@☺@{フォト日記・ブログ}~素敵な寒牡丹を見せて貰い感謝です!・今日も👍&👏のブログですネ!
☆彡「にほんブログ村」と「👍&👏&😍」にポッチ済OK!
*👴:今朝のMyblogにお誘い<welcome👇>
☆彡今日は嬉しいひな祭り>曾爺と曾婆の二人で宮島雛祭り!を再投稿しましたので一緒に歩いた気持に成って頂ければ嬉しいです。
*🎥を見て頂いた感想コメントもよろしくお願いします。
🔶お互いに今日も元気で頑張りましょ~👋・👋!
いいですね
神戸の相楽園でも見たことがあります
そうそう寒牡丹と言っていました
五色の幕の意味ですね
これで5月の牡丹の花まで楽しめますね~