Doukaiwan Bay, Tobata Ward, Kitakyushu City, Fukuoka Pref.
さてさて、この日(8月12日)のワタクシの目的は福岡県北九州市へ行き、かつて石炭の積み出し港として賑わった
若松を訪ねることでした。若松に行くには若戸大橋という橋を渡るか、若戸トンネルを通って行くのが一般的ですが、
ワタクシは石炭で賑わった時代の雰囲気を感じたく、戸畑区から若松区へ渡船に乗って向かうことにしました
。

JR戸畑駅前の駐車場に車を停め、渡船乗り場に向かいます。正面に若戸大橋が見えます。
今は寂れた感じがするこの通りも、石炭産業が盛んな時代には大いに賑わったことでしょう
。

こういう旅館が何軒かありました。石炭の積み出しで働く港湾労働者の宿だったのでしょうか
。

地図を見ていただければわかるように、若松区は洞海湾の北に伸びる半島にあります。
戸畑区と若松区を結ぶこの若戸大橋が1962年に完成しました。いまではこういう橋は珍しくは無いでしょうが、
当時は東洋一の長さの吊り橋で、日本の長大吊り橋の先駆けになったんですよ
。

対岸の陸地が若松区になるのですが、ワタクシ、目の前の洞海湾を見て感慨深いものがありました。
というのは、ワタクシが小学生だった頃、公害が社会的な問題となりました。
若松・戸畑・八幡で囲む内海の洞海湾は工場の出す廃液などでどんどんと汚れていき、「ヘドロ」がたまっていきました。
そして、洞海湾は魚も住めない、「死の海」とよばれ全国的に悪いイメージで有名になりました。
しかし、現在は工場や北九州市の努力もあり、洞海湾はきれいな海へと生まれ変わりました。
小学生の時に見た茶色い色をした洞海湾の写真が強烈な印象に残っているワタクシは、
目の前の青い色をした洞海湾がワタクシが写真で見た海とは同じものだとは思えなかったのです
。

ワタクシは若戸渡船に乗り込みました。渡船の乗船料金は100円。自転車も船には積み込めるので、
今でも通勤や通学に利用する人が多いようですね
。

船の上から戸畑側の海岸部を眺めてみました。日本水産のレトロなビルがいい感じですね
。

乗船時間はわずか五分ほど。あっという間に対岸の若松に到着します
。

ではでは、石炭の積み出し港として大いに賑わった若松を散策するとしましょうか
。
使用したカメラ:2、6、8枚目はFUJIFILM X-Pro2、他はFUJIFILM X-T1
2年前、かつての筑豊炭田の栄華の跡を訪ねようと、福岡県の飯塚、直方、そして若松を訪ねようとしました。
飯塚、直方を訪ねたのですが、その後豪雨になり、福岡県には大雨警報が出るほどの状態になり
若松を訪ねるのを断念したんですよ。今回は念願の若松訪問です。初めて訪れる地に行くときは、ワクワクしますね。
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さてさて、この日(8月12日)のワタクシの目的は福岡県北九州市へ行き、かつて石炭の積み出し港として賑わった
若松を訪ねることでした。若松に行くには若戸大橋という橋を渡るか、若戸トンネルを通って行くのが一般的ですが、
ワタクシは石炭で賑わった時代の雰囲気を感じたく、戸畑区から若松区へ渡船に乗って向かうことにしました



JR戸畑駅前の駐車場に車を停め、渡船乗り場に向かいます。正面に若戸大橋が見えます。
今は寂れた感じがするこの通りも、石炭産業が盛んな時代には大いに賑わったことでしょう



こういう旅館が何軒かありました。石炭の積み出しで働く港湾労働者の宿だったのでしょうか



地図を見ていただければわかるように、若松区は洞海湾の北に伸びる半島にあります。
戸畑区と若松区を結ぶこの若戸大橋が1962年に完成しました。いまではこういう橋は珍しくは無いでしょうが、
当時は東洋一の長さの吊り橋で、日本の長大吊り橋の先駆けになったんですよ



対岸の陸地が若松区になるのですが、ワタクシ、目の前の洞海湾を見て感慨深いものがありました。
というのは、ワタクシが小学生だった頃、公害が社会的な問題となりました。
若松・戸畑・八幡で囲む内海の洞海湾は工場の出す廃液などでどんどんと汚れていき、「ヘドロ」がたまっていきました。
そして、洞海湾は魚も住めない、「死の海」とよばれ全国的に悪いイメージで有名になりました。
しかし、現在は工場や北九州市の努力もあり、洞海湾はきれいな海へと生まれ変わりました。
小学生の時に見た茶色い色をした洞海湾の写真が強烈な印象に残っているワタクシは、
目の前の青い色をした洞海湾がワタクシが写真で見た海とは同じものだとは思えなかったのです



ワタクシは若戸渡船に乗り込みました。渡船の乗船料金は100円。自転車も船には積み込めるので、
今でも通勤や通学に利用する人が多いようですね



船の上から戸畑側の海岸部を眺めてみました。日本水産のレトロなビルがいい感じですね



乗船時間はわずか五分ほど。あっという間に対岸の若松に到着します



ではでは、石炭の積み出し港として大いに賑わった若松を散策するとしましょうか


使用したカメラ:2、6、8枚目はFUJIFILM X-Pro2、他はFUJIFILM X-T1
2年前、かつての筑豊炭田の栄華の跡を訪ねようと、福岡県の飯塚、直方、そして若松を訪ねようとしました。
飯塚、直方を訪ねたのですが、その後豪雨になり、福岡県には大雨警報が出るほどの状態になり
若松を訪ねるのを断念したんですよ。今回は念願の若松訪問です。初めて訪れる地に行くときは、ワクワクしますね。
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努力の積み重ねが大事ですね。
週末にまた大きな台風が来そうで怖いですね。
埼玉と群馬を結ぶ赤岩渡船は
無料です☆
乗船料金が100円なのはありがたいですねー。
地元民の足の一部なんでしょうね。
港町は雰囲気があっていいですよね。
応援☆
多くの人たちの努力があった事だと思います。
青い海に赤い橋がとってもきれいですね~
☆
工場の排油による水質汚染も気になりますが
農薬も雨によって河川を汚していることが
大きな問題になっていないことが不思議です。
それによって、生態系にも影響が出ているんですけどね。
☆。
山を登りに何度も云っていますが、何時も山だけ
街や村は、通りぬけるだけでしたが、
今考えるともったいないです。
のんびり街の中も歩いてくればよかったと思います。
たくさんの努力で生まれ変わった川、これからもずっとキレイなままでありますように。☆
若戸大橋、立派な橋ですね~
洞海湾というのは昔かなり水質が悪かったのですね。
でも今は綺麗になっているのですね~~
私も子供の頃、ヘドロというと東京湾というのがありましたが
東京湾は今も。。かなりかなぁ
ココはどうなのかな??
100円!安い~って思えちゃいますね♪
公害・・・今では滅多に聞かなくなりましたがあの頃は本当に酷かったですよね・・・
☆!
「死の海」でしたか、
その後すっかり改善されて
綺麗な海になって良かったですね^^
☆
若松だと多分どこの写真でも
わかると思うのでぇす╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !
立派な橋ですね
私が1歳の時に出来た橋とは思えません
いろいろな意味を考ながらのよっちんの旅
イイヒントになりますね
ポチ!
渡船
今でも生活の一部に
なっているのですね(*^▽^*)
☆~
渡船と言いう言葉に凄く反応しました。
まだある所はあるんですねー。
和かと大橋を下から見上げる構図がいいですね。
100円でとは驚きでした。
釧路にも昔渡船がありましたが、今は無くなりました。
私が幼少期に過ごしてた家から見えてた景色は
洞海湾だと思う若松区など
その周辺の汚い工場地帯を丘の上から眺めてました。
応援!
汚れた海がもとの青い海に戻すためには市民や企業の努力が相当必要だったのでしょうね。
これだけきれいな海も今ではプラスチックごみにかなり汚染されているようです。
生態系が元に戻るのにはかなり時間がかかるのでしょうね(*^^*ゞ
名残があるのかな
お写真楽しみです(*^_^*)★
よっちんさんらしい旅のテーマですね。
八幡製鐵所も今や世界遺産ですか。
時代の変化が早いです。
よっちんさん、前回の九州も雨でしたものね。
次回はどうか晴れてほしいです。
応援ポチリ📣📣📣
幼少の頃の海の色は余りにも
酷かったのですね!
人々の努力が実り綺麗な青い海に
蘇ったことは素晴しいことですね~
若松はどんな風景が見られたのでしょうか?
とても楽しみです(*´∀`*)
ワクワクしますよね。
いつも決めるのは私なので
面倒な時は、どうしても同じ場所に
行ってしまう我が家です。
もう少し別の場所…関西にも
行ってみたいですね。。
パパさんが退職してからになりそうですが。。
可愛い紋ちゃんに
応援 ポチッ
かつての茶色の海が...
企業の努力や行政の努力で
こんなに美しい海原に変わるんですね!
紹介下さり有難うございます。
松茸の話ばかりでゴメンナサイ!!
私松茸は年に一回食べたらそれでいいのです。
夫がいない今、実家や娘(休日)が喜んで山に入り採って来てくれます。
助けて貰ってる人に..おすそ分けして歩いてます好きな人は顏がほころんでます!
以前は死の海と言われてたところが、キレイな青色に…
それは感慨深い思いがありますね。
大きな吊り橋も、雰囲気があって素敵です。
初めて行かれるところは、どんなところか興味津々ですね!
渡船も味があっていいなぁ♪
凸
神戸はやはり九州に行くのが近いから
それに最近はすべて新幹線で行けますものね。
☆
昔は海にもいろいろ流されたのでしょうね
どのようなところかわくわくしますね
ぽち!!
内容と違うコメントで
ごめんなさい!
よっちんさんのブログで紹介していた
「潮里荘」今日から予約開始でした。
無事に希望日に予約できました。
今から楽しみです…^^♪
紹介して頂き有難うございます。
☆
今では大つり橋はあちらこちらで見ますが先駆けだったのですね
初めて訪れる場所ってわくわく感いっぱいですよね
楽しみです!
応援ぽち!
ウキウキ気分が、伝わってきます。
かつては、炭鉱で賑わった街に、車ではなく船で。
さすがです。
それにしても、乗船代が安いですね!
利用客が多いから、大丈夫なのかな?
凸
赤がくっきりでした。
やはり若戸大橋は今でも
シンボルですね。
私もお習字をリビングで自主練習
していたことがあります。
小学校の頃習っていたのですが…。☆
しかも100円とは(^^ゞ
昔、義経さまを追っての旅で
如意の渡し舟に乗ったことがあります!
応援☆
初めて訪れる土地
わくわくしますね
その気持ちわかります♪
苦しみも悲しみもすべて
置いて旅立つのだ…とい
う港景色にポチッ。あら
もう着いたの。
市街の方が親御さんと車で
来られる方が多い良いな~
ポチ (^^)/
日本はほんと広いなぁと改めて感じます
ワクワクする中・・どんな光景が
待っているでしょうか^^
地図で確認すると珍しい地形の湾ですね。
湾のイメージとは違う地形ですが
確かに湾ですね。
北九州工業地帯の中心地みたいで
公害も大変だったでしょうね。
それがこのような綺麗な海になったとは
まさに奇跡の復活劇のようです。
某国にも見習って欲しい教科書のような湾ですね。