あまの鍼灸院ブログ

鍼灸院での毎日の様子をアップしています。
鍼灸院ってどんなところ?と知っていただけたらうれしいです。

またまたおかえりモネのお話

2021-09-16 20:33:00 | 日記・エッセイ・コラム
こんにちは🌞台風が近づいているとは思えないぐらい良いお天気に恵まれましたね。
今朝の放送のNHKの連続テレビ小説「おかえりモネ」
今日にぴったりの放送でしたね。

昨日の放送では、、「医者と気象予報士は似ていると思いますよ」と言われてい
ましたが易経にはじまる、自然科学から生まれた東洋医学は全くその通りだと嬉しくなって手を叩きたい衝動に駆られました。

以前にも紹介しましたが、東洋医学では自然界を大宇宙ととらえ、身体を小宇宙としてとらえています。
自然界(大宇宙)に、四季や風雨寒暑があり、その過不足により、災害が起こるように、
身体(小宇宙)も四季や風雨寒暑の過不足(太過・不及)により、五臓六腑に影響を与え各種疾病を引き起こすのです。
当院の患者様の中には、南の海で台風が発生した途端に体調を崩して来院される方もいらっしゃいますよ。

本日の放送では、「私達気象班が伝えるべきは、起こったことじゃない、これか
ら起きること。これから一番危険な所はどこか、防ぐべき被害は何か。私達の仕
事はこれからおきようとしている被害を最小限にくい止めることです」 と言われていました。

これもまた、鍼灸治療(脉診流・経絡治療)における「治未病=未だ病まざるを治す」予防医学の考え方と合い通じます。
西洋医学は病名に基づく医学ですが、東洋医学は随証療法と言って患者様の訴える病症に対して
証(治療方針)をたてて施術する全人的治療なのです。
これを『天地人三才論』と称していますよ。

興味を持っていただけたら嬉しいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする