季節に合わせた養生法

こんにちは。今日は久し振りにお電話をいただいた患者さまが多く！

なんだかとっても嬉しい1日となりました。

10年ほど前の患者さまに、5年ぶりほどの患者さま！

「覚えていてくださって嬉しい😆」って感激されますが！

むしろ、こちらの方がその倍以上嬉しいです💕💕💕

鍼灸治療のことを覚えていてくださったこともさることながら、

お電話をくださったということは、少なくともどこかに電話番号を控えていてくださったのか、屋号だけでも記憶に残していただいていたということですからね。鍼灸師冥利に尽きます！

本当にありがとうございます😊

今日は午後から、名古屋市立大学薬学部の学園祭のなかで行われている、

東洋医学の市民講座に出かけてまいりました！

「がんサポートケアと漢方医学」と「季節の養生と生薬」のお話を、

東洋医学科のドクターから今の現場でのお話を交えながら、伺うことができました。

病院で、西洋医学とどのように併用されているのか？どちらの病院でも鍼灸治療も行われているということで、

まだまだ少数ではありますが、医療の現場でも鍼灸が広まっているのだなと感じることができました。

今の季節は秋ということで、秋の養生法を色々、学んでまいりました。

人も自然界の一部ですから、秋には積極的に動きまわるよりも少しずつ活動量を減らしていき、

早寝遅起きに近づけていき、秋に取れる果実や種子をいただくようにして！

蓄える時期に入りますので、少し肥っても良い！というお話でした。

食欲の秋。味覚の秋。寒い冬に向けて、少しため込んでも良いとのことです！

なんでも度が過ぎてはいけませんが、季節に合わせるということが東洋医学の基本です。

今どうするべきか悩んだ時は、ぜひ自然界の営みに目を向けていただきたいのです。

もっと簡単に考えると「自然」な暮らしを心がけていただくことが一番の養生です。

夜遅くまで電気を点けて起きているのは「不自然」

真夏は日が長いので、日の出も早く早起きになるのは「自然」

もっと言えば、昼間に起きているのが「自然」で、夜になったら寝るのが「自然」。

昼間に寝ているのは「不自然」で、夜中じゅう起きているのは「不自然」ですよね。

養生の基本は、自然界に習うことからはじまります。

難しいようなイメージがあるかもしれませんが、「自然」か「不自然」かを

少し立ち止まって考えてみてください。名答が思い浮かぶと思います！

そして、今日のお話でも養生の大切さにふれておられました！

先ずは、意識することからはじめてみませんか？