白馬岳から唐松岳

こんにちは🌞今日は、日曜にもかかわらず

多くの患者さまにお越しいただきありがとうございました😊

毎週日曜日は、院長の自伝です。

台風の通過で日程を１日遅らせ８月１２日から１４日迄とする。
アイゼンを履き、大雪渓に挑戦。初めての雪山に足取りも軽く真っ直ぐに登る。
天気は上々、雪の上でも汗がにじむ。
雪渓を登り終えた所で、ｋ氏が踏みしめられた登山道から外れ新雪を紙コップに
集めている。え！　何してるの？　
内緒で持って来たゆで小豆を紙コップの雪の上に入れ氷金時ならぬ雪金時としゃ
れこむ。疲れた体に雪の冷たさ、小豆の甘さがマッチして雲上人にのみ味わえる
格別の味であった。
一休みした後、石のガレ場に足を取られながら登ると、小雪渓に出る。例年なら
ここは、右にトラバースして行くが今年は、雪が多いので再びアイゼンを付けて
直登し、雪渓を上り終えたところで登山靴に履き替える。
お花畑の中をさらに登り、午後4時30分に頂上宿舎に到着。

「ねー！あれって富士山じゃない？」UさんがリーダーのK氏に聞く。

「そうそう、その左側に見えるのが八ヶ岳」

さらに北の方に目を移すと、日本海までも一望できる３６０度のパノラマ展望だ。

頂上宿舎前のクラシック音楽の流れるガラス張りのデラックスなレストランで乾杯のビールを飲みながらKさん
の説明に耳を傾け、眼の見えた頃に見た山の景色をだぶらせながらその景観を脳裏にインプットする。

もしかしたら友が見ているそれよりももっともっと美しく……。

次週に続く