こんにちは😃スタッフの上野です。
段々と梅雨らしい気候になってきましたね。
この間、患者様と「つくしんぼって美味しかったよね」というお話をしていました☺️
季節は少し過ぎてしまいましたけれど、写真は母方の実家に生えていたつくしです。
人気のないところで、天に向かって真っすぐに伸びていました。
『書経(尚書)』洪範篇によると、
東洋医学の五行学説(木火土金水)には性質があることが書かれており、それぞれ、
木︙曲直(きょくちょく)
草木が日に向かって真っすぐに、また障害物を避けて曲がりながらも成長する様子
火︙炎上(えんじょう)
炎が上に向かって燃える様子
土︙稼穡(かしょく)
土が農作物を育てる様子
金︙従革(じゅうかく)
金属が人の手に従い加工されて形を 変える様子
水︙潤下(じゅんか)
水が高きから低きへと流れ、潤す様子
と呼ばれています。そして五行論は、この5種類が世界を構成する要素だと捉えており、ものの本質を表すとしています。
この五行論は院長が脈診して最初に手足のツボを選んで鍼を施している基礎理論です。
『本治法』(ほんちほう)と言われ、五臓六腑のバランスを取り、
『本治法』(ほんちほう)と言われ、五臓六腑のバランスを取り、
生命力・免疫力を高める最も大切な治療なんですよ。
(実は鍼灸学校では教えていただけませんでした。
当院に勤めて三ヶ月になりますが、少しずつ経絡治療の素晴らしさを感じています。)
ちなみに、患者さんの訴える場所に鍼を施すのは『標治法』(ひょうちほう)と言われています。
ちなみに、患者さんの訴える場所に鍼を施すのは『標治法』(ひょうちほう)と言われています。
つくしのような植物は、土によって稼穡されると同時に、つくしそれ自体は木の性質を持ち、すくすく育っていますね😀
私たちも、6月の雨や湿気に負けずに!😳真っすぐに、日々成長していきたいものです🌼
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