こんにちは😃今日は蒸し暑い1日となりました。
梅雨前線が、近づいているせいだそうですね。
気がつけば、5月も最終週。
梅雨入りが目の前に迫っているのかもしれません。
気象庁の3ヶ月予想も出ましたね!
これから本格的な大雨シーズンがはじまると言われていました。
準備もきちんとしておきたいものです。
さて、先日捻挫の鍼灸治療について書かせていただきました。
先日の捻挫の患者さまは、急性期。今日捻挫した!とご来院いただいた方でした。
今日は、捻挫のあとしばらく整形外科への通院を続けられ、
それでも痛みがなかなか治らないので。。。とご来院いただいた慢性期に移行したあとの患者さまです。
先日の患者さまのように、一度の治療で翌日にはもう歩けます!
というような即効性は難しく、少しづつ痛みが和らいでいくという経過を
辿ってみえます。
確実に痛みの軽減は見られますが、一気にスッキリとはなかなかいきません。
しかし「鍼に来るたびに胃腸の調子がどんどん良くなっていき、
ご飯が美味しくいただけるようになって、そちらの方が嬉しいです♪😊」
と仰ってくださいました。
実は、これが経絡治療と呼ばれる伝統的鍼灸治療の醍醐味です!
いつもお話ししていますが、「夜にしっかり眠ることができ、美味しく食事をいただくことができ、
お昼間にはしっかりと活動できる」ようにしていくことが、動物である
ヒトのあるべき姿です。
「腹が減っては戦はできぬ」という言葉がありますが、
運動不足や、ストレスの多い現代、「お腹が空く」ということも
なくなってきている方の多いこと!
この方も、もともと胃腸虚弱気味で「ご飯が美味しく」
ということが難しい方であったようです。
我々の身体は(エネルギーは)、食べたものからできているのです。
まさに「いのちをいただく」ことにより、活力としています。
このエネルギーのおおもとを、しっかりと消化吸収できるようにすることが
治療のおおもとになっています。
私たちの身体には「治すチカラ」がちゃんと備わっています。
これを最大限にいかすのは「美味しくいただく」ことなのですね。
これが、健康の秘訣といっても過言ではありません。
この捻挫の患者さま、捻挫も胃腸の不調も快方に向かわれ、
元気に通院されており、治療の卒業もすぐそこです!
鍼灸治療(東洋医学)は、身体全体を診ていきます。
一つの症状を治すのではなく、全体のバランス調整をして、
生命力を高めていく治療です。
このような患者さまが、たくさんおられます。
ひとりでも多くの方に、健康になっていただくために知っていただけたら嬉しいです😊
鍼灸も漢方も生命力を高める治療です!
伝統ある東洋医学の叡智をみなさまに体験していただけたら嬉しいですね😃