こんにちは、スタッフの福山です。
今日は、満月が地球の影に隠れる皆既月食が全国で見られるそうです🌕
そして、今回は月が天王星を隠す「天王星食」も同時に起こるそうで、皆既月食中に惑星食が起こる事は極めて珍しい現象だそうです😳皆さん是非、夜空を眺めて見てください✨😆✨
(治療院から見た20時頃の皆既月食です🌖)
そして今日は『い(1)い(1)歯(8)の日』でもあります🦷
日本歯科医師会が、「8020運動」の一環で1993(平成5)年に設定しています。
「8020運動」とは、生涯にわたり自分の歯で食べて楽しみ味わう事😋 自分の歯が80歳になっても20本以上保つ事を目標とした運動になります。
いい歯を保つには、歯周病対策が大切です。歯周病になると、歯が抜けるのはもちろん、がん・糖尿病・認知症などの病気やオーラルフレイル・フレイルの原因になったりするとも言われています。
フレイルとは、加齢により心身が老い衰えた状態のことを言いますが、早く介入して対策を行えば元の健常な状態に戻ることができる状態を言います。
東洋医学では、歯は骨余といわれて、腎精の滋養を受けています。
腎精とは腎の生み出す生命エネルギーの事です。なので、歯・骨を強くするためには、腎を養う必要があります。
『養生訓(ようじょうくん)』を書いた貝原益軒は、83歳で歯が1本も抜けていなかったそうで、以下のように記しています。
「温湯で口をすすぎ、乾いた塩で上下の歯と歯ぐきをみがき、温湯を含んでもう一度口をすすぐ。毎朝行えば、老いても歯が抜けず、むし歯にもならない。若いときに歯が強いからといって硬いものをかみ割ると、老いてから歯が早く落ちる。楊枝を歯ぐきに深く刺してはいけない。歯根が浮いてしまう。熱湯で口をすすぐと歯を損なう」
香月牛山の著書、『老人必用養草』で老人の生活・養生についてこう記されています。
「歯は骨が変化したもので腎がつかさどるものである。老人は腎水がまず減少するので歯も抜け落ちていく。
初老の頃から気をつけて、腎精を保持していけば歯は強くなり、生涯抜けることなく、ものを食べるときに味があり、
老後の楽しみもこれに優るものはない。」
今も昔も、健康のために歯を大切にする考えや方法に違いはないんですね🤔
脈診流経絡治療で、腎の機能改善やからだ全体のバランスを整える事も、歯の健康に繋がりますよ🦷👍
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