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日本の国債格付けが低い理由は何か

2020-10-07 16:41:03 | 日記
日本の国債格付けが低い理由は何か

2019年5月の財務省の発表によると3月時点での日本の国の借金は1103兆円ほどになります。

内訳は国債が約980兆、借入金52兆円、政府短期証券72兆円(全て億の単位切捨て)となっています。
ということで日本の借金の殆ど全ては国債ということになります。

そしてその買い手は日銀と民間銀行で全体の85%ほどを占め、海外からの買いは10%未満となっています。

つまり日本国債の9割程度は日本国内で調達されています。

アメリカ国債は6割が国内調達、4割もが保有高1位中国(1兆1200億ドル)2位日本(1兆800億ドル)など海外です。

中国日本を筆頭に4割の米国債が一気に売られれば(そんなことはありえませんが)アメリカはデフォルトします。

日本国債は1割しか外国に所有されてていませんのでそのようなことにはなりません。

長期的デフレと国の借金の増加、そしてアベノミクスがうまく機能していない点を鑑みてアメリカ格付け会社が打ち出した格付けでしかないといえます。

国債の格付けは市場においてはそれほど重要視されるものではそもそもありませんし、格付け会社がアメリカの会社ということで自国に有利になるような適当な格付けをしている可能性が十二分にあります。

そのことは米国格付け会社が破綻したエンロンなどに高評価を与えていたことで裏付けられています。

しかし韓国よりも格付けが低いとなると大変気分が悪いです。



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