日本と世界

世界の中の日本

★韓国と断交せよ!と叫ぶ皆様へ 韓国に経済制裁を発動して日本の国益を最大化する具体的戦略の御提案★

2019-04-29 18:05:59 | 日記

2018/11/11            

★韓国と断交せよ!と叫ぶ皆様へ 韓国に経済制裁を発動して日本の国益を最大化する具体的戦略の御提案★

◆日韓関係見直しへの問題提起「徴用工」判決をトリガーとして活用せよ◆        

             

韓国の「徴用工」のトンデモ判決の問題で、日本は韓国との関係を見直すべきではないか?     という機運が高まっている。

判決は日本政府が主張するように「国際法に照らしてあり得ない判断」であり、徴用工の問題は解決済みの問題であるとうスタンスを全面的に支持している。

一方で、韓国が日本に悪意を向ける政策がまた一つ実施されたことで、日本が韓国との関係を考え直すキッカケになったことは非常に良い機会であると考える。

 

(※追記)

2018年12月に韓国海軍の駆逐艦から日本の自衛隊機へレーダー照射する事件が起きた(→「現場の嫌がらせ」では済まないレーダー事件)。

立て続けに起こる韓国の日本への威嚇行動や嫌がらせは、韓国が日本を友軍と考えていないどころか「仮想敵国」と見なしている可能性が大きいことを示しているのではないか?

→日本を「仮想敵国」とする韓国海軍の空母導入計画

 

     

     

◆日韓関係に関するスタンス-過激な断交主張よりも効果的な経済制裁-◆        

             

先ず立場を明らかにしたい。韓国はこれまで日本の国益を害し、日本の国富を損なう蛮行の限りを尽くしてきており、日本は韓国と関わるべきではないと考えている。

つまり、できるだけ速やかかつ確実に韓国との関係を縮小すべきだ。

なぜなら韓国との関係は日本にとって百害あって一利程度しかないと考えるからである。

 一方で韓国と断交しろ!と叫んでいるネトウヨの皆さまの意見を見ると、それは現実的に厳しいし、彼らが垂れ流すヘイトは日本の国益や評判を損なうだけであり、いかがなものかと思っている。

つまり、韓国は日本にとって有害であるという主張は理解できて支持するものの、その対策として断交!とか、韓国人は日本に来るな!と煽っている人々は危険だと思う。

 ナポレオン?の名言に「真に恐れるべきは有能な敵ではなく無能な味方である」という科白がある。

これはまったくその通りで、韓国ヘイトを繰り広げる人々が国際社会における日本の品格や評判を落としている。

敵を罵倒しても意味などない。相手にダメージを与えることが戦の定石である。

 この辺りの問題点やヤバい現実については、

橘玲氏の『朝日ぎらい』(「右」と「左」の善悪二元論の不毛な対立(罵詈雑言の醜い争い)から距離を置く)や

古谷経衡氏の『日本を蝕む「極論」の正体』(極論バカが、今のニッポンを蝕んでいる)を読んでいただくと良い。

 日本は教育の問題なのか、社会人になってから仕事以外のことを学ぶ意欲があまりにも低いためか、問題点は明らかにされども、その解決策や対策についての議論が脆弱であったり、見当違いになることが多々あると思う。

韓国の愚行には、遺憾の意を表したり、ヘイトで対抗するのではなく、戦略的に叩くべきである。

というわけで日本が韓国の愚行に対して実施すべき対策を私案として提案したい。  

     

◆結論-日本は韓国に具体的な経済制裁を発動して新たな日韓関係を構築すべき-◆        

             

日本は韓国に経済制裁を課すべきである。

「竹島の侵略」や「従軍慰安婦のねつ造により国際社会における日本の地位と名誉を著しく傷つけていること」

「新日鉄住金の特殊鋼板の製造技術が流出」など、挙げればきりがないけれども、

日本の国益と国富を損ねてきた事実に対して徹底的な制裁を発動すべき。

遺憾の意などを示しても何の意味もないし、韓国を罵倒しても解決にはならない。

相手(韓国)に確実にダメージを与えて自国(日本)を利する戦略を実施しなければならない

      

(※追記)

    素晴らしく具体的で大変に効果的な制裁案を渡瀬裕哉氏が提案(→日本政府は韓国の防衛産業弱体化という報復措置を徹底すべきだ)しているため、紹介することとしたい。 

     

必要なのは経済的な制裁を効果的に実施することであり、野党や左の人々の韓国擁護は国益を棄損するモノであり、ネトウヨの情緒的な議論も意味をなさない。

韓国に経済的に圧力をかけて、かつ日本が利益を得るための合理的な戦略を描ける人材が日本には欠けているのではなかろうか?

 例えば、アメリカ軍のTHAADシステムを在韓米軍に配備するにあたり、中国が韓国の観光産業他を徹底的叩いたように、制裁と報復は中身のあるものにしなければならない。

中国の超合理的な戦略は、米国が恐れて米中貿易戦争に持ち込むほどなのに、日本は少しも学ばず酷い政策ばかりで、為政者とマスメディアに根本的な問題があるのではなかろうか?

いずれにせよ、渡瀬裕哉氏の提案を全面的に支持したい。  

     

(追記)

    日本の対韓国戦略の要旨が村野将氏の論説(→もし在韓米軍が縮小・撤退したら?日本と日米同盟に求められる役割)に凝縮されている。

本記事を読むことを強く勧めたい。

論点を恣意的に意訳させていただくと(感想を述べさせていただく)と、

 

  • 韓国は有事(日中紛争や日朝紛争)の際に日本を後ろから撃ってくるリスクがあるので信用できない(馬鹿馬鹿しいくらいに自明のことだが、これを理解していない人が多い)。    
  • 例えば日朝紛争勃発時、日本が北朝鮮に反撃した際に、韓国が日本に味方することがあり得るか? 否、韓国は間違いなく北朝鮮の側に立つだろう。韓国が日本を正面から撃ってくる可能性さえある。    
  • 日中紛争もしくは米中紛争が勃発した際にも、韓国は中立の立場をとる、もしくは中国に味方するだろう。中国からの圧力に歯向かえるはずもかく、おそらくコウモリ的に振る舞うのは、これまでの実績からも明らかである。    
  • だから日本の防衛パートナーとして、韓国は仲間として、成立しない←わかりきったことだ。    

 

ここまでを共通認識として持っておかないと議論が噛み合わない.そう、韓国は日本の味方ではないけれども、かといって敵でもない(←これ重要)。例えば、南北北朝鮮が協力して日本に敵意を全面的に剥き出して恐喝してきたらどうするのか?

 

村野氏が述べる通り「日本が韓国と日常的に敵対するようなシナリオに進むのを回避する努力」が必要なのだ。

中国の側で戦略を考えてみるとわかりやすい。米国との対立は出来るだけ避けたい。

それでも中国の夢(中国が世界の覇権を握る)道は譲りたくない。

 中国の覇道を邪魔する者の排除のために、北朝鮮や韓国は属国として利用価値は高く、日中関係を維持しながら日本を陥れたりプレッシャーをかけるためには韓国を活用するだろう。

 中国が一番避けたいのは、日米間同盟の強化であろう。

だから日韓対立を火消しするインセンティブは欠片もなく、油を注いでもおかしくない。

というわけで、前提条件整理と現状分析を経なければ効果的な戦略を打てるはずもなく、その糧として素晴らしい記事であるので、とにかく読んでいただければと思う。

 

必要なのは、日本と韓国の対立を煽ることではなく、韓国を確実に弱体化させる一手を打つことだ。

    

     

◆韓国との断交に代わる日本の韓国への経済制裁(素案)◆        

             

以下具体的に記す。箇条書きで失礼。

  • 一番望ましいのは「アメリカのイランに対する制裁」と同様の徹底的な経済制裁である。多国間制裁は困難でも、二国間制裁は可能ではないだろうか?    金融制裁及び海外旅行を禁止するだけでも大打撃を与えられる。    
  • もしくは、現在進行中の「米中貿易戦争」でアメリカが中国に発動したような関税制裁や輸入制裁措置でも良いだろう。これが模倣しやすいのは、制裁理由をそのまま活用できる点にある。韓国が日本の知的財産権を侵害しているなど正当な理由はいくらでも主張できるだろう。    
  • 韓国と日本の主要50大輸出品目は半分以上が重なっている。日本の産業は輸出企業が支えているといっても過言ではない(現実は違うけれども一般論として)。その日本の輸出品目、例えば黒物家電、白物家電、自動車、鉄鋼、造船・・・代表的な主要輸出品目をざっと挙げてもほとんどすべてバッティングしている。    
  • 以前リサーチした際の少し前のデータで恐縮だが(※出典:ジェトロ(日本貿易振興会)日韓貿易は以下の状況である。    
  • 韓国の輸出額(2011年):5552億ドル(内対日輸出額:396億ドル)    
  • 韓国の輸入額(2011年):5244億ドル(内対日輸入額:683億ドル)    
  •     超ざっくりな計算になるが,5552億ドルから対日輸出(396億ドル)を引いた約5150億ドルの半分2500億ドル少々が日本の輸出産業とバッティングをしていることになる。
  • 中には日本の技術を盗んだり模倣したものをベースとした商品やサービスもある。ウォン安を背景に世界市場で展開し日本企業の利益は奪われ続けてきた。日本企業の不甲斐なさもあるだろうが、半導体を筆頭に韓国にどれだけ日本の産業が奪われてきたことか。    
  • 竹島侵略、反日教育、誤った歴史情報の流布、産業スパイ、在日朝鮮人の犯罪 等々、韓国が日本にどれだけ悪影響を与えているかは各々が判断いただくとして、こうして経済的な面から眺めてみれば、日本と韓国が友好関係を結ぶメリットはほとんどない。という仮説も成り立つ。    
  • そもそも、日韓友好という言葉を見聞することに違和感を覚える。というのも、韓国社会では「反日&卑日」は義務教育課程から徹底されており、韓国の宗教のようになっている。恨み憎しみ搾取の対象と考えられている日本。どうして日韓が友好関係を築けるだろうか?    嫌われたり憎まれたりしている相手と仲良くなれるのは宗教の世界であり、現実問題として裏切りのリスクに怯えながら良好な関係の維持は無理だろうし、デメリットだらけではないか。    
  • 日本は対北朝鮮の協力国として韓国を位置付けているものの、これまでの韓国が日本を陥れてきた歴史や、韓国が非友好的な敵国として日本を認定している以上(→仮想敵は日本 韓国軍が狂わせる日米韓の歯車     WEDGE)、友好国として機能するはずもなく、米国は韓国を中国共産党からの防波堤にしようと考えているフシがあるが,歴史的に見れば朝鮮半島自体がそもそも中国の属国であり、近年の中国の国力強化に伴う蝙蝠ぶりを鑑みても、その願望は叶えられるとはとても思えない。    
  • ちなみに、北朝鮮と韓国が別の国&体制であるかのように報道されることが多いが、同じ民族の北朝鮮と南朝鮮にどんな違いがあるのが疑問である。たまたま南北戦争でアメリカが南の民主化を手伝っただけであり、民族の本質が変わるはずもないだろう。北朝鮮が日本を騙してきたことと、韓国が日本を陥れてきたことはそっくりである。    
  • そのため、日本の平和の維持と成長に向けた舵を切るために韓国への経済制裁を主張したい。アメリカがイランを「悪の枢軸」と呼び敵国認定したように、日本も韓国を経済的に仮想敵国とみなして、徹底的に叩くのが良いのではないだろうか。    
  • インバウンド消費についても「韓国から日本への旅行者数:約714万人」に対して「日本から韓国への旅行者数(出国者数)約231万人」(いずれも2017年)であることから、韓国人旅行者が減るのは日本経済に打撃だと指摘されるけれども(→毎日2万人も訪れるが、お金はあまり使わない…日本を訪れる韓国人観光客の実態-訪日した外国人観光客全体の約25%は韓国人だったが、日本で使ったお金は全体の約12%。1人当たりの消費額も韓国人は7万円台と、中国人の3分の1にも満たない-)ことからも双方痛み分けとなるだろうし、日本が観光産業に補助金や補填金を支払う政策を実施すれば良いのではないか。    
  • 1997年のアジア通貨危機が記憶には新しいけれども、たった20年前に韓国は国際通貨基金(IMF)の援助を要請する事態であった。その再現を仕掛けるのも一つの戦略である。    
  • アジア通貨危機は日本も大きなダメージを負ったけれども、計画的に崩すとなれば話は別だ。日本の金融機関に戦略を機密情報としてリークして、韓国ウォンと韓国総合株価指数(KOSPI)へのショートポジションを建てると良い。単純ショートだけでなくプットオプションやクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)など金融商品を駆使して売り仕掛ける。債権回収できるギリギリの水準まで叩くのだ。    
  • ジョージ・ソロスが1992年にポンドを売り浴びせ、安くなったところで買い戻すという取引を実行してイングランド銀行を負かしたけれども、日本も21世紀の空売りの戦略を検討したらどうだろうか。情報漏洩やスキルに疑問のメガバンクや国内証券会社に依頼するのではなく、村上世彰氏や超有能な人材にお願いするのが良い。なお「生涯投資家」は最高に面白くオススメ。日本社会の非合理的で非効率的な部分が生々しくて良い。    
  • おそらく年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)はロングポジションしか建てていないだろうから、ヘッジの意味でもショートポジションを構築するのは投資妙味があるのではないだろうか。ポジションするからには確実に勝つ。勝つまで空売りし続ける。    
  • アメリカが中国に経済制裁を発動したのは、現時点で叩いておかなければアメリカが支配する世界が維持できないと考えたからであり、現時点ではアメリカは中国に勝てるとソロバンを弾いたからこそである。日本は現実的なライバル(敵)の不正を叩くべきで、勝てない戦をするべきではないと考える。韓国には勝てるのだ。    
  • 徴用工問題を国際司法裁判所へ提訴するなどと躍起になっている人々もいるけれども、100%勝てるのであれば実施するのも良いだろうが、もし日本にとって都合の悪い判決が出たらどうするのかと心配になる    
  • 世の中は公正なことや正しいことで動いているのではなくて金と損得で動いている。だからどれだけ日本の主張が客観的に正しく論理的に立証しようが、韓国にとって都合の良い判決が出る可能性もある。    
  • 加えて、韓国がおかしいとか韓国人は間違っていると指摘して客観的に論破したところで何の改善にもならず淡々と制裁をする他ない。国際司法裁判所で勝ったとして何の利益があるのか? というのも重要な視点であると考える。名誉を守るのも重要だけれども、直接的な日本国益の最大化は併せて訴求すべきではないか?    
  • というのも右翼やネトウヨやそれに洗脳されてしまった人々は、中国と韓国を同一視して敵視する傾向があり、これは度し難い程に情報弱者であると考えるのだけれども、非常に危険な思考であるのだ。残念ながら(おそらく)日本はもう中国に太刀打ちできない。経済規模だけではなく、ヒト・モノ・カネ・テクノロジーの総量で比較にならないからだ。    
  • そもそも、欧米人に日本と中国は同じような国でしょ?とか日本と韓国に違いがあるの?などと混同されると怒り狂うのに、中韓を同一視して反日ガー!とか叫ぶ人々の思考回路はどうなっているのだろう? 国語と算数の義務教育は機能していないのか。    
  • 実際に日中関係は尖閣諸島を抱えていたり、防衛上の一番の脅威であるが、中国は日本だけ侵略をしているのではなく「中華民族の偉大なる復興」を目指して全方位的に世界征服を目指しているのであり、南沙諸島や西沙諸島を筆頭に人工島まで建設してしまう国なのだ。フィリピンやタイ、ベトナム、等々へも進出している。尖閣問題は中国にとってはその一つ。    
  • 中国に強気で尖閣問題に接しろと唱える方に限って、ロシアのプーチン大統領に好意的で北方領土問題に甘かったりするわけで、ロシアは軍事力がヤバいという計算ができるなら、中国も同様にヤバイ強いよねという議論が成り立ちそうなのにそうはならないのが不思議である。    
  • しかし韓国は違う。日本への憎しみや怒りの教育と洗脳をベースに、日本をいかに陥れるか、日本からどれだけ金を奪えるかを考えており、中国人が超打算的で経済合理性を最優先するのと違って、恨みだの感情的な判断で卑日政策を進めてくる。    
  • 中国とはお互いの利益が一致すれば物事は前に進められるし、対象によってはWin-Winの関係が成り立つけれども(経済最優先だから)、日本と韓国は韓国がWINして日本がLOSTする契約でなければ韓国は許容しないので、日韓友好を進めるのは難しい。    
  • 中国の話に戻ると、中国が推進する巨大経済圏構想「一帯一路」の政策は壮大過ぎて成功の可否は見通せないけれども、返済不能な金額を貸し付けて(中国人を移住させて)開発し、重要な土地や施設を譲渡させたり接収するのは植民地支配的で鬼畜の所業だと思いつつも、戦略的には合理的なことこの上なくて唸る。    
     

     


「旭日旗を拒否せぬ中国」に韓国メディアが大慌て

2019-04-29 17:50:43 | 日記

「旭日旗を拒否せぬ中国」に韓国メディアが大慌て

 

4月28日(日)9時12分 JBpress

4月23日から山東省・青島港で開かれた「中国人民解放軍海軍創設70周年記念国際観艦式」のニュースは韓国でも少なからず話題になっている

特に、旭日旗を掲揚したまま中国に入港した日本の海上自衛隊の護衛艦「すずつき」の姿は、「日中の急接近」の象徴として、厳重に受け止められている。

 一方の韓国では、

昨年の10月、済州島で開かれた国際観艦式で、文在寅(ムン・ジェイン)韓国政府が日本の海上自衛隊の旭日旗掲揚問題をめぐってもめにもめた末、

日本側から参加をボイコットされるという前歴がある。

それなのに、歴史問題において「味方」だと思い込んでいた中国の習近平政府が、自国の国際観艦に旭日旗を容認したのだ。

これは文在寅政権にとって衝撃だった。

今、韓国マスコミでは「日中密着」に対する警戒心とともに、「韓国だけがアジアで孤立するのではないか」と憂慮の声が高まっている。

「文在寅政権に対して日米が不信を表わすのも無理はない」

保守系中央日刊紙「中央日報」は、『日中、北露の活発な接近は、果たして他人事なのか』(4月22日付)という社説で、

急変している北東アジア情勢において、韓国だけが外交的に孤立する恐れがあると警告した。

以下、内容の一部を紹介する。

「中国は23日、青島で開かれる海軍創設70周年記念観艦式に旭日旗を掲揚した日本自衛隊の護衛艦を受け入れるという。

(中略)『米国が意に介さないのに、同じ戦勝国の中国がなぜ(旭日旗に)敏感なのか』という反応が出るほど、中国内の対日感情が好転されたおかげだ。

 しかし、韓国政府は昨年10月、済州国際観艦式の時、旭日旗掲揚を許さず、結局日本艦艇は参加を見送った。

韓国が過去に縛られていたのに対して、中国はこれ(過去)を克服する姿を見せたわけだ。

このような状況が繰り返される限り、日本が中国ではなく韓国と未来をともに考えるわけがない」

「最近、目まぐるしく動いている朝鮮半島周辺情勢下で、韓国が決して見逃してはならないことがある。

昨年、安倍晋三総理の中国訪問で象徴される日中間の驚くべき和解の速度だ」

「新たに近づくのは日中だけではない。

24・25日に決まった北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長とプーチン・ロシア大統領間の首脳会談を通じて、ギクシャクしていた北露関係を新しく構築するに違いない」

「韓国はどうなのか。韓国は友好国との関係を改善するどころか、伝統的な韓日米のトライアングル安保体制からも切り離されている。

文在寅政権に対して日米が不信を表わすのも無理はない。

だから韓米同盟が崩れつつある中、日米間の軍事協力は日増しに強固にならざるを得ない」

懸念を表明するのは「中央日報」だけではない。

やはり保守系日刊紙「文化日報」も、

4月24日の紙面に『旭日旗を揚げた日本艦艇の入港を許可した中国・・・文政権は何も感じないのか』という社説を掲載した。

同紙は、「旭日旗を揚げた日本艦艇の中国入港は、国益と未来を重んじる外交とはどういうものか象徴的に示す」とし、

中国政府と日本政府の実利外交が両国の歴史を克服した、と分析している。

日中接近に不安隠せぬ韓国メディア

また、「『旭日旗観艦式』を許容した習近平中国主席を、プライドがない人物と思っているのか。

韓国の安保と経済、未来の発展のためにも文政権は、

対日外交をどうするべきかを熟慮しなければいけない」と、文在寅政権の対日外交の姿勢を辛らつに非難した。

ほかにも、『なぜ、文政権には中日のような実利外交が見えないか』(4月22日付の「ソウル経済新聞」社説)、

『中日蜜月が加速・・・旭日旗を揚げた自衛隊護衛艦が中国の観艦式へ参加』(4月22日付の「朝鮮日報記事」)、

『中国の国際観艦式に旭日旗をつけて出席した日本護衛艦・・・中国は旭日旗も知らないのか?』(4月22日付の「トップスターニュース」記事)、

『日本艦艇、中国の観艦式に旭日旗つけて参加、「韓国に圧力? それとも中国の日本無視?」』(4月22日付けの「ヘラルド経済新聞」記事)、

『中国、観艦式に旭日旗許容・・・「戦犯旗の通用を懸念」』(4月22日の「OBSニュース」)、

『「中国夢」のため?・・・「日本の旭日旗」まで我慢するのか』(4月23日の「MBCニュース」)などなど、韓国マスコミは、日中の急接近に対する不安を隠せなかった。

 一方、韓国社会では相変わらず旭日旗をめぐる尖がった反応が続いている。

4月26日、ネット媒体の「アイ・ニュース24」は、『趙源泰(チョ・ウォンテ)韓進グループ会長、デビュー写真で旭日旗論議・・・「航空機エンジン」と反論』という記事を掲載した。

ファン・ブレードで「旭日旗を連想」

 今年4月8日に死亡した趙亮鎬(チョ・ヤンホ)大韓航空会長の後任となった趙源泰会長側がマスコミに配布したプロフィール写真に「旭日旗を思わせる背景がある」との議論が提起されている、という内容だ。

ところが、議論になっている写真をみると、単なる飛行機エンジンのファン・ブレードを背景にした趙会場の正面バストショットだ。

飛行機エンジンのファン·ブレードで旭日旗を連想するというのは、どう考えても無理やりな気がする。

「平和ニュース」というフェブ新聞は3月18日、『慶州・普門(ボムン)団地に旭日旗登場で相次ぐ抗議・・・ドラマ撮影用のハプニング』という記事を掲載した。

その記事によると、有名観光スポットである慶尚北道慶州市にある普門団地に旭日旗と日本帝国主義を称賛する垂れ幕が掲げられている写真がSNS上で拡散、騒ぎが起きたという。

ところが、所管地域の観光庁が調査した結果、垂れ幕はドラマ撮影用の小道具だった。

しかし市民からは、「案内文もなしに旭日旗を掲げたのは不適切だ」「気持ち悪い」との非難が続き、観光公社側が「市民を驚かせて申し訳ない」と謝罪したという。

日本のNHKにあたる韓国の国営放送「KBS」では、旭日旗が消されることもあった。

毎週土曜日に放送される『映画が好き』という映画情報番組は、2月23日、映画に登場した旭日旗を消して放送した。

この日紹介された映画『自転車王オム・ボクトン』は、日本帝国主義時代に日本が主催した自転車大会で日本選手を破って優勝したオム・ボクトンという実存の人物を描いた映画だ。

映画のハイライトにあたる自転車でのレースシーンに登場する競技場にはいくつもの旭日旗が飾られていたが、KBSは視聴者の感情に考慮して、映画の中の旭日旗をすべて消して放送したのだ。

 去年の10月、済州島観艦式直後、韓国国会ではいわゆる「旭日旗掲揚禁止法」という法案が発議されたこともある。

国会副議長も歴任した「共に民衆党」の李錫玄(イ・ソクヒョン)議員が発議した「旭日旗など日本帝国主義シンボルの使用を禁止する法案」は、

「旭日旗を掲揚した船舶の韓国領海通過禁止、旭日旗を付着した航空機の運航禁止、そして旭日旗などの日本帝国主義のシンボルを所持したり、流布したりした者に対して2年以下の懲役と3000万ウォン以上の罰金の賦課」などの内容が含まれている。

 ただ、韓国マスコミによると、この法案は韓国外交部が「韓日関係に悪影響を及ぼしかねない」と反対しているため、6カ月間も国会で漂流中だという。

 旭日旗をめぐるドンチャン騒ぎ、韓国ではまだまだ続きそうだ。

筆者:李 正宣


韓国経済の柱の40代の雇用15万件減少、27年来の最悪(中央日報)

2019-04-29 17:29:32 | 日記

韓国経済の柱の40代の雇用15万件減少、27年来の最悪(中央日報)

 韓国、最低賃金の衝撃でバイト19万件減少…

青年失業率が通貨危機後初の10%台に(中央日報)  韓国経済の柱である40代の雇用が先月1年ぶりに15万8000件減った。

前年比減少幅がこれより大きく減ったのは1991年12月まで遡らなければならない。  
 

統計庁が12日に発表した「8月の雇用動向」によると、40代の就業者は15万8000人減った。

40代の就業者は6月に12万8000人、7月に14万7000人減ったのに続き3カ月連続で2桁の減少を記録した。

40代の就業者減少幅は他の年齢に比べ大きい。

年齢層別就業者数増減幅は10代(15~19歳)が4万4000人減、20代(20~29歳)が4万人増、30代(30~39歳)が7万8000人減、40代(40~49歳) が15万8000人減、

50代(50~59歳)が5万人増、60歳以上が27万4000人増だ。  
 

40代男性の就業者数減少には製造業の沈滞など景気鈍化と最低賃金引き上げの余波が同時に影響を与えている。

40代男性が主に働ける製造業の雇用は自動車と造船業など主要産業の構造調整の余波で前年比10万5000人減った。

5カ月連続での減少だ。

統計庁のピン・ヒョンジュン雇用統計課長は

「全般的な経済状況が良くない上に雇用誘発効果が大きい自動車と造船業などの雇用不振が全般的に他の産業にもつながっている」と話した。  
 

製造業と建設業景気鈍化にともなう臨時・日雇い雇用の減少もやはり40代の雇用を奪っていると分析される。

統計庁が2017年8月に調査した「労働形態別付加調査」によると40代男性賃金労働者の18.6%は非正規職で、10.52%は一時的雇用で働いている。

約30%が臨時職だ。

これに対し先月の臨時職と日雇い就業者数は前年で比それぞれ18万7000人と5万2000人減った。

  (引用ここまで・太字引用者心配は来月だ。

昨年9月の新規就業者数増加幅は前年比31万4000人で「瞬間的」に増加した。

前年の指標悪化にともなう反動効果を期待するのが難しいという話だ。

さらに昨年は10月にあった秋夕(チュソク)連休が今年は9月にある。

新たな雇用が増える要因は特にないという意味だ。  (引用ここまで)

60歳以上の就業者が27万4000人増。

 他の記事によると65歳以上が16万3000人増だったそうです。

 何度も書いているように韓国における高齢者層の就職というのは、その多くが税金で賄われている庁舎の掃除というような簡単な作業が主となっています。

  つまり、「見た目の雇用を増やす」という調整弁として使われています。

 それ以前に記事にある年齢別の増減を全部足すと8万4000人増になるんだけど……まあ、いいか。  

まあ、ざっくりとこのくらいの傾向にあるくらいに思っておくべきでしょうね。
 

で、就業者の中でも中心となるべき40代が一気に15万8000人減。

  30代が7万8000人減。あわせて23万6000人減少。

 大統領府によると「就業者数が増えていないのは生産年齢人口が減っているから」ということですが。  

30-40代が1年で23万人も減るわけがないのですよね。

 かといって、この年代の就業者数が「最低賃金が上昇したこと」によって、23万人も一気に減るわけもなく。

 韓国経済が構造的に弱っていることの証左となるでしょうね。

  つまり、経済の主役ともいえる30-40代の雇用が減っていることは、「所得主導成長」の持つ固有の問題ではないといえるのかもしれません。

 やったねムンちゃん、支持者が増えるよ!
 

というか、それであれば最低賃金を増やすのではなく、そういった中核層の雇用数が減っていることの対応策を出すべきなんじゃないのかって話でもあるのですが。

 構造的に弱っている以上、どうしようもないというのが実際なのでしょうね。

 むしろ、所得主導成長が原因になって弱っているよりも、問題が根が深く、かつひどい状況なのではないかと。

 そこに輪をかけて事態の悪化を招いているのが所得主導成長だということになるのかな。

  どっちにしてもムン・ジェインが経済オンチであるということに変わりはないのか……。


米国の対北圧迫で金正恩体制の崩壊も

2019-04-29 16:52:52 | 日記

米国の対北圧迫で金正恩体制の崩壊も

分類なし 2019/04/27 14:32

 

 - 北韓側が追加挑発すれば、完全な海上および国境封鎖作戦へ進む 

 - 米国は、強力な対北制裁・圧迫だけでもレジームチェンジが可能と判断 

 - 文在寅の「調停者論」は米日韓同盟から離脱するという意味。

Why Timesの情勢分析 

2019-04-25 10:53:17修正2019-04-25 11:07:03

添付画像

▲在韓米軍が平沢基地でTHAAD展開訓練をした事実を公開した。北韓側の脅威に強力に対応する意志と見られる。【在韓米軍のフェイスブック]

 

さらに強化される対北監視戦力

去る2月のハノイ会談の決裂直後、米国の対北監視と圧迫の強度が日増しに強化され、北韓の息の根を締めている。

特に、北側が米国のビッグディール要求を拒否したため、米国の対応強度も高まっている。

注目すべき点は、対北制裁回避のための北韓側の瀬取り(海上積み替え)に、米国と友邦の海軍戦力が続々と集結していることだ。

目標は公海上で北韓船舶との瀬取りを禁じた国連安保理決議(UNSCR)の積極的遂行だ。

今、韓半島周辺には米軍のインド・太平洋司令部の指揮の下、英国、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、フランスの軍艦が作戦に参加しており、

日本はこの作戦基地の提供と海上監視の先鋒に出ている。

韓国は当事者でありながらも消極的に対応している。

米軍インド・太平洋司令部の訓練は、いつでも対北攻撃へと転換できる強力な戦力が目立つ。

米沿岸警備隊所属の4500t級の艦艇であるボソルプ艦も韓半島海域に投入されている。

もちろん、海軍戦闘艦よりは武装が落ちるが、海上監視には最適と言える。

添付画像

米沿岸警備隊所属ボソルプ艦が韓半島周辺海域に展開している。[写真:ウィキペディア]

 バソルプ艦の韓半島海域投入は、米国の意志が込められている。

つまり今の状況では、北韓に対する軍事行動の前に、徹底した海上封鎖を通じて北韓の息の根を止めるという意味だ。

米国はすでに、これまでの強力な対北制裁が北韓を危機に追い込んでいると判断している。

北側が海上での瀬取りなどもできなくなれば、金正恩は決定的危機に直面すると見ている。

そのため軍艦ではなく本土の海洋警備艦を作戦に投入したのだ。

バソルプ艦には57㎜機関砲1門、20㎜近接防御システム1門、50口径の機関銃4丁、7.62㎜機銃4丁、ヘリ2機、ドローン4機を搭載できる。

時速52㎞(28ノット)以上で疑われる船舶を追跡し、ドローンで近接監視し、ヘリコプターを動員して検索することもできる。

英国は対潜水艦作戦も可能な4900t級の護衛艦モントロズを派遣して作戦に参加している。

フランスもフリゲート級護衛艦のバンデミエル艦を派遣して海上作戦に参加している。

この艦艇も76mm砲1門、エグゾセ対艦ミサイル8発、対空ミサイルが装備されている。

オーストラリアも乗組員230人の護衛艦「HMASメルボルン」を送って米国の海上監視を支援し、カナダは潜水艦まで派遣した。

インド-太平洋司令部の「北韓の絞殺作戦」には海軍戦力だけでなく、空中監視戦力も強力な態勢で作戦を遂行している。

添付画像

▲RC-135VWリベットジョイントは、信号情報(SIGINT)だけでなく電子情報(ELIT)、通信情報(COMINT)を傍受し敵の位置・意図や敵の脅威活動を把握する。[写真:ディフェンスタイムズ]

まず目立つのは、米空軍の信号情報(SIGINT)偵察のRC-135Wリベットジョイント(Rivet Joint)だ。

この偵察機は3日、米国本土から沖縄の嘉手納基地に展開された。

リベットジョイントはすでに作戦中のRC-135Sコブラボール(Cobra Ball)とRC-135Uコンバットセント(Combat Sent)と一緒に北韓全域に対する空中監視と同時に海上情報も監視している。

特に、コブラボールは弾道ミサイルの軌跡を追跡する機能を持ち、

北韓の挑発があれば直ちに対応でき、

RC-135コンバットセントはレーダーなど敵の防空網を分析する。

要するに、米空軍第55飛行団所属の最高の偵察戦力を沖縄基地に展開し、北韓の動向を手に取るように監視している。

さらに、フランスも3月中旬、ファルコン200海上哨戒機を追加派遣した、

オーストラリアも昨年4月、P-8Aポセイドン海上哨戒機を展開した後、同年9月AP-3Cオリオン2機を追加派遣して作戦を支援している。

ニュージーランドもP-3K2海上哨戒機を日本に派遣し、カナダ軍も海上哨戒機を派遣した。

韓国だけが抜けた状態で軍事対応能力も強化

このように徹底した海上監視網と情報戦を強化しながら、米国は攻撃力強化のための訓練も増やしている。

在韓米軍が最近、8軍司令部がある平沢のキャンプ・ハンプリスでTHAAD展開訓練を実施したのが代表的な例だ。

これも意図的に訓練状況をフェイスブックで公開した。

北韓に対する圧迫だ。

THAADは韓国内では慶北星州に配置されているが、今回の訓練は星州ではなく、平沢で行ったことが重要だ。

星州のTHAADが釜山を通じて韓半島へ進入する在日米軍保護用なら、平沢のTHAADは平沢基地を直接保護するための配備だ。

 平沢基地でTHAAD訓練をしたことは、平沢にTHAADの追加配備の必要性を意味する。

文在寅政権は極端に嫌うだろうが、

最近、文在寅政権対する米国の圧力が強化された時点であるため、

公然と反対するのは難しいと思われる。

実際、米軍は、独自の判断に基づいて、

北側の挑発危険が大きくなれば直ちに、

在韓米軍などを保護するためパトリオットPAC-3はもちろん、THAAD1〜2個砲隊を韓半島に緊急追加配置すると見られる。

THAAD砲隊の緊急展開はC-17輸送機でわずか数日で可能だ。

そして、米国の攻撃力強化も着々と進んでいる。

韓半島有事の際、

米海兵隊兵力の韓半島への投入に使われるMV-22オスプレイなど米海兵隊の航空機が去る3月、

ハワイから韓国に展開されて連合訓練を実施した。この事実も米軍が意図的に公開した。

この訓練には米海兵隊はMV-22 4機とCH-53の4機を含めてAH-1Z攻撃ヘリ4機、UH-1Y偵察・機動ヘリ2機などが参加した、これまでこのような訓練は、在日米軍が参加するのが慣例だった。

なのに、ハワイから直接空輸したのは、韓半島有事の際の作戦に、ハワイ兵力まで追加で増員するという意志を見せたのだ。

米国が在日米軍はもちろん、日本の自衛隊との合同軍事訓練を強化しているのも、米国の断固たる意志が明確に表れている。

そして、米国の外交安保当局者たちも対北圧迫メッセージを相次いで出している。これは単に政治的なメッセージではなく、事実上の警告に近い。

デビッド・スティルウェル米国務省東アジア・太平洋担当次官補指名者は3月27日、上院外交委員会の承認聴聞会で、

「われわれ(北韓に)十分騙されてきた」と言い

「完全な非核化まで制裁を続ける」と述べた。

国務省東アジア太平洋次官補は韓半島問題を総括するポストだ。

スティルウェル指名者は「われわれは北側の言葉だけを信じて後退しない」と言い、

米国の安保に最も重大な課題を問う質問に対して「北韓の核・ミサイルプログラム」と述べた。

ロバート・エイブラムス在韓米軍司令官も3月27日、米下院の聴聞会で「軍事力の側面で検証可能な北側の変化はほとんどなかった」と断言し、

ランドール・シュライバー国防総省アジア太平洋安保担当次官補も「北韓の危険な行為は続いている」と強調した。

さらに、パトリック・シャナヘン米国防長官代行は「(北韓との)戦争が起こる場合、断固として勝利する」と確言し

「去年‘韓半島態勢(Korea readliness review)’作戦で、戦争初期60日間に必要な詳細な物流計画を含めて訓練した」と言った。

ボルトン補佐官も3月10日、「瞬きもせず、北韓を見ている」と言い

「北韓をインチ単位で把握している」と警告した。それほど米国は今、断固として対北戦略を展開している。

米国の最大圧迫、事実上海岸封鎖までの可能性

米国のこのような対応は、金正恩が核を放棄しない場合、北韓のレジームチェンジ(政権交代)も辞さないという意志として見られる。

金正恩政権の交替は戦争をしなくてもいくらでも可能というのが米国の判断だ。

既往の対北圧迫でも北

韓は今、最悪の状況なのに、

北韓が米国のビッグディール要求を拒否し続けるなら、2段階の対北圧迫へ進むというのが米国の意志だ。

2段階の圧迫は、海上封鎖レベルの圧迫で、中国と北韓の国境も封鎖する方法を検討していると見られる。

中国はすでに米国の対北圧迫案に同調しており、

そうなれば、戦争をしなくても金正恩政権を倒せるという計算が出てくる。

問題は韓国だ。

文在寅政権が「調停者論」を持ち出したのは事実上、日米韓三角同盟から離脱するという意味だ。

しかし、ダン・ゴツ米国家情報局長の訪韓と4月の韓米首脳会談を通じて米国が文在寅政権に厳しく警告した状況で、

文在寅政権もむやみに「無条件対北支援」は難しいと思われる。

今、韓半島は巨大な渦巻きの真ん中だ。これが現実だ。


詐欺弾劾の朴槿恵大統領を釈放しろ 文在寅の最側近・金慶洙は保釈

2019-04-29 16:37:48 | 日記

詐欺弾劾の朴槿恵大統領を釈放しろ 文在寅の最側近・金慶洙は保釈

 

統一日報

拘束した裁判官は別件で起訴

 朴槿惠前大統領の上告審の拘束期限が4月16日に切れた。

第1野党などから朴槿惠に対する刑執行停止を求める声が一斉に噴出している。

朴前大統領は一昨年の3月末に拘束されて2年が過ぎた。

彼女は現在、非常に衰弱しているという。

朴前大統領が受けた裁判は二つだ。

いわゆる選挙「公認への介入」と「国政壟断」だ。

ところで、「公認介入」裁判は2審の国選弁護人がなぜか上告を放棄して懲役2年が確定した。

しかし、すでに拘束が2年以上経ったから釈放されるべきだ。

「国政壟断」裁判は、最高裁が審理も始めていない。

憲法と刑事訴訟法の無罪推定原則からは不拘束裁判が当然だが、権力の走狗の検察は拘束にこだわっている。

韓国は建国以来、権威主義政権下でも前職大統領を拘束しなかった。

前職大統領の拘束は皮肉なことに、文民統治を自慢する「民主化政権」になってからだ。

金泳三が自分の政治苦境を乗り越えるため、前職大統領たちをポピュリズムや政治報復の生贄にした。

だが全斗煥と盧泰愚元大統領も2年は拘束されなかった。

文在寅の最側近で、選挙法違反で懲役2年を宣告された金慶洙慶南知事は4月17日、裁判所が保釈を許可した。

滑稽なのは、裁判所は金慶洙にドルキング関係者と接触するなと条件をつけたことだ。

笑うしかない。

では朴槿惠前大統領は逃走や証拠隠滅の恐れがあるというのか。

もちろん、当初の予測通り金慶洙に有罪を宣告した裁判官は、文在寅の検察によって別件で起訴された。

虐殺者の金正恩を世の中にまたとない道連れと呼ぶ文在寅だが、朴槿惠を釈放すべき理由は三つある。

まず、これ以上拘束を続ける政治的理由と名分がない。

2年以上の拘束で政治報復の目的は達成された。

もちろん、この違法・詐欺弾劾勢力は遠からず弾劾されるべきだ。

第二に、朴前大統領の拘束延長は、韓国社会の分裂を深化する。

北韓を主敵としない文政権が、朴槿惠と半分以上の韓国民を主敵以上の「積弊」と設定したのは致命的だ。

第三に、これ以上の拘束は国際社会に韓国は法治でないと自ら広告する行為だ。

 文在寅が朴前大統領の刑執行停止を拒否すれば、自身も厳しい報復を受ける。

国民の憲法上の権利を否定する者は、自らも権利が保障されない。

国民の怒りを煽るな。血を見るかも知れない。