ある日、新潟で

【New-Lagoon Days】-αで描く新潟の光-

能登が見えた日

2022-10-27 | 山歩
今年、初弥彦山でした。
紅葉にも早いし、とくに見どころもなく、ちょっと登ってくる感じだったので、
カメラもバックパックに【Cyber-shot DSC-RX100M2】を久し振りに突っ込んで出発しました。


菊まつりの準備が進む、彌彦神社拝殿前です。
山頂の方も日が差してて、良さそうですね。
うん、まだ青いな。


国上山方面。
まだ色づき始めの始めの方くらいでした。

久しぶりのRX100ですが、解像感は十分ですね~
コンデジとは思えん高画質。
RX100だからなのか、1インチセンサーだからなのか、ツァイスだからなのか……


上の方まで行けば、まー、多少は色づいてきているかなーというくらい。


痛めた足の調子を見ながらなので、ゆっくりとした山歩きですが、
70分ほどで山頂、奥宮に到着です。
足も痛くならず良かった。
痛くなったら帰りはロープウェーなんてこともあったかも。


前回登ってきたのは(下から登山道で)、
1年前くらいでしょうか。
その時も、サクッと登って下りてこようと思っていて、
コーヒーだけ持っていたらアンパン警察に見つかりましたので、
今回は抜かりなくアンパンを持ってあがりました。


山頂から、信濃川の蛇行。
うん、MarkIIは100mmまで望遠が使えるので、いい感じに引き寄せられますね。

M6、M7は200mm?
手が出ません。ハイ。


眼下の寺泊の町と、柏崎の米山。
その向こうに上越の山々も見えていて、遠くまで良く見える日でした。


沖の佐渡島も、青一色ではなく、建物や地表の様子が見えていました。


海の上の雲もいい感じではないですか。
アンパン食べながら、気持ちいいなぁ~なんて、遠くを眺めていました。

ん?
佐渡より左の方に島が二つ見える??
目の錯覚?いや、確かに島のようだよな。


ああっ、こんな日に限ってなんでコンデジなのでしょう!?
肉眼では見えているのに、ちょっとこのカメラでは写らない。

右手に佐渡、上越の山はあっちで、その間に島が??
大陸が見えるわけねーし……
え?まさか能登半島!?
確かに弥彦山には「能登見台」という場所もあるんだけど、
見えるはずがないと思っていました。

ふぇ~、そうか、弥彦山から能登半島の先っぽが見えるのか~
Facebookの「この日」機能で、ちょうど9年前のこの日が「能登半島すずウルトラマラソン」に参加した日で、
はじめて100kmマラソンを完走した記念すべき日でした。
そんな日に弥彦山から能登半島の先端、つまり珠洲市が見えるなんて、奇跡的だなと。
雰囲気の好きなマラソン大会だったのですが、今は参加者の減少などで無くなってしまいました。
もう一度走りたい大会だったのですが。

以来、能登半島にも行けてないのですが、
ああきっと早く来いよと誘ってくれているのですね。


山頂で風にあたっていると寒いので、
アンパン食べ終わったらすぐに下りてきました。

久しぶりの【Cyber-shot DSC-RX100M2】でしたが、
チルトモニターをパタンと閉じると電源が落ちたり、
電源ボタン押しても反応しなかったり、
頭の上に構えてたのを、目線の高さに下ろしたら、
「落下を検出しました。電源を入れなおしてください」
とか、まぁ、写りはいいんですけど、いろいろでした。
電源関係の接触がどうも最初からおかしいんですよね。

確かにこれ1台でなんでも撮れそうなくらい便利なんですけどねRX100。


奇跡的に能登が見えたかと思えば、
登山口付近で、奇跡的に真ん中から生えている小さな木が。
人為的なのかな~ってくらい真ん中でつい、
出木杉だろ!?と声に出してしまいました。

【Cyber-shot DSC-RX100M2】


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角田山 灯台コース

2022-05-28 | 山歩
約1年ぶりの山歩です。
本当は五頭山にでも行きたかったのですが、いつもの「起きたら昼だった」で、
角田山にしました。
かれこれ4年ぶりくらいとなる灯台コースです。
たぶん……なにせ前回登ったのがいつなのか記憶にないくらいで。
五倫石コースで登ったのが、2年前……かな?


沖に見える佐渡島は若干霞んでいました。
こんな快晴に恵まれたのなら、そりゃあ灯台コース一択でしょうという気持ち。


山頂を目指すのは4年ぶりでも、先日、この辺りまでは登ってきていました。


ここから見える景色が、灯台コースのお気に入りです。


そうですね。山頂を目指さなくても、
昼食を持ってきて、ここで昼食でもいいかもしれませんね。
ちょっと足場は悪いですけど。
写真で見るよりは急ではありません。


ちょうど登山道では藤の花が咲き始めた頃で、
狭い登山道にはクマバチがブンブン。
こちらからちょっかい出さなければ大丈夫なのはわかってはいますが、
道が狭いですから、向かっていく羽目になり、あちらも警戒してブンブンと。




新緑の登山道が眩しい。


1時間15分でのんびり登頂。

駐車場には車がたくさん停められていたので、山頂はさぞや混んでいるだろうと思っていましたが、
見事にだれもいませんでした。

もちろん、いつものように山頂はスルーして、稲島コース方向へ、500mほど下ります。


観音堂からの「水浸し」新潟平野の眺め。
これを見たくて登ってきた景色です。

観音堂にも2組くらいしかいませんでした。


久しぶりに山でシーフードヌードル。
今回は山専ボトルでお湯を持ってきました。
あ、いつものあんぱんを忘れたと、食べている時に気づきました。
案の定、アンパン警察から指導を受けました……


角田山のふもとあたり。


いい眺めだなぁ~
ラーメンを食べながら、何度も声に出てしまいます。

ここを書いている時点ではすでに、水浸しから草原へと変わってきているかと思います。


新緑の眩しいのんびりハイキングでした。

【α6500】+【SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary】


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角田山五りん石

2021-05-16 | 山歩
久しぶりの角田山です。
朝から冷え込んで動く気になれず(4月末の話です)、15時過ぎに登り始めるというスロースタートっぷり。


車を城山運動公園に置いて、歩き始めました。
ここからの柿山越しの角田山もいい表情しています。


今回登るのは、はじめてのコースとなる「五倫石コース」です。
登山口に着く前に、コースの名前の由来にもなっているシンボル「五倫石」があります。

松尾芭蕉の一行が、旅の途中休憩のために腰かけたのだそう。
でけーな松尾芭蕉。


これまで「五倫石コース」に来なかったのは、単純に、登山口がよくわからなかったから。
この辺りに来ることがほとんどないんです。
それが2年前に城山運動公園スタートの「角田山一周」のマラソン大会に出て、
ようやくだいたいの目星がついたのですが、
そのあとGoogleのストリートビューとかで見ても、イマイチよくわからず、
なんだかんだしているうちに2年が経過。
今年、ふたたび「角田山一周」に出たことで、さすがに1回チャレンジするかと重い腰を上げたのでした。
入り口がこんなですから、ストリートビューで見ても、そりゃあよくわかりませんね。
ここには一切、標識もないので。


登山口からすぐにある「五倫滝」にも寄り道。
上の岩が落ちてきそうでおっかねーです。


あまりメジャーではない角田山の登山道って感じ。
(どんな感じだ)
広くはありませんが、手が入ってないということもなく、
歩きやすいです。


柿畑の横を通過していく場所もあり、
ここが本当に登山道で合っているのか、疑問に思ったりもしつつ、
登っていきます。


おや、林道と出会いました。
ここにちょっと広いところがあるので、ここを駐車場にして登る人もいるのかも。
道路を渡ってすぐのところに標識があるので、道を見失うことはなさそうです。


激しいアップダウンもなく、ゆるりゆるりと上がっていく感じは、宮前みたいかなーとも。
(宮前はだいぶ前に1回しか登ってないのですが)
しかし、この先、別コースと合流してからがしんどいのは、よく知っているので体力キープで。


このまま緩い感じで、合流まで行くのかなと思ったら、急に牙をむく登山道。
ひたすら階段。
あー、なるほど、ここまで谷の中を進んできて、ここから階段で一気に尾根まであがるってわけね……
ぜいぜい。


「福井ほたるの里コース」との合流まできました。
この先は、何度も登った登山道です。
あれ?「山の神」見落とした。あれ?小さな立て札を見た記憶があるので、合流してからだっけ?


「ほたるの里コース」を合流してからは、階段階段、また階段の急坂が続きます。
ひたすら階段です。
ここを苦も無く登れる脚力があった時期もありましたが、
すっかり細くなった太ももにはしんどいです。


角田山山頂に1時間ほどで登頂することができました。
毎度のことながら、山頂にタッチしたらとっとと移動再開。
「稲島コース」を下っていきます。


「観音堂」に来ました。
ここからの眺めはいつ来てもいいですね~。久しぶり。
だんだんと水の張られた田んぼが増えてきた頃でしたが、水浸しにはちょっと早かったですね。


観音堂にて、あんパン替わりのどら焼きを頬張りつつ、
リニューアルされた「トレッキングガイド」で、見落とした「山の神」の位置を確認。
あれー?あのあたりには特に案内板も見当たらなかったような……あったのかな。

登り始めた時間が遅かったのもあって、そんなにゆっくりはしていられないので、
あんパンを飲み込んだら、とっとと下山開始です。
もちろん、一旦、山頂広場まで登り返して、「五倫石コース」を下山。


林道出会いまで戻ってきました。さっきと同じ写真です。スイマセン。
同じ写真を同じ記事内で2回使うのは、当ブログでは初めてのことです。
あー、とくに案内標識はないのか。


あったあった「山の神」の鳥居。
この鳥居からまた登っていくのですが、久しぶりの登山だったので、
もう登る足がなくてしんどかったです。情けねー。


「山の神」に到着です。


この高さ90センチの小さな鳥居をくぐり山の安全と繁栄を祈願します。

やっと念願叶って鳥居をくぐることができました。

奥につづく道があったので、きっと「ほたるの里コース」に繋がっていて、
前に見た覚えがある「山の神」の標識は、そっちで見たのだと思います。

「山の神」にも来ることができて、思い残すことなく「五倫石コース」を踏破することができました。


佐潟からの角田山。

ようやく角田山に7つある公式登山道をすべて登ることができました。
何年かかってんだか……10年くらい?
登り始めた時間が遅かったので、途中で他の登山者とすれ違うこともなく、
のんびりと山歩を楽しむことができました。
まぁ下山は日暮れとの競争になりましたけど。

【α6500】+【E 10-18mm F4 OSS】【SIGMA 45mm F2.8 DG DN | Contemporary】

【Cyber-shot DSC-RX0】


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角田浜の古墳

2021-03-28 | 山歩
古墳探検隊、その1。
昨年、角田山の麓に発見された前方後円墳を見に行ってきました。

妙光寺の墓地の中に、古墳への入り口があります。
あちこち看板が立てられているので、とてもわかりやすいです。
一応、古墳見学用の駐車場もあったので、妙光寺に車を停めるよりは、
そちらを利用させていただいた方が、ご迷惑にならないかと思います。

妙光寺といえば、「みずつち」の時に屋根裏に入って砂糖で作られた巨大な絵を見たのが、
非常に印象的でした。あれ、今はもうないんだろうなぁ。砂糖だし。


あちこち案内看板が立てられていますが、
登山道としては即席というか、簡易的に整備された程度なので、ご注意を。
とても滑りやすいです。

訪れる人は、結構いるようで、自分たちの後から来る人もいましたし、
降りてくる方々ともすれ違いました。
自分たちは、あきらかにちょっと古墳見に来た人って感じの恰好でしたが、
他の方々は、登山に来ましたって人たちばかりでした。


ああ、この雰囲気、この時期の角田山だなぁ……
久しぶりの春の角田山に、なんだか懐かしい気分になってしまいました。


看板にあった通り、20分ほどで「角田浜妙光寺山古墳」(正式名称?)に到着。
妙光寺山の山頂部が、古墳になっているようです。
山頂っていうか、角田山にたくさんある峰のひとつというか。
どこまで山として名前が付いているのか知りませんが。
発見当時の「新潟日報」には、角田山尾根先端部とあります。
公式の山名ではなく、地元の人の間で使われている山名なんでしょうね。


眼下には角田岬灯台と角田浜が見え、とても眺めが良いです。


古墳を横側から。
前方後円墳ですが、風化も進んでいるでしょうから、形状は見た目でははっきりせず、
古墳と言われなければわからないです。
こんな場所、山の中にはどこにでもありそうな感じ。


後円部。
以前は人が通っていたようで、道が出来ていますが、
現在は古墳の形状維持のために、周辺にはロープが張られていて保護されています。


ここから「ジョウ山」とやらまで、行くことができるようで、
自分たち以外は、皆、そちらまで行っているようでした。
この辺りは道もしっかりとしていて、以前から登っている人たちがいた様子です。
角田山のほとんどは私有地なので、公式ルート以外は基本的に推奨されないと思いますが。

まだ道があるとなると行ってみたい気持ちがありましたが、
妙光寺山の標高が120mで、ジョウ山は280mとありますから単純に倍。
「トレッキングガイド」の中に281mと標高が書かれた場所があるので、そこがジョウ山なのでしょう。
古墳から見ると、奥にドーンと高い三角の山がそびえている感じで見えます。
きっとその先、角田山の山頂まで行けるんでしょうねぇ。
まぁ、時間的にも標高的にも今回は無理かなと、降りることにしました。




雪割草も見ることができました。
角田山の雪割草、久しぶり。


角田浜から、古墳があると思われる尾根。
右の高い場所がジョウ山なのかな。
さすがに浜からは、古墳の場所はよくわからず。
古墳のそばに旗が立てられていましたが、それも風化して色が落ちていたので、
こちらから探すのはちょっと無理そう。
なのでもしかしたら違う尾根なのかもしれない。

この古墳の発見で、前方後円墳としては、同じく角田山の近くにある別の古墳を抜いて、
日本海側沿岸部では最北のものとなるようです。
行ってみると、よくこんな場所にある古墳見つけたなって思います。

スマホの「TATTA」アプリで計測したところによると、往復で1km。1時間ほどの山歩でした。
久しぶりの春の山散歩で、古代の息吹に、春の芽吹きにと、気分もウキウキ。

角田山の公式ルートに関しては、巻観光協会公式サイトを参照してください。
→ http://maki-niigata.com/facilities.html

【α6500】+【Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS】【TAMRON 20mm F/2.8 Di III OSD M1:2】


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弥彦山

2020-11-16 | 山歩
久しぶりの弥彦山登山です。
あまり乗り気でもなかったのですが、この日を逃すといつ行けるかわからないし、
午前中に5年ぶりに登山靴兼冬の普段履きを新調したので、その試し履きのためにやってきました。
他の山にも行きたかったのだけど、弥彦山は俺にとって「基準」なので、結局、弥彦。


来る途中はどんよりと空が曇っていて、これは紅葉見物は諦めだなーと、
バックパックに【NEX-5T】を突っ込んで、歩き出しましたら、
彌彦神社の拝殿に着いた頃、山に陽が射しました。
山頂も明るく、紅葉も見ごろのように見えます。
これはラッキーと、歩き出したのですが、すぐに日差しはなくなってしまいました。


暗い登山道。
紅葉している木はあるものの、光がないので、紅葉を見ている気がしない。


4合目の展望場所。
暗かったので、DROをLv5で使用。
肉眼で見ているより、かなり明るく見え、弥彦山の紅葉は今が見ごろだという風に見える。

Dレンジオプティマイザーって、【α700】とかの頃、使うとノイズがひどくて、とても使う気になれず、
今でも基本的に使用しないのですが、久しぶりに使ってみたら、結構イケますね。
等倍で見なければ全然OKです。
肉眼で見るよりキレイというのが、なんともですが。


新しい靴が軽い。
前の靴と比べて200gほど軽くなったら、軽いから足が上がる、足が上がるからペースが上がるという罠で、
めっちゃしんどい。
一応、トレッキングシューズという括りだけど、軽いトレランならいけるかも。
……前の靴で、スノーシューカップ走ったりしてたけど。


これまでモンベルの「ラップランドブーツ」のワイドモデルを履いていたのですが、
しばらく高い山は登りそうにないので、ミッドカットはやめて、ローカットモデルの「ラップランドストライダー」にしました。
前の靴は、モンベルの靴ってどうなん?というところからのスタートでしたが、
5年ほど山と冬場の普段履きとして使用してみて、「トレールグリッパー」のグリップ力とか、
かなり信頼しています。
ちょっと硬い感じはあるので、長距離だと靴下などで工夫をする必要性は感じていますが。
ワイドモデルをやめようかと思ったのですが、サイズ違いも含めて、色々と履き比べてみて、
結局、ラクだったので今回もワイドで。
トレランシューズとも悩みましたが、スノーシューの取り付けも考慮して、トレッキングシューズにしました。
(高い山には行かないのにスノーシューの取り付けは考慮すんのか?)


登り始めた頃、カメラのバッテリーが48%だったのは確認していて、まぁ軽く登るだけだから大丈夫だろうと考え、
予備バッテリーも持たなかったら、DRO使ったり、セルフタイマー使ったりが響くのか、
「電池が無くなりました」表示。
んなバカな。差しなおすと回復。
うーん、残量が半分きると不安定だな。一番古いやつだと10年使っていることになるからなぁ。
劣化が進んでいるのかもしれない。
でも、どれがどれだかわからないんだけど。


紅葉は楽しめないし、カメラのバッテリーは不安定で、
どうにも楽しめない。
うむむ。


9合目にある「お帰りはロープウェイをご利用ください」という悪魔のささやき。
まぁ、それで使ったことないけど。
最後にロープウェイに乗ったのはいつだろう?


9合目の石柱の右横の茂みの中に隠れている古い道案内の石柱。
「右 十寶」と書かれています。
「十寶」というのは、「多宝山」の古い呼び名というか、別名。
この茂みの奥に、現在はほとんど使われていない登山道があります。
地図にも載っていますが、茂みになっている通り、使う人はマレ。
田ノ浦から登ってきた場合、ここを上がってきて山頂ということになるんでしょうけど。
薮が枯れてきた頃になると、のぞき込むと道があることが確認できます。


9合目からの稜線まで来ると、落葉がかなり進んでいました。


奥宮社務所前からの、多宝山越しの新潟平野。
弥彦と多宝山は標高がほぼ同じなので、山肌の紅葉具合も同様です。


彌彦神社奥宮に登頂です。
以前登った時に身一つで来たら、「あんぱんは?」と聞かれたので、
俺がいつも山頂であんぱんを喰うことは、そこまで浸透していたのか……と、
ご期待にお答えして、持参してきました。
缶コーヒーは、今回、ガスもボトルも持ってこなかったので、
9合目の自販機に寄り道して購入しました。


スッキリと晴れているわけではありませんが、米山の向こうに上越の山並みも見えたので、
満足することができる眺めでした。

靴を買いに行ってから登りに来たので、遅いスタートになり、下山は日没との競争でした。
表参道は山の東側なので、暗くなるのも早いんですよね。いい運動でした。
これまでの登山靴は5年履いたので、新しい靴もそのくらい使っていきたいと思います。

しっかし、近年、弥彦山しか登ってないな……
やっぱり「基準」なので、1回目は弥彦だし、現状を把握しようと思うと弥彦に来てしまう。
それと今年は、ひとりで熊のいる山に入る気分になれないです。

【NEX-5T】+【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】


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弥彦山表参道登山道

2020-07-26 | 山歩
【Model F050】と行く弥彦山歩き。


天候も体調もイマイチだったので、全然、そんなつもりはなかったのですが、
やっぱ山かな?と思ってしまったので、急遽、弥彦山の登山口に立ってしまいました。
表参道登山道ってどこだ?と言われそうですが、一番メジャーな彌彦神社裏からのコースが表参道です。
もちろん(?)裏参道もあります。


いつ以来でしょう。ようやくの今年初登山です。
登りたい気持ちもあったけど、体調悪くて諦めていたのですよね。
おかげさまで、夜勤でもしない限り、首の調子が悪くなることはなくなりました。
って、夜勤を月に6回もやっているんじゃ、治る暇もねーですが。










登山道で転がってバタバタしていたので戻してあげたピカピカの昆虫。
レンズを向けるとピタッと止まりました。ああ、きっとポーズをとっているんですね。うん。








登山道はちょうどアジサイが見ごろを迎えていました。


息を切らさないペースでゆっくり登ったので、登頂するのに1時間10分ほどかかりました。
息は切れなかったけど汗は滝の様でした。
町を走るか、山を登るかで悩んで、木陰の多い山を選んだのですが、動けば暑いのは同じですね。


【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】+【NEX-5T】

これはサブカメラで。
水鏡は見られなかったけど、大草原は見られた!
こんな景色を見て、登ってきた甲斐があった!と思えないと、やはり登山の魅力は伝わらないのでしょうか。
まぁ俺の言葉足らずなんでしょうけど。


【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】+【NEX-5T】

フルサイズ機を首から下げているとは思えない軽さです。220g!!
……前々からカメラ1・レンズ1なら重くないとは言っていますけど。
超広角単焦点、ハーフマクロ、F2.8、で安価。面白いレンズです。
フルサイズでなくAPS-Cでも30mmの明るいハーフマクロになるので、お散歩にちょうどいいかもしれません。
チープな感じは仕方ないですが、操作感は手持ちのレンズで言えば【SIGMA 30mm F2.8 EX DN E】に似ています(例えが古い)。


やっぱり寄れるってイイですね。
久しぶりの登山でじっくり撮る余裕がなかったのですが、寄ろうと思えばもっと寄れそうです。


3合目まで下山してきたところで、頭上の葉に雨の落ちる音が聞こえてきました。
予報より早いっ
登山道は上に葉っぱの屋根があるので、濡れることはありませんでしたが、駆け下って下山してきました。
足プルプルになりました。

【TAMRON 20mm F/2.8 Di III OSD M1:2】+【α7 II】


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弥彦・多宝

2019-09-30 | 山歩
昨年の山じまい以来の登山に来ました。今年は本当に山に縁がない。

脚力が落ちているのは確実だし、今季初登山となれば弥彦山だろうと、2本くらいやっちゃおうかなと思いながら弥彦神社へ。拝殿でご挨拶。天気に恵まれ山頂まですっきり見えています。


天気に恵まれたのはいいが、気温も上がったので、汗だく。
2本やっちゃおうかなんて思っていたけど、どうも無理っぽいぞと感じ、でも1本じゃ物足りないからどうしようかと考えながら登る。


1時間ちょっとで登頂。
トンボが凄い。


トンボが凄い。
久しぶりの山頂だけど、トンボの印象しかない。


ロープウェーを利用しての学校登山なのか、9合目から上はかなりにぎやかであった。子供をかいくぐって進む感じ。ひたすら続く「こんにちは」の嵐。


新潟平野はほぼ稲刈りが終了した様子。


越佐海峡の向こうに浮かぶ佐渡島。


大平園地越しの多宝山。
弥彦2本はおとなしく諦めたので、となりの多宝山まで縦走することに決めた。
大平園地でラーメンとも思ったけれど、小学生が走り回っているのが見えるので、やはり多宝の山頂にするか。


弥彦・多宝の縦走路はあまり人が入っていないので、かなり歩きにくい。草や枝をかいくぐり進む。これで怖いのは蜂との遭遇。ガサガサ進みつつ羽音に警戒する。


誰もいない多宝山の山頂で、久しぶりに山ラーメンを始める。
今季初登山だったのでどうしても山ラーメンしたくてストーブを持ってきたが、正直なところ暑くてラーメン食べたい心境ではなかった。
にぎやかな弥彦とは違い、俺が多宝の山頂にいる間、俺以外では1人、弥彦からきて石瀬峠側へ下って行った。


多宝からの弥彦山。

天候に恵まれ(すぎて)気持ちのいい山歩きでした。筋力低下には凹みましたが……
紅葉シーズンにはまたどこか行きたいですね。

【Cyber-shot DSC-RX0】

【NEX-7】+【E 10-18mm F4 OSS】

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弥彦山 山じまい

2018-12-10 | 山歩
11月30日。
おそらく俺にとって最多登頂回数を数えるであろう弥彦山。その弥彦山が今年はじめて「山じまい式」を行うというので、面白そうだから行ってみることにしました。
「山じまい」、山開きがあるのであれば、開いたら閉じる式もあるのですね。


弥彦神社拝殿。
生憎と天気悪い。
天気予報レーダーによれば、雨は降らないようだけれど、山頂に行くには低い雲(というかガス)を抜けていかなくてはいけない感じです。
一応、カメラも持って行きましたが、天気も悪いしサクッと登ってサクッと帰ってこようと、ポケットに【Cyber-shot DSC-RX0】を突っ込んで登山開始です。


表参道コースを登り始めてすぐにある「茶屋」は、この日ですでに営業終了していました。
上で知りましたが、この茶屋の夫婦も山じまい式に出席するために登っていたようです。


おひとり様登山なので、久しぶりに息が上がるペースで登ってみる。1時間ちょっとで登れればいいかと思ってスタートしたけど、意外と調子がいい。まだペースを上げられそうだ。あー、でも早く着いてしまうと式まで上で暇だ……。ということでまだペースは上げられそうだけど、時間調整のために上げきらないというちょっとモヤモヤするペースで。


さすがに登山道の紅葉も終盤過ぎ。足元は星屑のよう。濡れてはいるけどぐちゃぐちゃにはなっていなくて良かったです。


下から見上げた時は、上はガスっていない様でしたが、どんどん下から上がってきて、結局、周辺は白くなってしまいました。


1時間くらいで山頂に登頂。
上からの眺望は期待はしていませんから案の定というか、よく言えば雲海。


天候が良くなかったこともあり、山じまい式に集まったのは、どうも関係者だけみたいでした。SNSでも呼びかけがあったので、もう少し一般登山者がいるかと思いましたが、俺くらい?
ということで関係者に紛れて参加するのも申し訳ないので端で見学することに決めました。
式が始まるのを待っているうちに、ポツポツと雨が。幸い強くはないので濡れることはなさそうですが、さすがに何もしないで待っているには寒くなり、山頂をグルグルと歩き回る。不審者このうえなし。






山じまい式が執り行われました。

弥彦神社奥宮の社務所が11月末で閉じられることが多いので、それに合わせてこの日になったようですが、今年は12月の頭が休日だったので社務所はこの日には閉じられなかったようです。
山じまいとなりましたが、弥彦山ロープウェーは冬季も営業していますし、登山道も立ち入り禁止になったわけではなく、あらためて自己責任の意識を高めてもらう事を目的として、今年から「山じまい式」を行うことになったそうです。
弥彦スカイラインは通年通り、この日を最後に冬季閉鎖となりました。


年内にまた登るかはわかりませんが、今年は回数が今回を含めて登頂3回と少なかったものの、新潟市内から眺めることを含め弥彦山には楽しませていただきました。
お弥彦さま、ありがとうございました。

雨も降ってきたので、下りもササっと久しぶりにほぼ駆け下ってきて、この日はいい運動になりました。


「山じまい式」を終え、表参道コースの登山口にある鳥居には、このような看板が設置されていました。(俺が登り始めた時間には、まだ紙が貼られて看板が覆われていました)
やはり、1月の事故を受けての山じまい式開催となったんですね。なお、他の登山口にも同様の看板があるかは未確認です。


雪の弥彦山も気持ちいいですが、来シーズンはどれだけ登りに来られるかな。

【Cyber-shot DSC-RX0】
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弥彦山へ

2018-11-02 | 山歩
秋晴れの休日、山に行きたい!と言って妻を弥彦山に連れていきました。

この2週間ほど前にも登りに来たのですが、菊まつりの準備が進められていて、この日は「大風景花壇」もほぼ完成形になっていました。


まだまだ麓は青々としています。

昨冬の登山道崩落等による閉鎖があって、2週間前に来たのが、再開後初だったのですが、1合目付近はだいぶ木を切って整備したようですが、あちらこちらで斜面が崩れている様子もまだありました。「里見の松」手前は大きく(新しく?)崩れており、開放されたもののどうも全体的に脆くなっているような印象を受けました。


4合目から国上山方面を見下ろすのはお約束ですが、2週間ほど前にもここでスズメバチらしきものが、ものすごい勢いで飛び去って行くあたり近くに巣があって偵察部隊なのかもしれません。


ゆっくりゆっくり登っていきます。
4合目あたりまで来ると、ようやく木々に紅葉の兆しが見えてきました。




登山道にいる間は、秋晴れと言ってもなかなか空は見えませんが、日差しが降り注ぐと森はキラキラしています。


山頂手前、もう少しでてっぺんだよ~


山頂到着。多宝山ごしの新潟平野もお約束。
多宝山山頂付近は、紅葉と言うよりも茶色が濃いようにも見えます。今年の紅葉はどうなんでしょうね。


お湯を持って行って、あんぱんとコーヒー。定番です。


やっと夫婦で弥彦神社の奥宮に参拝することができました。
これまで俺が何かと「報告」に来ていたのが、この奥宮です。妻と麓の拝殿には来ていましたが、奥宮ははじめて。やっと、といってもまだ半年なんですが。
アメカゴさん、今後ともよろしくお願いします。

菊まつりも始まりましたが、そろそろもみじ谷も気になってきますね。

【NEX-7】+【E 10-18mm F4 OSS】

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角田山稲島

2018-06-10 | 山歩
DSC-RX0で撮る角田山。

はじめて妻を連れて角田山の稲島コースへ。
里山とはいえ初登山なので、できればもっとラクなコースを選びたかったのだけど、時間的都合により最短距離で登れる稲島に行くことになった。
稲島コースといえば「階段地獄」。だから俺もできれば来たくない。


時間が遅いこともあってか、登山道を行くのは我々のみ。
階段、階段、また階段。


頭上の新緑は、もうちょっと日差しが欲しかったかなというところ。




ほら、自分の足でこんなに高いところまで上がってきたんだよ。
思い返してみれば、自分の初登山だった弥彦山で、眼下に見える新潟平野の景色が何よりの達成感と爽快感を与えてくれ、それが登山の力になった。俺も自己流登山なので、変なテクニックを教えるより、こうして「自分ができたこと」を実感してもらうのが、何よりの力になると思う。


ほら、頑張れ。


観音堂を通過して、一応、山頂(480m)まで登ったあと、観音堂にすぐに引き返すことにする。


観音堂からの新潟平野は「水浸し」の季節を過ぎて、すでに「草原」に近くなってきていた。


観音堂で、あんぱんとコーヒーという、俺のいつものセットで休憩。


きれいな翅のカラスアゲハがヒラヒラと。意外と近づいても逃げない。


観音堂での休憩のあとゆっくり下山。
あとで角田山の「トレッキングガイド」を見ていて気付いたのだが、トレッキングガイドにはコースの難易度を1~5にレベル設定していて、稲島コースは上から2番目にあたる「4」だった。「階段は大変だけど短いから難易度は低い」と言って連れて行ったことを平謝りした……
案の定、妻の感想は「また山に行くのはいいけど、稲島はしばらく行きたくない」だった。
だよねー。俺もそう思いますです。

【Cyber-shot DSC-RX0】
コメント
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