ある日、新潟で

【New-Lagoon Days】-αで描く新潟の光-

道の駅瀬女にて

2025-03-06 | AnotherNL
「石川編2.5」

白山比咩神社まで行ったのなら行きたいところがあった。神社から道をさらに山の方へひたすら進んでいく。道中にも見覚えのある場所が続く。確かにあの時、ここに来ていたんだなぁ。目的の場所は思ったより奥地だったようで、そんなに距離あったっけと感じた。ちょっと先まで行っていい?と聞いておいたものの、思ったよりちょっと先じゃなくて焦る。

やがて、ある地点を通過する。あ、ここだ。と思った時には通り過ぎている。今は何があるわけでもない。
後から後続車が来ているわけではないから、別に停まっても良かったのだろうけれど。
目的の場所を通過した時、一瞬だったけれどあの時の光景が浮かんだ。
同時に、あの時のやるぞ!という気持ちと、やってやったぞ!という気持ちも思い出していた。
ああ、来て良かった。


少し通り過ぎて道の駅瀬女(せな)に入った。あの時も天気良くなかったんだよな。
あの時というのは「第3回 白山白川郷ウルトラマラソン」に参加した時のことだ。現在の同大会はコースが変わってしまったが、当時のコースは道の駅瀬女から少し離れたところにある小中学校前の道路上にスタートゲートがあったのだ。白川郷で折り返してきてゴールは小中学校のグラウンド。
雨の降る中の「ホワイトロード」往復という100kmの難コースだったが、なんとか完走することができた。コースは厳しいが世界遺産白川郷合掌造り集落も含めて、景観に富んだとても楽しい大会だった。
そのスタート地点があった場所。
コロナ禍もあったが、すっかりウルトラマラソンからは遠ざかってしまった。秋に数年ぶりのウルトラマラソンを控えて、本当に自分にまたやれるのか?という気持ちがずっとあった。100kmを走り切ってやるぞという気持ちをスタートラインに立った時に持てるんだろうか。
そんな気持ちが、いつかのスタートラインに立った時に吹っ飛んだ。一瞬で奮い立った。
ああ、この気持ちがまだあるなら、俺はやれる。この場所に改めて来てみて良かった。スイッチを入れることができた。


道の駅瀬名で、そばをいただいた。豆腐屋さんなのかな。とても美味しかった。なんか特別なそばだった気がする。

道の駅からさらに山の中へ進んでいくと、素晴らしい景観の有料道路「ホワイトロード」に行くことができる。またあの絶景を見に行きたいのは山々だけれど、この先のスケジュールを考えるとさすがに時間がなさそうだったので、金沢市内に戻ることにした。
車でもいいからまた「ホワイトロード」には行ってみたい。天気の良い日に。

なお、2015年に参加した「第3回白山白川郷ウルトラマラソン」に参加した当時のブログはコチラ。
 → 「白山白川郷100km -1-」https://hasekururu5th.blog.ss-blog.jp/2015-09-17
全6回と長いうえに、スマホから開くと広告が多くて読みにくいので注意です。

【NEX-5T】+【E16mm F2.8】



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