ある日、新潟で

【New-Lagoon Days】-αで描く新潟の光-

Tunnel of Light

2019-11-11 | 新潟の風景
新潟で今、一番「ばえる」ポイントではないでしょうか?

十日町市の清津峡渓谷トンネルにできた「大地の芸術祭」のアート作品「Tunnel of Light」を見に行ってきました。


清津川の流れ。紅葉にはまだ少し早い感じでした。秋山郷辺りまで行けば見ごろだったのではないかと思いますが。
近い駐車場は満車だったので、少し離れたところから歩くことに。
到着は15時頃でしたが、まだまだ観光客の車や観光バスが何台もやってきます。10年前に来た時は、それなりに観光客はいたけれど、混雑している感じはまったくなかったんですけどね。


清津峡には、渓谷を鑑賞するために掘られたトンネルがあります。
俺が本当に幼い頃にはまだ渓谷の歩道を歩くことが出来たのですが、その後の落石事故などを受けて、歩道は立ち入りが禁止されることになりました。そこで渓谷を見るために作られたのが「清津峡渓谷トンネル」です。トンネルを訪れたのはこれで2回目となります。10年前に訪ねた時にはまだアート作品はなく、1回くれば十分かなと長年思っていました。有料施設だし。
ちなみに10年前に訪ねた時のブログがコチラ→「清津峡」キラキラノカケラ
しかし、アート作品がおかれ、その景色は一度行ってみたいと思えるものでしたから、どうにか行けないものかと模索していました。そんなある日、「月イチ日帰り温泉」をどこに行こうか見当している時に、妻が行きたいと言ったのが十日町市だったので、これ幸いと清津峡に来ることができたのです。

この写真の場所が「第1見晴所」
トンネルの中には4カ所の見晴所があって、それぞれに清津峡渓谷を眺めることができます。
第1にはアート作品はなく以前のままでした。


柱状節理の岩肌が素晴らしい場所です。


時間が遅いので、渓谷の眺めはちょっと暗め。できれば太陽が照らしてくれる時間帯に来るのがベストかと思います。


トンネル内の照明も通常とは違う色になっています。
以前はなんてことないトンネルだったのですが。


「第3見晴所」
ここはトンネルの壁面に鏡が貼られ、オレンジ色の光を発していて、ちょっと不気味な空間になっています。


トンネルの一番奥、「パノラマステーション」が、話題になっているあの場所です。
さも自分が写っているかのように載せていますが、写っているのは知らない人です。シルエットお借りしました。




トンネルの壁面にはステンレス板が貼られ、床一面には渓谷の湧水が張られ、周囲の景色を映してこの光景を作り出しています。


湧水プールの水深は浅く、端はかなり浅くなっているので、歩いて入っていくことができます。
一応、プールの手前に靴を脱ぐ場所がありますが、はだしで入っていく人は少ない様子でした。俺はサンダルにはだしなので、そのまま濡れることを気にせずにザブザブと。靴のままでもゆっくり進めばあまり濡れないと思いますが、そこは人気スポット。他の人が歩いて起こした波が容赦なく襲ってきます。さらには一方通行であるハズなのに、逆走してくる人が絶えないもんですから、濡れてしまう可能性は高いかと思います。


「パノラマステーション」からの清津峡。
やっぱりもう少し光が欲しいですね……
トンネル入り口から清津川上流に向かって歩いてきて、トンネルの一番奥からの眺めは清津峡のさらに奥……のように思いますが、じつは「パノラマステーション」手前でトンネルはくるっとヘアピンカーブとなっていて、見ている景色の先にトンネルが入り口があるのです。ここからは見えませんが。
歩道の跡が見えますが、そこは今は立ち入れない場所となっています。まだ物心つく前に清津峡に来たことがあり、当時はトンネルなんてありませんでしたから、今は入れない歩道で撮られた写真があります。俺はもちろん記憶していませんし、写真を撮った場所がどこなのかもわかりません。


トンネル入り口前にできた「エントランス施設」の2階に足湯があります。この日は特にタオルとか用意していかなかったので、見に来ただけ。
ここも含めて全体で「Tunnel of Light」という作品となっているようです。




以前来た時は、トンネルから少し見えるだけの清津峡に、清津峡は素晴らしいけど、もう来なくてもいいかなーと思っていましたが、アート作品が出来たおかげで、また訪ねるきっかけになり、そして、楽しめる再訪問となりました。


ちなみに、この日の「月イチ日帰り温泉」は、十日町市の旧 川西町にある「千年の湯」に行ってきました。

【NEX-7】+【E 10-18mm F4 OSS】【Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS】



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« たんぼ花火会 | トップ | ある日、ロールアウトする »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。