しもじも日記

書くの大好き。

医療従事者としておもうこと

2020-04-10 21:41:55 | 日記
今日は朝からたくさんの人からメールがありました。

歯科医療って感染リスク高いよねって。


はい。
当たり前ですがな。

コロナ以前に
肝炎、エイズ、、、色んな感染症がsるわけで

正直なところ
コロナも怖いですが

血液を扱っている私の仕事では

コロナよりも
肝炎やエイズが怖いです。

新薬が出ているとは言っても
やはり偏見や差別があり

カルテに
私はエイズですとか
肝炎ですと
書いてくれたらありがとうございます。

でも
偏見や差別もあるから書かない人だっている。そして何よりもコロナと同じで、自分が感染しているとは思えないのだ


そう思うと
日々感染リスク高いよねって思っていても

まあいいやとか針刺しだっておこる。

感染ケアもできていない。

マスクとゴーグル、グローブ。
アクセサリーなし、髪はくくる。

これってはっきり言ってほとんど居ない。

いました??歯科で。

衛生士学校で当たり前のように言われていたわけです。

ですが
気がついたらまあいいや

自分は大丈夫

あとは
心がこれは滅菌でしょ

って思っていても

医院のやり方なので口出せない。

そして
口々にいう。

そんなことしていたら手がかかるし高くつく。

でも、
今はどうだろうか。

みんなこぞって慌てている。

慌てているところこそが
ずさんなわけだ。


コロナでやばいとか自粛
わかるけれど

歯科医療は
元々感染リスクは高いのだ。

感染リスクは
患者さんではなくて
医療従事者です。

衛生士学校で学んだことを今思い出してみよう。それが当たり前で感染を起こさないようにする最短の道です。




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白衣の天使と 白衣を脱いだ母

2020-04-10 20:35:59 | 日記
厚労省からのお達し。

この通達にあるような衛生管理はあまりにも基本的な事柄なんですが、、、コメント欄を見ていると、歯科医療従事者のコメントに驚いてしまった。

普段からしていないところがあるとしたら驚きです。そう、驚きと言うのがそれなんです。

内科の基礎疾患がある患者さんの場合、定期的な歯周病ケアをすることが、基礎疾患を軽減することにも繋がるため、なるべくなら来て頂きたいのが本音です 、、。

白衣を着るとたくさん患者さんが浮かんできます。ここでやめたら予防が治療になってしまう、、、とか。
体調に負担をかけないように口の状態は良くしておきたい。往診で行く場合なんかは特にそう思うでしょう、、、。肺炎を防止したいとか。色々考えるわけです。口腔ケアがどれだけ大事か。

でも、
コロナを考えると難しいと思います。


また衛生用品含め、診療に必要な物の入手が困難になりつつあるので、在庫だけでやりくりすることを考えると、大変ではあります。

感染しない・させないために徹底的に手段を講じています。診療時間内は入口のドアを含め、4方向に風が行き渡るように窓を開け、患者さんが出入りするたび、殺菌・消毒を繰り返しています。

普段から衛生管理を徹底してきましたが、それでもいつも以上に気を使います。

でも、それは本来当たり前にやっていたら普通なわけです。

いかに
まあいいか

で、仕事をしていたのだろうなと
思ってしまいます。

白衣を脱げば、
もう自分も感染しているのかも…と頭をよぎることもあり、子供や家族にうつらないようにと思う。

白衣の天使は
白衣を脱げばただの人。

2人の自分がいます。
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