思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

青森駅前の「青森まちなか温泉」とねぶた展示館「ワラッセ」

2018-06-19 09:23:16 | 2018年の旅行記
新青森駅からは普通なら奥羽本線に乗って青森駅に出るでしょうけど、駅前バス乗り場から市営バス東部営業所行きに乗って古川で下車。



青森まちなか温泉に入って朝の身支度をするためです。



青森センターホテルに併設された公衆浴場で駅からも徒歩で10分かかりません。朝6時から夜11時まで営業しているので夜行バス明けにももってこいで、前回来たのは2010年の春で新宿からツアーバスに乗って青森に来た時だったな。その時のバスはこともあろうに、途中の休憩地点で客を乗せ忘れた。きちんと人数確認をしてないためで、結局次のPAで長時間停車して乗せ忘れがタクシーで追っかけてくる羽目で、バス会社の偉いさんも翌朝の青森駅停留所まで菓子折り持って詫びに来る始末。乗り遅れたのは女の子だったと思うが怒っていたなあ。

入浴料は450円でタオルセットのレンタルが200円で650円払って中へ。JRバスのラフォーレ号の利用客はバス車内で配布する割引券を出せば500円と150円安くなるとのこと。湯は少し色づいていてほのかに匂いもする。そしてなにより温度が丁度いい、ずっと浸かっていると気持ちがいい。サウナも広くて水風呂が冷たすぎずよい。

風呂から出ると9時25分、遅めの朝食と言うか、青森に来たからにはホタテが食べたい。三重県にいると絶対食べることが無い、そもそもスーパーでは売っていない、百貨店ならあるかな?という程度だし。食べるのなら駅前のおさない食堂がいい。ここのそばに古川市場があって、釧路の勝手丼同様の「のっけ丼」があり、前を通ると外国人旅行者2人が食べているのが見えたがそういうものは決して安くない。なんとなく面白いだけ。



しかし非情にも朝の営業は無く11時からとのこと。前回青森に来た時は8時には営業していたし、実際に朝食利用した記憶もある。青函連絡船の時代なら終夜営業していた飲食店も多数あったと聞くが、夜行列車が無くなり特急列車も殆ど来なくなり乗客も減ったので朝営業が難しくなったのかも。それとも経営者の高齢化かな?昼食に来よう。

ということで青森駅そばの「ワラッセ」へ。昔はこの場所に連絡船の自動車航送スロープがあった。入場料は600円で実際のねぶたを近くで見学できる施設。





こちらは昨年の大賞を受賞したねぶたでねぶた師は北村麻子。6代目名人の北村隆の娘で、いま一番勢いのある新進気鋭の作者。



それでこちらが親父の北村隆のねぶた。ここの素晴らしいところは近くで見られるので中も見られるという事。



針金と角材で骨格を作り紙を貼って電球で照らしています。



そしてこちらは5代目名人の千葉作龍のねぶた、どことなく古典的な雰囲気があり、いまのねぶた師は北村(北川)派と千葉派、あとは佐藤派もあって大体はこれらのどこかに属しているそう。で、なぜこんなに説明できるかというとずっと前に放送していた「所さんの笑ってコラえて!」を見たからね。ほかの熟年夫婦も番組を見てきたかのようなことを話していて、ここの説明をしている係も「結構見てくれて来た人多いんですよね」なんて話してました。