バトゥ洞窟を見た後は電車でKL市内へ戻ります。少し遅くなりましたが昼食にいたします。やっぱりキンキンに冷房が効いた車内は快適の一言ですね。チャイナタウンで食べようと思います。
クアラルンプール駅で降りると長いホームの南寄りで乗降。以前は北寄りでした、雰囲気が当時のままで使われていない様子。昔はこちらが中央駅で長距離の長編成の列車が発着していた名残ですよね。でもこのまま残しておいてほしい、そう思います。
駅を出てチャイナタウン最寄りのラピドKLパサール・スニ駅へは連絡通路でつながっています。対してこちらは近代的で発展を続けるマレーシアを象徴しているような景色ですね。
チャイナタウンと言えば私が初めてマレーシアを旅した2003年に宿泊しました。関空からシンガポール経由のJAL便で21時ころに到着し市内に入ったのは22時過ぎ。夕食にしたいが初めての国、初めての街、街の雰囲気がつかめずコンビニで簡単な食事物を買ってホテルへ向かって歩きましたが、雑然として汚く、交差点ごとに人が屯してしゃがみ込んで「金たかられるんじゃないか？」と恐怖に感じたのを。今ではそんなこと微塵も感じないのですがね。
インド系の寺院は装飾が煌びやかですよね。
ですがここはチャイナタウン、いつもこちらの関帝廟に寄って賽銭をあげて線香を持ち旅の前途を祈願します。
昼食はいつものフードコートへ。ここは入りやすいのもありますが色々な料理が並んでいますから好都合なんです。
って言うけどここ最近はずっとこの店のクレイポットチキンライスばかり食べています。魚のホイル焼きも旨いのですが昼なのでまあいいでしょう。夜ならそちらも頼んで宴とすることが多いです。
待つこと10分少々、土鍋で炊くのですから待ちましょう。その間はビール飲んで、南国で昼間から飲むのは最高です。
こちらがそのクレイポットチキンライス、私は土鍋飯って呼んでいますが醤油タレで炊かれた飯の上に鶏のぶつ切りがいくつかと、ソーセージのスライスが散らしてあります。日本で食べる鶏炊き込みにも似ているんだけど、鍋肌に焦げ付いた飯を匙で剥がしながら食べるのがなんだか幸せ。米の飯っておこげが一番旨かったりするんだよなあ。