思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

高知・自由民権記念館とスイッチバックの新改駅

2017-03-18 09:06:20 | 2017年の旅行記
《ここから3月上旬の高知の旅に戻ります》

3月3日は7時半ころに起床。大浴場があるということは朝風呂ができる!まるで温泉旅館のようなだって思いながら風呂に浸かって身支度を済ます。すごく旅行感が出ていて気分がいいです。



朝食をお願いしていましたのでレストランへ。なかなかすっきりとした綺麗なところで、カウンター席も多く出張客にもいい環境です(空いていたのでテーブル席に入りましたが)。これぞ日本の正しい朝食と言う感じで、塩サバとほうれんそうお浸しに白和え。豆腐は冷奴かと思ったら湯豆腐でした。料理が運ばれたときに「こちらはポン酢です」というので当地では醤油よりポン酢が好まれるのかな?塩サバにかければさっぱり旨そうだと思ったけど湯豆腐用でしょうね。ご飯もお代わりして腹いっぱい、昼飯いらないかも…。ともかくこれで宿泊が3,600円で朝食600円は凄くお値打ちです。もうこれは高知ではホテル港屋が常宿に決まりですね。

9時にチェックアウトすると昨夜は見なかったおじいさんが「どうぞお気をつけていってらっしゃいませ!」と気持ちのいい挨拶。他では見たことないほどでやっぱり常宿決定。楽天トラベルの評価が高い理由にうなづける。今日は11時ころの列車で岡山方面に向かってとにかく帰るだけだが、どこか一か所くらいは観光したい。高知城?坂本龍馬の記念館?高知は見るところ多いですよね。





で、電車に乗って桟橋車庫前で下車して。



車庫にたたずむとさでん交通の車両を外からちらっ見てから。



自由民権記念館を見学しました。明治時代の自由民権運動といえば土佐から広まったことでしたよね。色々と展示はありましたが、私の頭ではなかなかりかいできなかったような。それでもSAPIO連載の小林よしのり「大東亜論」を読んでいるので植木枝盛や”民権ばあさん”の楠瀬喜多については知っていたので少しは理解できたような気もします。

で10時半過ぎになったので高知駅に戻って11時ころの多度津行きの普通列車に乗ろうか思ったらチョンボしていることに気づく。11時なのは特急で普通列車は10時43分発。どう逆立ちしても間に合わない。でも全然慌てませんよ。普通列車は土佐山田に21分停車で特急に乗れば追いつくのです。なので指定席券売機で土佐山田までの乗車券と自由席特急券を購入して。



11時13分発岡山行き〈南風12号〉に乗車。2000系なのは当然ですがわずか3両とは短すぎ。なのに自由席に空席があるのだから普段から混まないのでしょうね。15分ほど乗車して土佐山田で普通列車に乗り換え。



乗り込むと非常にガラガラ。なんと5人しか乗っておらず同業者はゼロ、みな病院通いの年寄りって感じ。元来四国で青春18で旅行する人は少ないしましてシーズン初めの学校が休み前の平日とはいえ…。おかげで汽車旅をゆっくり楽しめそうです。高知から土佐山田までは平野部でしたがここからは四国山地を横切ることになり勾配もきついし景色も険しくなります。



次の駅新改といえばスイッチバックの駅。停車時間が長かったらホームに降りてみたかったのだが。



1分ほどの停車なので窓から見ることしかできません。運転士はATSを切り替えてハンドルを持って逆の運転台へ。本線を横切って引き込み線に入り停車。再びATSを切り替えて元の運転台に移動。車掌がいれば移動せずに逆転機を切り替えるだけでバック運転できるのですが面倒ですねえ。