緒方鍼灸院 【脉泉堂】 有田町の自然 平六のワンダー

「目で見て、手で触り、音を聞き、温度を感じ、においを嗅ぐ」体験は「知識として知ってる」ことよりはるかに重要だと信じます。

浮岳 ・・・『筑紫富士』とも呼ばれる美しい山容

2009-10-12 17:22:08 | 背振山系
浮岳は別名を「筑紫富士」とも呼ばれ、唐津方面から見る姿は、まさに富士山の姿そのもの。
と佐賀新聞(佐賀勤労者山岳会/編)で紹介されている。
今朝、こっそりと家族を起こさないよう出発した。
大和から嘉瀬川ダム建設現場脇を通って七山町樽門から白木峠の登山口へ向かった。
ここ最近、天山、八幡岳と登山靴を履かない散策程度の山歩きだったので、登山靴に履きかえは久しぶりでした。
途中の嘉瀬川ダム建設現場、ダムサイトの状況が目の入り、車を止めて見てみました すごい
変わりように驚きでした 1年前の 11月だったか九州自然協議会の集まりで見学に行き、建設状況を聞き、
見たのは底の方でまだまだ基礎ができ始めた記憶がありましたが、
今日はかなりとできあがりまじか的感じを受けました。

利権がらみの話がある中で自然保護の話題を私は持ち出したくありません
しかし、今日はこんな看板も目に付きましたので紹介しておきます。

林業、山を歩くと感じるのは手入れがなされることなく荒れた植林地、暗くて登山していても楽しみが
損なわれることもあり、大変なんだろうと感じています。
浮岳 白木峠登山口は コンクリートの のり面にあり、驚きでした



白木峠登山口は『福岡セブンヒルズゴルフ倶楽部』エントランス前の 県道143号線にありました。



浮岳羽金山林道口には立派な佐賀県/脊振北山県立自然公園/浮岳登山口の看板がありますが、
今日は白木峠登山口より取り付きました

植林の中からゴルフ場の芝生が見れ、プレーしている方々の楽しそうな声も聞こえてきました
ツワブキの花が咲き始めていました

植林地を抜け、自然林の中を歩くこと約1時間チョットで南の方から来た山道と出会いました

これから北の方角/浮岳山頂を目指して登っていきます

大きな岩がゴロゴロ 少し急な上り坂ですが、頂上目指してエンヤコーラ

ちょうど 1時間半で 頂上の 浮岳神社上宮に着きました

山頂には二等三角点がありました。

鳥居 と 805m の表記板 もありました。

こんな 置物を 見つけました。 木でできた 亀さんです。
大きさは約60cmで、上宮の祠の下に置いてありました。
チョット珍しい置物に感じましたが、調べたらこの神社は海運の神様で、社には海亀が祭られてあり、
普通の神社の神殿は南向きに立てられているのですが、ここは海がある北を向いているとありました

玄界灘の眺望ができました。
しかし、SAGAの山歩き/佐賀新聞社(佐賀勤労者山岳会/編)では、ここから5分ほどの所に大岩があり、
その上からの眺望が素晴らしいと書いてあった。
山頂から急な坂を 5分ほど進み、大岩を見つけ登ってみました
昨日行った、佐世保の展海峰から見た九十九島を思わせる眺望でした





大岩の近くで山では初めてワンちゃん集団に出会いました
聞いたら、ワンちゃんたちのトレッキング教室だそうで、驚きでした

チジミザサ(イネ科) 葉がササに似ていて縁がしわ状にちぢれています。 花穂を出します

モミジガサ(キク科) 葉はつやつやしており、食べれるそうです

帰りは南登山口の方へ下りることにしました

急な坂道で落ち葉で滑りそうですが、ロープもあり、白木峠からの道より明るく、楽しく滑るようにルンルンで
下りていきました

途中には杉の巨木、楠の木のようですが、杉です、幹周り約6m

浮岳羽金山林道の南登山口に出会いました

ヤクシソウ にとまっているチョウは、ヒメアカタテハ?

ツリフネソウ も沢の湿った場所に咲いていました

キチョウ(黄蝶) ごま塩的な黒褐色の斑紋の出方がなんとも悩ましい

カラスウリ もたくさん実っていました

さあ、3連休も終わり、明日からは仕事がんばろう
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