年頭所感 東洋はり医学会墨字機関紙・経絡診療・・・有田町2017.1.29

今年も東洋はり医学会の機関紙『経絡診療』１月号で年頭所感を掲載させていただけました。

長崎支部に所属し、多くの先輩・同輩に恵まれ、日々の診療の要となっています。

先日、先輩からのｱﾄﾞﾊﾞｲｽ 『だいぶ空回りしているぞ・・・』

そうなんです。

こうあってもらいたい！ こうしたい！ が強すぎ、過剰に攻撃的な発言、行動が現れていました。

思い込むことで、強いストレスとなり、自分で自分を抑えれなくなるところが生じていました。

こうあるべきだと思い込むため、思うように相手が思うような行動をしないことにイライラしていました。

肝の変動を抑えれていません。

しばらく、おとなしく、深呼吸をして過ごしたいと思っています。しばらく、ドキュメント的な本でも読んで別の世界を見てみます。

今日は掲載させていただけた、僕の年頭所感 をご紹介します。

内容の全文です。

　年頭所感　　　　長崎支部　　緒方昭浩　

新年を迎えると近年思うことがあります。

私を生かすために、手を差し伸べていただいている方への感謝と、共に手をたずさえないまでも、同じ思いで今を生き抜こうとしている仲間の思いです。

ありがたいもので、助言をいただきながら我が道が歩けるのです。

会社の為や誰かの為ではなく、自分の世界を歩けるのです。

　私は休みを利用しての山歩きが好きなのですが、道迷いを起こして遭難される方が意外と多いです。その為、事前に地図・情報を集めて安全に歩くための登山計画を立てるのですが、実際に歩いてみると人が歩いた形跡を感じない林の中へ迷い込んだり、どこを歩いているのか目印となるような案内板を見失うことがあります。

　最近は便利なＧＰＳ機能が使える機器が利用できますが、基本は地図とコンパスで位置を確認しようとします。そして、目印となる場所までとりあえず戻ります。

　思い込みでの前進は絶対にしてはいけません。万が一暗くなったら野営を覚悟することです。暗闇を闇雲に前進してはいけません。その為にも雨具・非常食・飲料水・保温用品を携帯する、想定した体験訓練を積み重ねておくことも大切です。

工夫しながら、時に楽しみながら経験しておくことは、行動に余裕が持てます。

慌てず、事態を考がえ、決断、実行して行けます。そんな場合は誰かに相談できる環境には無いのです。

最良と判断した手段での行動を安全に実行できるか、迷って迷って泣いてしまう訳にはいきません。

　患者さんの主訴と向き合い、治療方針・証を立て、気を診ながら治療を進めることと同じです。絶対に同じ症状はありません。

　地区例会で治験報告を聞いたり、先輩の助言や、本部指導者との関わりを通じた体験は自らの技能を向上させる為には欠かせません。

　その為にも回り道をしてでも多くの体験をすること、時間が許す限り多くの方との触れ合いや、語り合えるチャンスを作ること、目的を掲げ、挑戦し続けたいと考えます。

　楽な道よりバラエティーな道を今年も歩んで行くでしょう。

　失うこともあるかも知れません。

　時にあせることもあるでしょうが、引き出しが増えたと前を向いて生きて行きます。

　語れる方を今年も増やして行きます。

　胸が詰まらないよう、山歩きも続けます。

　相手の気を感じ、手を差し伸べながら、まだ知らない世界へ尻込みせず、足を踏み入れながら、体験したいと考えています。

　新たな目標もあります。到達するための計画を立て、進めて行きます。

新たな年を迎え、会員皆で学術のレベルを更に上げられるよう邁進していきます。

　今後とも諸先生、諸先輩のご指導ご鞭撻何卒よろしくお願い致します。

以上です。

今年のスタート　『気を感じる年としたい』　いろんな意味で、自分を見つめ直しながら、気を感じながら、気負わず、自然体で向き合って行きます。

一度、お電話ください。

治療院の場所は、コメリ有田店さんの西隣りですので来院時の目印になります。

来院される前に、０９５５-４２-２６５５ へ

予約の電話 をお願いします。

場所：佐賀県西松浦郡有田町南原甲６４１－１６

全予約制にておこなっています。一度お電話で予約確認をお願いします。

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