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昨日の午前中、野鳥の会の会員・有田町で高校時代まで住み、現在は茨城県に在住の健一さんの来訪を待ち、伊万里市の長浜干拓地のナベヅル・マナヅル飛来状況を見に行ってきました。
小雨の中、SUMCO伊万里工場北側干拓地のプレハブ小屋・観察小屋にはボランティアの方がひとり夜明け前から日没まで交代で観察されていました。
現在、2羽が滞在していますが夜明け前にエサ場へ飛び立ってますと話され、目の前の田んぼ・ねぐらには一羽も見られません。でも、鶴のことたくさん教えていただきました。
いつ頃、えさ場から戻ってくるんでしょうか? ・・・分かりません。
今日は雨も降ってるので、一番警戒している人間さんの姿がエサ場に現れることもないでしょうからゆっくりと食事を楽しんでいるんじゃないでしょうかね・・・
鶴さんのつがい、夫婦は一生つがいを続けるんです。 オシドリ夫婦と人間は中の良い夫婦のことを言いますが、オシドリって浮気性で多妻なんですよ。
鶴は子供を二羽しか生まず、家族は子供含めて最大4羽なんです。
寿命は20年から25年でしょう。 毎年、同じようなルートで渡っています。10月後半から1月後半までの間、鹿児島県出水市への中継地としてここ伊万里市長浜干拓地に渡来してきます。
最大100羽程度が渡来している時期もあるそうです。
鶴に混じって、昨日は白鳥が一羽いました。 白鳥は足が短くズングリっとしてました。
いろんな渡り鳥が来るのですが、昼間どこに行っているのか分かりません。
このプレハブで観察しているボランティアさんは6名ほどで交代で観察なさっているそうです。
ご苦労様です。
一時間程滞在し、行ってみたかった伊万里市瀬戸町早里の 「イスノキ」を見にこのあと行ってみました。
先日紹介した「AKK1616 有田キッズ検定」の問題に出ていた「イスノキ」
初めて知りました。有田町と関連した大事な材料となる木なんです。
場所が分からず、伊万里市の公式ホームページで紹介されていた 県指定天然記念物 早里のイスノキ (はやり の いすのき)地図の場所の近くで出会った女性に声を掛け、お婆ちゃんだったら知っているかもって親切に聞いてもらい、教えていただけました。
大きな木です。
* 伊万里市のホームページの紹介文より。
樹高約13m、目通り幹回り(目線の高さでの幹回り)約2.5m、推定樹齢約200年で、佐賀県下のイスノキでも屈指の大きさです。
イスノキの樹皮を焼くと柞灰(ゆすばい)がとれます。柞灰は磁器の釉薬( ゆうやく)の原料として、江戸時代にさかんに使われました。またイスノキは木質が堅いのでロクロの芯材に利用されました。このように、焼物づくりとも関わりの深い木です。
と書かれています。 有田焼 創業以来使われてきた イスノキの樹皮 と 木材 こんな関係が有田町にあるとは知りませんでした。
午後は患者さんの予約があり、健一さんを宿に送って昨日はお別れでした。
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