今年初め5日の佐賀新聞を読んでいて、どう言うことが起こったのか内容を読んでみました。
奈良県、45才の外国籍男性と同じ年の女性、2004年と言うから約10年前に結婚、結婚後5年目頃不妊治療を開始、治療開始2年目に受精卵移植で長男を出産したが、子供が生まれて2年後頃に夫婦の関係は悪化、別居生活を始めた。
別居生活の最中、女性は男性の同意を得ずに凍結保存していた受精卵を移植して長女を出産したと言う内容です。
長女を出産した半年後にこの夫婦は離婚。
不妊治療をおこなう奈良市の婦人科クリニックで凍結保存していた夫婦の受精卵を用い、別居中だった妻が無断で妊娠、出産したとして、外国籍の男性は生まれた長女との間に親子関係がないことの確認を求め、奈良家裁に提訴したと言うのです。
提訴によると、クリニックの院長は、男性に確認せずに受精卵を移植したことは認めていると言う。
日本産婦人科学会には、移植の際に夫婦の同意を求める倫理規定があり、これに抵触する可能性があり、男性はクリニックに損害賠償を求めた。
女性側は第一回口頭弁論で、「男性は同意なく移植したことを問題視しているが、このような場合に親子関係を否定する法律はない」として争う姿勢だと言う。
クリニック側は書面で「過去の受精卵の廃棄依頼がなく、保存代も支払われており、出産は夫婦の意思だと認識していた」と主張していると言う。
佐賀新聞の記事をそのまま記していきますが、晩婚化や晩産化に伴い不妊治療は年々拡大し、体外受精の実施件数や出産数はいずれも過去最高となっている。
生殖医療を巡っては法的な親子関係が争われるなど、民法が想定していないケースも出ているが、法整備は進まないのが実態だと。
国内の医療機関で2014年に実施された体外受精は 約39万4千件で、約4万7千人の子供が生まれた(約12%)。年間約100万人の新生児のうち、21人に1人が体外受精で生まれた計算だと。
体外受精で作った受精卵の移植に関し、手続きなどを定めた法律はない。
日本産婦人科学会は倫理規定で移植ごとに夫婦の同意を得るよう求めているが、強制力はないと言う。
今回は夫婦が別居前に凍結保存した受精卵の取り扱いを巡っての問題。
これまでも凍結保存していた精子によって父親の死後にできた子供が親子関係の確認を求めた例もあると言う。
親族や第三者が提供した精子、卵子を不妊治療に使った場合や代理出産などでは、親子関係がより複雑化する恐れもある。
不妊治療に必要な手続きや、生まれてくる子の地位を定める法が求められるが、現状に追い付かず整備に向けた動きは進んでいないと報じていました。
悪用したわけではなく、子供が欲しい、育てたいと言う考えだったであろうが、夫婦同意なく進めることではないと考えます。
こんな世界があること、子供の人権に関わる大きな問題となること、親は認識していたのだろうか。
子供は親が理想とするような道にはなかなか行ってくれない。なるようにしかならないものです。
そんな我が子と価値判断抜きで話せるだけでも、子は何かを汲んで感じてくれるとあきらめもある時がありますけどね。
世の中、欲ばっても、うらやんでも、つまらん人生。
でも、経験はどんな経験でもしたら人生の肥やしになる。
失敗すること、うまくいったこと、天秤にかけると失敗した経験が多いです。
狭い世界の中だけで暮らしているとその中での人生、いろんな世界をまだまだ経験していこうと思っています。
最近、千葉敦子さんの 闘病中に書かれた『死への準備日記』を読みました。
まだまだ、いろんな世の中の出来事を知りたい、見てみたい、経験してみたい。
でも、自分の体力の限界を知りながら、綴られた日記の一説が二つ、実に記憶に残っています。
1つは、日本のパーティーは車座になって1人が話すのを皆で拝聴すると言う形になりがちだ。
しかし、西欧のパーティーでは2から3人ずつが小声で話すのがマナーとなっている。
そして、テーブルに食事のお代わりに行くたびに席を替わり、新しい人と話すようになる。
なんと、進歩的な空間、出会いが生まれ、新しい世界との出会いも始まる予感を感じました。
もう1つは、電話での会話です。相手と話していて、あと5年経ったら、あなたどこで何している? ・・・そんなこと分からないよ、サラリーマンだもの。
それじゃ、5年後何をしたいと思っている?・・・そんなこと考えたって無駄だからな。
じゃ、今週何かこころ踊るようなことあった? 聞かせて!・・・う~ん、別になかったね。
それを聞いて、ばかばかしくなって電話を切ってやった!
私の方がず~と充実した日々を過ごしているじゃないか、からだが動けず、必死に外を見ようとしているなんて、来週の計画も、今日の予定もいっぱいあるぞ~!!
【 いっしょうけんめい、やります。 ぜひ、ご来院ください 】
所属する 東洋はり医学会は、50年以上にわたり脉診流経絡治療の鍼灸師を育成するとともに、脉診流経絡治療の普及啓蒙を世界に向かって推進している学術団体です。
脉泉堂では、気血の調整を行なうことで、痛みなどの疾患に効くだけでなく、同時に存在する様々な症状や合併症にも全体的に効果が表れていきます。
所属学会『東洋はり医学会』の ホームページ で 会員の声欄 に 掲載中 クリック
痛み以外のこんな症状でも改善できます。
- 病院で診てもらったが異常がないと言われた。でも調子が悪い。
- 出来るだけ薬は飲まずに症状を改善したい。
- 冷え、生理痛、頭痛に悩んでいる。体質を改善したい。
- 疲れやすい、休んでも疲れが取れない。
- 花粉症などのアレルギーをなんとかしたい。
- 不妊治療を続けているけれど、なかなか結果が出ない。
- 病院に行くほどではないけど、気になる症状がある。
はりきゅう専門の当院では、体全体の気血の調整を行ないます。
治療院の場所は、コメリ有田店さんの西隣りですので来院時の目印になります。
来院される前に、0955-42-2655 へ
予約の電話 をお願いします。
脉を整える治療の効果を体験しませんか。
<過去の記事を見れます> 下段の記事をクリック下さい。
場所:佐賀県西松浦郡有田町南原甲641-16
全予約制にておこなっています。一度お電話で予約確認をお願いします。
妊娠と関わる ホルモンは多くありますが、女性ホルモンが乱れると起りやすいのが、月経不順 や 無月経 です。
月経不順や無月経が続くときは、ホルモン分泌の調子が悪くなっている可能性が高いというわけです。
また、ホルモンがスムーズに分泌されないと、自律神経のバランスが乱れて、カラダ中に影響が出ることがあります。
たとえば、卵巣の働きが落ちてきて女性ホルモンの分泌量が減ると、視床下部は昼も夜もフル回転してホルモンを分泌させようとします。
そうなるとカラダはパニック状態になり、自律神経まで乱れてきて、頭痛 や めまい、のぼせ や 冷え、イライラ などの トラブルも。
これは間脳にある視床下部が、自律神経の中枢もかねているからです。
脳が ストレス を感じると、ホルモン分泌が乱れてカラダの調子も悪くなります。
反対に、好きな音楽 を聞くなど 心地よい刺激 を受けていると、ホルモン状態 が整って、カラダも元気になります。
これは医学的にもちゃんと証明されていること。
規則正しく、ストレスをためない生活を心がけることが、ホルモンを ベストな 状態に保っていくのに大切なことなのです。
同じような役目が 鍼灸に よってもたらせます。 あなたの身体を整えて健康に。
気の変化、変動を鍼灸により、複雑な状況の中、カップルで 自然に妊娠されるまで、鍼灸を使っての 心、精神的、身体的に 気血の巡りを良くするお手伝いをさせていただき、穏やかな状態で 妊娠され、出産までお手伝いしたいと考えています。
ご来院お待ちしています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます