「寝屋川 平和と市民自治の会」のブログ

平和に人間らしく生きるために「寝屋川 平和と市民自治の会」が取り組んだこと及び今後の予定を知らせます。

PAN10月号を発行しました。

2018-10-15 18:32:21 | 寝屋川 平和と市民自治の会の会報


PAN10月号1ページ

安倍政権の「終わりの始まり」へ

◇玉城デニーさん大勝◇

 9月30日(日)の沖縄県知事選挙で、志半ばで亡くなった翁長知事の後継候補玉城デニーさんが、知事選最多の得票を獲得し、約8万票もの大差をつけて当選しました。自民党・公明党はじめ与党は、前宜野湾市長佐喜真候補を擁立し、卑劣にも辺野古基地移設問題には全く触れずに争点を隠しながら「経済振興」をちらつかせ、ありとあらゆる手段でてこ入れしてきました。しかし今回、あらためて沖縄の民意が「辺野古移設反対」であることが証明されました。新知事となる玉城デニーさんは、当選直後「これ以上の辺野古新基地建設は認めない。『道理』を止めてはいけない。崩れても、折れてもいけない」と決意を新たにした、と報道されています。我々も、これに応えて沖縄連帯行動を強めていかなければなりません。

◇平和の流れに逆行する安倍政権◇

他方、安倍首相は10月1日の記者会見で、「選挙結果は真摯に受け止め、今後も沖縄の振興と基地負担軽減に努める」と語り、辺野古については何らコメントできませんでした。「真摯に受け止め」るならば、民意を無視した基地建設はできないはず。安倍政権は、自民党総裁選3選を圧倒的な大差で勝ち(結果は党員票で多くの批判票が集まった)、続く沖縄で辺野古移設推進派を勝たせることによって、改憲・戦争国家づくりへの足がかりにしたかったはず。その計画が頓挫しました。直近の世論調査でも、秋の国会での改憲発議自民党改憲案を提出することに「反対51.0%・賛成35.7%」(9/20・21共同通信)です。安倍首相は、改憲を加速化するために、憲法審査会

での議論をすっ飛ばして改憲発議に持ち込もうと考えているとも言われています。まさに今、改憲路線を強引に進めようとする安倍政権の「終わりの始まり」です。東アジアの平和の流れに抗する安倍政権には、お引き取りをい

ただきましょう。待っているだけでは

何も変わりません。「東アジアの平和を求める署名」を広げてください。ミーティング(毎週金曜日1300~1430)に来て下さい。

◇10月21日のトーク・カフェと

11月4日の団結まつり◇

11月4日(日)の団結まつり(扇町公園)には、辺野古ゲート前で抗議の座り込みを続ける市民のリーダー山城博治さんが来阪されます。ぜひご参加下さい。

9月30日に予定していましたトーク・カフェは、台風の接近に伴い急きょ延期しました。10月21日(日)14時に開催します。講師として、憲法学者の澤野義一さん(大阪経済法科大学教授)をお迎えします。今回のカフェでは、国際的な視点から日本国憲法の歴史的な意義を再確認するというテーマです。

講演内容・場所は同じです。ぜひご参加下さい。

前回PAN9月号を配布した際に、アンケートをお願いしたところ、たくさんの方からご回答頂きました。ありがとうございました。「趣旨に賛同する」という声と共に、国民投票法に関する解説を掲載してほしい、との声も寄せられています。今月のミーティングで早速学習会を持って意見交換します。お話しして頂ける方を募集しています。ぜひ来て下さい。



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