2021年9月号1ページ
寝屋川市内でも80人の新規感染者(8月25日)!災害級の感染爆発!
臨時病棟をつくれ!菅政権に任せられない!
私たちの命を誰が守るのか?
残念ながら、市民の命と暮らしを守るべきこの国のトップに座る菅首相は、そんな責任を(少なくとも表面上は)少しも感じていないように見える。
新型コロナウィルス感染拡大第5波進行中に、4回目の「緊急事態宣言」を発出し、多くの反対世論を押しきり、東京オリンピック・パラリンピックを強行した。
しかし、「安全・安心な五輪」といううたい文句は幻であった。案の定、五輪開催中から、前代未聞の感染爆発が、東京・首都圏はじめ全国で「想定を超えた衝撃的な数字」(愛知県知事)を記録している。もはや医療崩壊である。「自宅療養中に死亡」「妊婦の搬送先が見つからず、自宅出産の後、赤ちゃんが亡くなった」。痛ましい出来事が後を絶たない。
8月2日、菅政権は、これまでの原則であった入院・宿泊療養を「重症者など以外は原則自宅療養」というとんでもない方針を決定した。つまり、医療崩壊を認めつつ、自らの責任を不問に付したまま、事実上の医療放棄を宣言したのだ。
さすがに、この露骨な感染者切り捨て・見殺し政策には与党内部からも批判が巻き起こり、「中等症は原則入院」と「修正」せざるをえなかったが、完全に撤回したわけでない。
大阪府吉村知事も8月13日から、40歳未満は軽症や無症状で重症化リスクがなければ自宅療養を基本にすると発表した。自宅療養中に亡くなる事例が出てきている現状に対して、なんとも思わないのであろうか?
8月1日、全国知事会は「無症状者に焦点を当てた幅広いPCR検査」「都道府県実施の大規模PCR検査を行政検査に」とする緊急提言を打ち出した。検査体制の拡充・「野戦病院」形式の隔離・保護専門施設など、大至急やらなければ、この国は崩壊する。
菅首相の地元横浜での市民の勝利
一握りのグローバル企業だけを優遇し、私たちのことなどどうでもいいと考えている政権に、化けの皮がはがれ、支持率30%未満の政権に、私たちの未来を託せるであろうか?NOである。
8月22日の横浜市長選では、市民と野党の共同候補山中さんが、カジノを推進する林市長や、菅首相が推す小此木元国家公安委員長らを破って大差で当選した。圧勝であった。市民が主体となって野党共闘の内実をつくった結果の勝利だ。菅首相の地元横浜での市民の勝利は、菅政権への痛烈な「退場勧告」である。
この秋の衆院選に向けて、草の根からの共闘こそが、求められている。今こそ、変えるチャンスだ。
私たち自身が、声をあげていこう。
寝屋川市でも、連日70人・80人もの感染者が発生し、夏休みが終わっても、市内の小中学生は登校できず、オンライン授業となっている。私たちは、8月末に寝屋川市に対して、PCR検査体制の拡大などを求める要請書を提出し、9月に市との懇談を要望している。たくさんの市民の声を届けていきたい。ぜひ、ミーティング(毎週日曜日1000~1200・事務所)への参加をお願いしたい。
更に、東アジアの平和を求める立場から、DSA(アメリカ民主主義的社会主義者)と共に辺野古新基地建設中止をバイデン政権に要求する「ZHAP」(ZENKO辺野古プロジェクト)賛同署名、「朝鮮戦争終結平和キャンペーン」賛同署名を寝屋川の地から集めていきましょう。
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