話題の韓国ドラマ「イカゲーム」
今、話題の韓国ドラマ「イカゲーム」(全9話)はネットフリックスで配信されています。
様々な理由で借金を抱えた456人が賞金456億ウォン(約43億円)を手に入れるために、死と隣り合わせのゲームに挑んで行く物語です。
誰でも知っている子どもの遊び(「だるまさんが転んだ」や「綱引き」)で生死をかけたサバイバルゲームをするのですが、一人ひとりの生身の人間を丁寧に描いていて、「命」を大切なものとして描いています。
2021年9月17日に全世界に公開されて、すでに90カ国以上で視聴ランキング一位となり、一億四千二百万世帯が視聴しています。英語圏以外のドラマで、ここまでヒットするのは珍しいことです。
一方、先日ABCテレビ「大下容子ワイド!スクランブル」で「イカゲーム」を取り上げていましたが、韓国の格差社会のみに注目し、韓国の一般庶民はこんなにも悲惨な人生を送っていると、延々と放送していました。
日本の総選挙の少し前だったので日本は韓国に比べてまだ貧富の差はないと言いたかったのでしょうか?
しかし、こんなことをしていると、日本のエンターテインメントはますます世界から取り残されていくでしょう。
2021年11月8日 井 哲子
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