9月トークカフェの報告
朝鮮戦争終結は東アジアの平和構築への最大の課題
9月19日、「東アジアの平和を市民がつくるー朝鮮戦争はまだ終わっていない!朝鮮戦争終結キャンペーンを成功させよう」をテーマに、イラク・アフガンを支援する会との共催で9月トークカフェを開催しました。「平和と生活をむすぶ会」の豆多敏紀さんを講師として招き、「朝鮮戦争の歴史的経緯と日本の役割」という題で講演をしていただきました。「朝鮮戦争を終結させることは東アジアの平和構築の最大の課題である」ことを学びました。「朝鮮戦争の休戦状態は軍拡勢力にとって持続すべき事柄であり、『朝鮮有事』は軍備拡大の最大の口実です。」
このトークカフェでは、朝鮮戦争と日本人のかかわりが明らかにされました。
日本が朝鮮戦争の兵たんを担い、「朝鮮特需」という戦争で儲けた(心が痛みます)だけでなく、海上保安庁の掃海艇がのべ46隻出撃し、機雷を除去するとか、60人の日本人が朝鮮半島へ従軍し、18人が戦闘に参加したことが明らかになっています。そして、「特別調達庁」の記録などで日本人犠牲者は59人に上ります。このことからわかるように、日本は朝鮮戦争に参戦しました。
朝鮮半島の分断の基本的な原因は日本の植民地支配にあります。そして、朝鮮戦争の結果、分断が固定化し、南北とも軍事独裁が続く原因になりました。一刻も早く「休戦」状態を終わらせて、平和協定を結び、南北の対立をやめさせることが、東アジアの緊張緩和に結び付きます。また、東アジアの緊張激化させる辺野古新基地建設を中止させましょう。
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