応援する側もマナーを。

この写真は2004年3/30東京ドームホテル最上階から撮ったもの。
もう丸1年前だ。

この日はヤンキースVSデビルレイズの開幕戦の日であった。
朝から雨模様。開門まで時間があった。ドームには数え切れないほど行っているが
あれ程の厳戒体制での入場は初めてだった。

俺の席はレフト最前列。ちょうどPanasonicの広告の「P」あたり。
もろ松井秀喜がいた。淡々とアップをし守備練習をする。
以前見た松井よりびっくりしたのは下半身。特にお尻、ふくらはぎが二周りいやそれ以上
デカク見えた。

練習なのでバンバンボールが飛んでくる。
そこで老いも若きも小学生のマナーないガキが「おーい松井ボールくれー」という。
松井じゃないだろ!!松井さんだろ。オヤジだって松井君って言えよ。
お前は知ってても松井は君のこと知らないんだぞ!呼び捨てて、
しかも「ボールくれ!!」ってなんだよ。

松井はそんなファンでもないような奴にはシカトである。
でも可愛い子供が「松井さ～んお帰りなさい。頑張って下さい」
というと松井はくるりとレフトスタンドを振りかえり帽子のツバに手をやる。

松井は第一打席に審判とキャッチャーに挨拶してボックスに入るのは有名な話。
試合には負けたがここで(東京ドーム)育ち、活躍し日本に帰って勇姿を見てたら目頭が熱くなった。

打てない日もエラーする日もある。
でも松井ファンなら次につながるプレーをして欲しいと思いそうした声を
松井君に届かなくても送って欲しい。

ヤジは野球に限らずある。
でも試合前にヤジられていい気持ちになる選手はいない。
そんな野郎はヤンキースの帽子やTシャツ、メガホンなんか身にまとう資格はない!!