巨人は優勝出来るのか?

2006年06月04日 | 野球
久し振りに巨人について語ってみる。開幕のスタートダッシュはまさに新生、原巨人の変貌ぶりが見えた。「みんなで神輿を担ぎそれに乗ったり、足を引っ張るものは即やめてもらう」と開幕前の原監督は、もはや若大将とは思えない形相であり発言であった。日本プロ野球の低迷、巨人の低迷、いつまでも長嶋さん任せの巨人であってはならないように思えた。プロだから言行一致は信じて疑わなかった。しかしこの交流戦に入る前に何かその勢いがなくなってきたように見えた。チーム内競争はいいが怪我人が多すぎる。正直安定していて一番いい選手と言ったら、イスンヨプ位だ。他に阿部とかニ岡とか矢野も頑張っていると思う人もいるだろう。確かにいなければこの位置にいないのは分かるが、上原(エース)、小久保(キャプテン)、高橋由(選手会長)がいない。この神輿を先頭に立って担ぐべきなのはこの3人ではないだろうか?清水、仁志が本当は生抜きとして小坂なり小関、亀井を脅かす存在になるべきでそれだけの年俸も貰っている。活躍しない選手は巨人だけでなくシーズン途中でもお金を返すべきだ。危機感がない。MLBの場合、解雇されても、新天地の移籍を前向きに考える選手は多い。「僕を必要としている球団だから喜んで行くよ!!」と言う。ただ日本で移籍後の活躍、特に巨人は少ない。助っ人外人頼りなんて一昔前の話でWBCで世界一になった日本が堂々としていいのだ!!イチローがWBCで優勝した後の会見で「このチームで戦えたらいい」と言った。それだけ意思の疎通が出来て日の丸軍団を称えた言葉だろうが、松井秀喜は「このチーム(ヤンキース)で絶対優勝したいんです。」と言った。ありえないドリームチームはWBCやオリンピックでいいのであり、今のチーム(巨人)で優勝して銀座のパレードをして欲しいのだ!!「光陰矢の如し」怪我やその他の理由でタラタラしている暇はない。昨日、工藤が言っていた。「昔は肘、肩を怪我すれば選手生命は絶たれた時代、でも今は治療、リハビリで復帰は可能だ」と43歳、一線で結果を出してきた男の言葉に重みがあった。4連勝したがその前は5連敗している。強いチームとは指揮官に心配をかけさせないこと。これは会社員でも他の世界でも言える。「彼なら、彼女なら心配しなくても必ず結果を出してくれる、そして更に貢献してくれると」巨人が好きだからまた辛口だがいいお金貰って休んで、指揮官に迷惑かけるなら別にどうしても巨人に残って欲しいという選手は一人もいない。というか他11球団の指揮官も同じではないだろうか?
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