「健康」って結局、自己管理ではないでしょうか?

2006年08月19日 | 独り言
今「健康」に関して多くのTVが放映され、本も次々に出版されている。ただそんなTVも打ち切りになったり、一部の著者もそれに関しての責任は「言論の自由」とかで最後迄追求している方も少なくない。私は医師ではない。ただ叔父と祖父は長年医師であった。叔父は80歳を過ぎて他界し祖父は今も元気に田舎暮らしをしている。私の父も70を過ぎるが、三食きっちりとるが「腹七分目」程度、そして良く歩く。趣味も多く暇な時間はないと言う。きっちりと水分補給はしているようだしクーラーとか暖房も余程なことではつけていないようだ。「生活習慣病」という言葉は良く耳にする。糖尿病・高脂血症・高血圧・高尿酸血症など、生活習慣が主な発症原因であると考えられている疾患の総称である。どれも怖い病気だ。ただこうした病気は全てではないが、まさに生活習慣の乱れ、睡眠不足、運動不足、食の管理、ストレスにあるようだ。聖路加国際病院の現在、名誉院長でもある日野原重明先生には少しご縁があり、本や講演会もいったことがあるが昨今は全人的医療を唱え、病気だけを見るのではなく、社会面、経済面、心理面などその人をとりまく環境を幅広くとらえながらケアする医療に力を注がれている。高齢者に現代医学で見離された方が「笑い」を取り入れたり、昔の童謡を歌って活き活きとした高齢者を見たことがある。人は生まれた環境も、家族構成も、教育も、家系も「体質」もそれぞれ違う。あの人にこの飲食は合うが、この人には、その飲食は合わないなんて多々ありますよ。私が懸念しているのは、混沌した社会経済で自分の為、家族の為、轢いては社会の為に働き、それが「食」でコントロール出来るという曖昧さが不思議であり、高視聴率とかミリオンセラーになってしまう。人それぞれだしこれはあくまでも私の意見です。ただ最後にそうした食の世界で生きて特に第一次産業に従事して生活されている方、食品関係で生活して生きている方に不安を与えてしまうメディアの魔力が怖い。自己管理と本当に自分に合った健康生活が大切なのではないでしょうか?
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