北の狩人 大沢在昌著。
幻冬舎文庫の上下巻、先週金曜日に読破。3日間で読んじゃった。
ちょっと中毒
1996年の作品らしい。
奥付には25版とある。 ロングセラーですね。
夕暮れの盛り場には期待が満ちている
そんな言葉から大都市・新宿の描写が始まり、 そして、
……なのに人々は次から次へと街にやってくる。次から次へと街に食われていく。こうして街はどんどん肥えていく。夜明け頃、耳を済ませば、新宿がゲップをする音が聞こえる筈だ。
新宿のゲップ--それは人間たちにはサイレンの音として聞こえている。
救急車、消防車、警察車、サイレンの音が聞こえるとき、ああ、また誰かが食われた、新宿の住人はそう思う。首を振り、息を吐き、ときにはにやりと笑って。
こう締めくくって、物語は始まる・・・・
ポケットベルの登場には時代を感じさせられたなぁ
楽しい作品でした。
狩人シリーズのもう1作品を読もうかと思ったけれど、ちょっとペースが速いので小休止。
先週の金曜日、埼玉のSさんからメールがあり、お薦め作家を紹介してくれた。
そのなかから、関西弁のリズムが絶妙 と推薦してもらった黒川博行をチョイス。
「てとろどときしん」。6作品を収めた短編集。
のんびりいってみよ~
コスモスが咲き始めました。 (「1鉄」風に・笑)




幻冬舎文庫の上下巻、先週金曜日に読破。3日間で読んじゃった。
ちょっと中毒

1996年の作品らしい。
奥付には25版とある。 ロングセラーですね。
夕暮れの盛り場には期待が満ちている
そんな言葉から大都市・新宿の描写が始まり、 そして、
……なのに人々は次から次へと街にやってくる。次から次へと街に食われていく。こうして街はどんどん肥えていく。夜明け頃、耳を済ませば、新宿がゲップをする音が聞こえる筈だ。
新宿のゲップ--それは人間たちにはサイレンの音として聞こえている。
救急車、消防車、警察車、サイレンの音が聞こえるとき、ああ、また誰かが食われた、新宿の住人はそう思う。首を振り、息を吐き、ときにはにやりと笑って。
こう締めくくって、物語は始まる・・・・
ポケットベルの登場には時代を感じさせられたなぁ

楽しい作品でした。
狩人シリーズのもう1作品を読もうかと思ったけれど、ちょっとペースが速いので小休止。
先週の金曜日、埼玉のSさんからメールがあり、お薦め作家を紹介してくれた。
そのなかから、関西弁のリズムが絶妙 と推薦してもらった黒川博行をチョイス。
「てとろどときしん」。6作品を収めた短編集。
のんびりいってみよ~

コスモスが咲き始めました。 (「1鉄」風に・笑)



