ひかり薬局ブログ 『a・honto!?』

ひかり薬局で起きるいろんな出来事と 管理薬剤師 光田の日々の思い♪

帯状疱疹の漢方は

2009年10月05日 | ひかり薬局の商品情報

0910_002 0910_003 スタッフの岡本さんが「帯状疱疹」と皮膚科で診断されたのは、確か1週間ほど前のこと。肩の付近にできた湿疹のようなものの鈍痛が我慢できなくなったのが遅い時刻。それから受診したので、処方箋で出された薬(高価な抗ウィルス剤)がひかり薬局で揃わず、とりあえず、漢方薬を飲もうということになりました。ヘルペスや帯状疱疹の漢方を習ったので、実践してみたいという欲求も、多少は私たちにあったのは事実ですが・・・(^^;)早速、福岡のY師匠に電話をして、指導を受けながら岡本さんの体調に合わせて漢方薬を選びました。本当なら、岡本さんの年齢なら、桂麻各半湯と五加参なのですが、Y師匠曰く「スタッフだし、少し強めで行きましょう。早く治りますよ。」ということで葛根湯!JPSの葛根湯は本当にしっかり効くので嬉しくなります。「身体が熱くなり過ぎて、脱汗するようなら、桂麻各半湯に変えて下さい。葛根湯は顆粒で飲んでください。」とY師匠。岡本さんは皮膚科のドクターからは、「まだ初期症状で、これからもっと広がるでしょう。」と言われたとのこと。なら、五加参に合わせて、免疫力アップ効果が大きい順気散も一緒に飲みましょう~ということで、スタート。塗り薬は、麦飯石の粉末を椿油で練ったもの。「明日になれば、処方箋薬も揃うし、今晩一晩これで様子をみましょう。」あれから約1週間。岡本さんは漢方薬だけで痛みがどんどん緩和され、ブツブツも広がることなく枯れていき、今では少しかゆい程度とか。私も通常の帯状疱疹の経過と比較すると驚くほど早い回復で驚きです。帯状疱疹の治療薬はジェネリックを使っても結構費用がかかりますから、漢方がリーズナブルかもしれません。帯状疱疹、ヘルペスでお困りの方、是非ご相談くださいませ。


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