ひかり薬局ブログ 『a・honto!?』

ひかり薬局で起きるいろんな出来事と 管理薬剤師 光田の日々の思い♪

Y師匠の漢方講座 神秘的な話

2009年11月08日 | 実践漢方

0911_007今日は、月に一度のY師匠のJPS漢方セミナーの日で、黒田さんと私のふたりで参加してきました。今回、メインは柴胡剤。と言うと、馴染みが薄いですが、肝臓を中心とした慢性病や風邪のこじれによく使う漢方薬です。更年期のイライラなどによく効く加味逍遥散も柴胡剤の流れです。ちなみに、ひき始めの風邪は葛根湯液が一番ですが、タイミングが遅かったり、すでに西洋薬の風邪薬を飲んでいたりして、次の段階として0911_002飲むのは、JPS柴胡桂枝湯液(1本420円、3本1155円)。さらにこじれてしまって、咳だけが残ったり、さんざん西洋薬の風邪薬を飲んで 胃だけが荒れて もう飲めないような時には、JPS小柴胡湯液(1本420円 3本1155円)をどうぞ。「ひきはじめの風邪に、JPSの葛根湯液はすっごく効く!びっくりした。」という声を聞きますが、それと同じくらい、風邪のこじれ・咳に効きます。今日は、このあたりの違いをよく習ってきました。最後に、これぞ漢方の神秘!って感じで、「感情と五臓の関係」さらには、「星と臓器の関係」を習いました。この部分は陰陽五行説と深くかかわっていて、「あまり深くなると占いの世界に行く」とのことですが、統計学にも似た陰陽五行説の歴史を垣間見てきました。例えば、肝臓が逆上すれば怒り、心臓は喜び、脾臓は思慮深く、肺は憂い、腎は恐れる。なんのこっちゃ??と思いそうですが、解説を聴くとフムフムとうなづきます。さらに生まれ星!Y師匠と森山さん、私は同い年で『六白金星』。だから・・・と またまた興味深い話は尽きません。今回、生まれ星の計算の仕方も習いました。いつの日か、漢方処方に応用できるようになりましょう!


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