ひかり薬局ブログ 『a・honto!?』

ひかり薬局で起きるいろんな出来事と 管理薬剤師 光田の日々の思い♪

寒い日は 漢方の日

2009年12月17日 | 実践漢方

0912_014 天気予報で、今週は雪が降って寒くなると言っていましたが、予想は的中。本当に雪が降り、冷え込んでいます。そうなると・・・漢方は忙しくなります。単なる風邪に葛根湯というレベルではなく、身体に冷えが入ることで思わぬ不調が表れます。神経痛、筋肉痛、ぎっくり腰など。それらは、よ~~く状況をきいてみることで、寒さが原因だとわかります。福岡の漢方のY師匠に相談をしながら、今日は冷えから来る痛みの漢方薬がよく出ます。桂枝加朮附湯などです。お昼には80歳の女性の方から問い合わせの電話。「きょうは、寒くてゾクゾクと風邪をひきそうだから、手元にあるJPSの葛根湯液を飲んでいいか?」とのこと。80歳は、JPS葛根湯は効き方が強すぎます。麻黄附子細辛湯と双参を飲む方が良いので、慌てて交換に飛んで行きました。これも寒い日ならではの出来事。夜は薬剤師会の理事会の予定でしたが、閉店予定時刻を過ぎても、風邪や痛みのお客様が途切れませんでした。・・・で、理事会は欠席。しかし皆様の相談に乗れることは喜びです。相談してもらえることも感謝です。「本人は気づかなくても、急に冷え込む日は、冷えが原因の病気の相談が増えるから、その点をくれぐれも注意して、症状を聞いてあげて下さい。」Y師匠の言葉を肝に銘じながら、少しずつ成長中のひかり薬局でした。


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