ひかり薬局ブログ 『a・honto!?』

ひかり薬局で起きるいろんな出来事と 管理薬剤師 光田の日々の思い♪

ウィルス性の嘔吐下痢に効く!

2010年03月02日 | 実践漢方

1003 きょうは、とっても ヒドイ日でした。そもそも昨晩「胃がムカムカするな~。」と思っていたら、いきなりさわやかにピュ~~という感じで嘔吐してしまいました。その後は、ゾクゾク寒気が始まり、何度ももどしながら必死でムカムカをとめる五苓黄解内服液(1本525円)を飲み、吐き気が治まったところで葛根湯液(1本472円)を飲んで、なんとか就寝。朝にはかなり気分が回復していましたが、まだまだゾクゾクとした寒気は治まらず・・・再び 五苓黄解内服液+葛根湯液。 風邪からの嘔吐なんて私には初めての経験で、これは良いチャンスとばかりに 漢方のY師匠に電話して教えを乞いました。「ウィルス性の嘔吐下痢なら、ノロウィルス(牡蠣などの2枚貝が原因)でも、ロタウィルス(いわゆるお腹の風邪)でも、JPS五苓黄解内服液とJPS葛根湯液を合わせて一緒に、6回飲めば治ります。抗生物質はウィルスには無効ですから、これが一番です。」「6回も飲むんですか?気持ち悪くて飲めませんが。」「何を言っているんですか!まず五苓黄解内服液を、ガマンして一口でグっと飲むんですよ。ムカムカが少し治まったら、これもガマンして葛根湯液をグッと飲む!消化菅の炎症を抑えて、ウィルスを免疫力を上げて殺すから治ります。」「6回ということはたった2日で治るということですか?こんな具合が悪いのに・・」「4時間おきに飲むなら24時間で6回飲めるでしょう?6時間おきでも36時間。2日なんてかかりません。」Y師匠の言うことに間違いはないし、必死の思いでサッサと飲む決意を固めました。すると4回目を飲んだくらいから、ウソのように楽になり始めました。寒気も解消!力が湧いてきたのは5回目の飲んだ頃。西洋薬と違って、薬が切れた時間に症状がぶり返す心配がないのが、漢方薬の良いところです。ちなみに、ウィルス性ではなく 細菌性の嘔吐下痢(いわゆる食あたり)には、病院の抗生物質が効きますから、それと一緒に五苓黄解内服液を飲みます。脱水の予防にも良いですよ。(後日談ですが、翌日はすっかり元気で、6回目は飲み忘れるほどでした~~。)


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