GWに立山黒部に行ったことは、前回書きましたが、実は同時進行でもう一つ、事件が起こっていました。
初日、新幹線で新大阪に着いた頃、携帯に常連のお客様から電話がかかって来ました。
ちょうど、バスに乗り込んだ直後でゆっくり話が出来なかったのですが、ショートメールでのやり取りも合わせて その方が今京都におられて、なおかつ たまたま飲んだ西洋薬の副作用で体中にひどい蕁麻疹が出て、困られていることがわかりました。
「救急で受診して、薬疹(薬の副作用)だと言われて、副腎皮質ホルモンを処方されたんですが、飲んで良いですか?」
「緑のフタの五苓黄解液が効きます。持っておられますか?」
「それが、今回に限って持って来ていません。」
「では、仕方ないので副腎皮質ホルモンを飲んで下さい。蕁麻疹はひくと思います。ただし、免疫力が下がるので、風邪ひかないように注意して下さい。」
私は、二泊三日の旅行用に、五苓黄解液は10本近く持ってきていました。
車酔いの予防、雨天時の頭痛、食べ過ぎの吐き気・・・確実に私ひとりだけでも朝晩1本は飲みますから。
(^^;)
大阪と京都、偶然近いので、持って飛んで行きたい心境でした。
結論からいうと、副腎皮質ホルモンでは全く蕁麻疹は改善せず、その方は京都の夜、五苓黄解液を求めて京都市内の薬局を探し回られました。
何とか、京都での取り扱い店を探そうとしたのですが、私の泊まった奥飛騨は秘境で、携帯は思うようにつながりません。
ところで五苓黄解液と同じ成分の胃腸内服液が、某メーカーから発売されています。
そちらでも代用が出来る旨お伝えしていたのですが、やっと1本だけ代用品をドラッグストアで見つけて飲めたとのことでした。
翌日の富山でも症状確認のやり取りがずっと続いて、結局その方が、五苓黄解液を十分に飲めたのは鳥栖に帰った後でした。
何日も全く症状が変わらなかった蕁麻疹も、一日4回くらい五苓黄解液を飲み始めて徐々に改善。
写真は 救急受診した時に病院で撮られた分で、今回のブログ用に特別に送って頂きました。
ありがとうございます。
次回から、旅行には五苓黄解液お忘れなく~~♪
ひっさびさに「来ただけで美しくなる講座」を、美容師の平塚先生を講師に 招いて 薬局の奥の部屋で開催しました。
テーマは 「パーソナルカラー」。
まず、ひとりひとりに似合う色があるという事から始まって、その方の体型などから、似合うファッションも数種類に分類されるという基本を学びました。
知らないことがいっぱい。
新鮮な驚きの連続でした。
その後、参加者おひとりおひとりのパーソナルカラーとファッションを判断して貰いました。
薬局の商品知識とは全く無関係の「来ただけ講座」もたまには面白いな~と思いました。
笑いがいっぱいで、楽しい講座で大好評でした♪
参加できなかった方、もっと詳しく知りたい方は、平塚先生の美容室にどうぞ~~~。
毎月、クリオコート博多で開催されるJPS漢方セミナーに 森山さんと行っていました。
もちろん今回も早めに会場に着き、阪急のデパ地下に飛んで行き、晩ごはんの惣菜やら、いっぱい買い込んでからのスタートです。
(^o^)/
さて今回は、血流改善剤や、また頭痛の漢方薬などなど。
漢方では血流改善を動脈の「肝臓系」と、静脈の「腎臓系」と大きくふたつに分けて考えます。
腎の血流改善って、本当にニーズが多いよね~~~と再認識。
もっともっと多くの方にお伝えしなければ・・・と思います。
肝系の血流改善の代表は、四川富貴廣。
生活習慣病の方には、高脂血症も高血圧もマスト。こちらはひかり薬局でも、かなり多くの方に飲まれています。
そして頭痛薬。
最近は、鎮痛剤を避けて漢方で頭痛に対処される方も増えてきましたので、すっきりわかりやすく原因別に分類して頂いて助かります。
さっそく薬局に帰ったら、DMでまとめなくっちゃ!
(^^)V
この頃は、漢方知識を学ぶことももちろんですが、薬局でお客様への伝え方を反省し、勉強するセミナーになっています。
熱中症もそうですが、西洋医学には出来ないことが漢方ではいとも簡単に原因を解消できます。
だから もっともっと漢方の持つ力を紹介したいと感じてま~~す♪