草がともだち(まんがのえんがわ)

草むしりの仕事さえなければ、
と思いつつ、草むしりが嫌いではない。
でも草むしりから開放されて漫画を描きたい。

謝ってももう遅い

2019-09-24 00:37:53 | 小さな生き物
  

    ちょっと前のことです。
   通路のわきのホトトギスの葉が食い荒らされているのに気がつきました。
   毛虫というより棘虫と言った方がいいような、赤茶色にトゲだらけのものすごい幼虫がたくさん!

   アメリカセンダングサやアレチヌスビトハギの旺盛すぎる繁茂に手を焼いていたことや、
   最近の外来種は棘ありの毒ありの自分だけよければ的なのが増えてきたな、
   と危機感を持っていたこともあって、
   「おのれ、私の庭で繁殖させてなるものか!」

   殺虫剤かけて全滅させてから名前を調べてみれば

   幼虫の親の名前はルリタテハ。
   日本に普通にどこにでもいる美しい蝶で、ホトトギスやユリを食草にする。
   見るからに痛そうな棘は実は刺さりもせず、毒もなく、
   丸坊主にされたホトトギスはルリタテハがサナギになったあと回復して、
   ちゃんと花を咲かせると。

   あああごめんなさいごめんなさいと謝ってももう遅い。
   あれから何度も見ていますが、どうやらほんとに全滅させてしまったらしく・・・。
   また来てくれるでしょうか・・・?

   仮にたちの悪い外来種だったとしても、人間が環境を変えた結果だとすれば
   自然の生き物に罪はない。
   といってほっとくわけにもいかない・・・。
   とにかく、これからは調べてからにします。





   

漫研BOX:漫画用原稿用紙の話

2019-09-22 00:52:36 | 漫研BOX
   アナログ派にとって、原稿用紙の品質は大事。 
  
   田舎に住んでいて通販で買うしかないので、送料を考えてまとめ買いしたい。
   それで“はずれ”だったら・・・(=_=)
   迷ってしまって、これまでの経験を書き出してみました。

   あれはいずれの帝の頃でしたか・・・昔々はケント紙か上質紙を全紙で買ってきて自分で裁断し、
   自作の台紙から千枚通しで目印の穴をあけて枠線を引いていました。

   十数年漫画を休んで、再開してみたら“漫画用原稿用紙”というものができてました。
   なんて便利になったんだ!


   ☆ 最初に使ったのはアイシー。
      アイシーはしょっぱなにひどい目に合った。
      インクが(私の場合墨汁)紙の上に乗らずに中に吸い込まれてしまい、
      ボケボケになって奥の方でじょわじょわ~っとにじんでくる。
      何やねんこれはーっ!だったが、それ一枚だけで後は無事。

      けっこう長く使ってたように思う。
      インクがたっぷり乗った部分の繊維がほぐれてペン先に引っかかり、
      インクを引きずってしまうことがあるのが悩みだった。


   ☆ 次に使ったのはアートカラー。      
      アートカラーは目に優しいクリーム色がかった紙で、目盛りはグレーで印刷されている。
      このグレーが薄すぎて、年齢を感じる目には見えにくい。
      でも製版作業がデジタルになると、特に網トーンが上に乗った時、この線が見えたりするので
      これ以上濃くするのは無理だろう。     

      アートカラーには一つ、最初からずっと問題があって、
      コンタミというのか、ほくろのような点々がある。
      わりあいきれいで気にならない時とたくさん飛び散っている時と、時期による。
      下描きするのに目障りなのでカッターの先で掘り起こしてみるとサビのような茶色の粉が出てくる。

      (ネットでざっと見た限りではこの欠点に触れている記事は見当たらない。
       濃い鉛筆でぐいぐい下描きする人は平気なのかもしれない。
       私の下描きはなでるように薄く、
       その代わり消しゴムに強いかどうかは気にならない。)

      繊維のほぐれは起こりにくく、ペンの当たりはしっとりして柔らかい。(線を引く音も柔らかい)
      細い線もきれいに出る。
      一番長い間使った。      
     
      他に替えたのは滲んで滲んでどうしようもなくなったから。
      ただしこれは買いだめしておいた最後の方の分だったので
     、紙が悪いのか保存方法が悪かったのかわからない。

   ☆ 次はデリータ      
      真っ白な紙で、青い目盛りがアートカラーより見やすい。
      表面は何かコーティングしてあるのかなと思う滑らかさ。

      全く滲まず、安心して描けるので、何ださっさと乗り換えたらよかったと初めは思った。

      ところが強く引いた線と線の交点が汚く見える時がある。
      インクが紙の中に入って、中でしみるせい。
      裏側まで通って、紙の裏や製図版を汚していることもある。
      もうひとつ、ベタムラができやすい気もする。(これは腕次第かも)
      最終的にムラは印刷には出ないと思うが、原稿が落ち着かない。

   ☆ 次はミューズ
      パッと見、デリータに似た感じだが、自然な白さという感じかな。
      滲まず描ける。ペンの当たりはアートカラーに比べて硬い。コツコツ。
      線を引く音も硬くて乾いた音。
      ほんとに表面にインクを乗せているという感じ。

      いやそれでいいんだが・・・滲まないのを求めているので。
      これはもうほんと、好みの問題。ちょっと疲れる。
      お高いだけに、気のせいか上質感あるいい紙だなぁと思いつつ(笑)
    
      でももうずっとこれで行こうかなと思い始めた頃、デリータと似た問題が。
      強く描いた交点で、インクが中に入る。そして少し周りにしみて、交点が汚れて見える。
      裏に抜けるところまではいかないが、ホワイト修正が必要になる。

      他に誰もそんなことを言ってないみたいなので、私のペン使いのせいかも。

   
   ・・・とまあ、こう書いて来たらだいたい結論が出ました。
   私の好みはアートカラーですね。
   滲むというほど滲まなくても、当たりが柔らかい分、ミリペンの線の端が他の紙より広がりやすいとか、
   概して滲みやすくなりやすい(ように思う)。
   まあそういう欠点はありますが、感触が私好みなんですね。

   結局好みです(笑)相性です。蓼食う虫も好き好きです。


   というわけで、アートカラーを注文しました。どうか滲みませんように。品質が保たれていますように。
   そして期待通りのいい紙だったら・・・どうか無くなりませんように (^▽^;)


トーン貼り前のタイトルページをUPしてみました。
公開してみると、まあこれくらいは・・・と思った欠点がどうしようもなく見えてくる(笑)
とにかく絵のスケールが小さい。プロの絵ってどうしてあんなに大きく見えるのでしょう?
一人で机に張り付いて、印刷の機会がめったになく、プロの絵を単行本でばかり見ていると、
原稿を単行本の感覚で描いてしまって、よくないです。

  
      
      









羽生・2期目の Origin は俵屋吉富で

2019-09-16 00:39:38 | お知らせ

 

    ゆず❤の2期目の“オリジン”、やっぱり衣装替えてきましたね。   

   “レッツゴークレイジー”はルマンドでしたが、今回の衣装はちょっと京都の俵屋吉富の高級和菓子・雲竜 を思い出しました。

   SPの“オトナル”は好きなんですがこのプログラムの方はちょっとまだピンときません。

   振付のシェイリーンさんは古事記から発想して振り付けたそうですが、古事記の動きってどんなんだ!?

   というのがまだ伝わってこないような。

   ホープ&レガシーの時も最初いまいちと見えて、最後はあんな名プログラムに仕上がりましたから、

   ゆず❤のことだからきっとこれから磨き上げていくのだろうと思いますが。

 

   古事記といえば私が連想するのは諸星大二郎の『暗黒神話』!

   どうせ古事記をやるなら暗黒星雲までぶっ飛んでいってもらいたいな、

   ゆず❤がもともと持っているワイルドな面が爆発すれば・・・それがオトナルと並んだら・・・

   なんて、おばさんの妄想は勝手にふくらんでいくのです (^▽^;)

 

   上の動画、心臓バクバクで初めての“共有”というのをやってみました。💦

   平昌の公式練習のものですが、

   ゆず❤の動画の中でもこれ一番好きかも。だから張り付けてみたかったんです。

   簡単そうなんだけどドキドキで、今日はもうこれだけでくたくたです(笑)

 

 

 

 


ささやかな影もまとまると

2019-09-15 01:11:58 | お知らせ

   こういう道は懐中電灯を消して歩くのが好きです。そして時々けつまづく。

    夜、真っ暗な道を歩いていて、ふと見ると
   みっしり育った田圃の稲に私の影が映っています。

   外灯ひとつないのにどうして?

   振り向くと月が昇ってきたのでした。
   今夜は満月ですね。






真央ちゃんチケット当たりました!

2019-09-12 23:41:04 | お知らせ
   

   真央ちゃんのサンクスツアーのチケット当たりました!

   フィギュアスケート見に行くの初めてです。
   ネットでローチケの申し込みなんかするのも初めて。 

   ガラポンでも白玉しか入ってないんじゃないかと思うくらい、白ばっかり出し続ける私。
   当選しました、というメール見て最初に思ったのは
   「さ・・・詐欺メール??」

   次に思ったのは初心者にはわからない何か深~いわけがあって、申し込みが少なくて実は抽選してないんじゃないかと。

   SS席落ちて、S1席落ちて、S2でようやく当たったとわかってやっとリアリティが。バンザイ!! \(^o^)/
   どこまで貧乏性なんだ私。

   このうえは当日まで私も友達も何より真央ちゃんも元気で何事もありませんように。

     

デジタルに跳ね返されて

2019-09-05 20:29:23 | 漫研BOX


    ちょっと疲れて、ちょっとウツです(笑)
   エピソードを入れ替えたら最終巻に登場しない人物が出てきたので、人物紹介から描き直し。
   アナログで線画を描いて、ここから先、デジタルでできれば便利だろうな・・・。
      
   枠線を手で描いてると言ったら古い漫画仲間から
   「バッカみたい!デジタルなら一瞬やのに!」
   と思いっきりバカにされたのがもう遠い昔。
   
   結局そのままこの齢まで来たんですが、仕上げの作業が段々しんどくなってきて。
   やってみました。仮の方法で。(思うようにスキャンできてないので)

   半日かかって、このとおり。

   ゴミ取りして、ベタをどうにか塗っただけ。
   トーンが貼れない。ネットで方法読んでもできる気がしない。

   だーかーら!こんなことに時間とってるより、おばさんはアナログでせっせと描く方がましだって!
   と、もう一人の自分は言うんですが。
   アナログで努力していても、足元が砂になって崩れ落ちていくような気がするんです。
   とっくの昔に意味なくなってる技術で何やってんの。って。 
   ちょっとしばらくウツですな (^▽^;) 







フリーズするおばさん脳

2019-09-03 01:58:04 | お知らせ


   用事が重なり忙しくなればなるほど、何もできない。
   年取るにつれてそんなことないですか?

   長年の主婦業(めちゃ手抜き)とご飯のメニューだけでも齢とともにアプアプになってくるのに、別の用件が

   シングルなら何とか。
   ダブルになり
   トリプルになり
   クワドともなるともうお手上げ(笑)

   頭がフリーズ!

   とりあえず手元の雑誌をパラパラ。
   

   さぼっているわけじゃなく、何から手を付ければいいのか、
   整理するゆとりが脳に残ってなくて、動きが取れないのです。

   いったんこの状態にハマるとドジ踏んで、ますますよけいな用が増えていく。


   9月1日 スーパーへB4原稿のコピーをとりに行き、別の原稿のスキャンもしました。
       どうにかスキャンできた、USBメモリーも忘れず持った、と思ったら、
       先に撮ったたコピーを忘れて帰りました。
       頼まれたポカリとポストイットはちゃんと買ったんですが。
   
   2日、 スキャンの保存形式が作業に向いてないことが分かり、も一度スーパーに出掛けました。
       道で遊んでいた子供たちに声をかけ、いいおばちゃんだなー♪と思ったところで
       USBを忘れたことに気がついて・・・💦
       どうすんだどうすんだ、保存できないじゃないか、
       でも今声かけた子供たちに引き返すとこ見られるのもカッコ悪い・・・。
       別の道を引き返しました。

   3日  お昼の食材が何もないのでちょっとコンビニに行ってきます、と連れ合いに声をかけて出かけ、
       コンビニに入ったとたんに思い出しました。
       こんなことだろうと思って、きのうスキャンしに行った時スーパーで買って帰った食材が
       冷蔵庫に入っているということを・・・。何も買わずに回れ右。

       黙って料理して出したので、つれあいは今コンビニで買ってきたと思ったことでしょう。


   齢とともに脳力も体力も落ちるんですから、主婦にも定年が欲しいです。


   日付を間違えました(笑)上の9月1,2,3は8月31、9月1,2ですね。もう、これですから (^◇^)

「おいしい」となぐさめられても

2019-08-31 00:21:22 | お知らせ


    世の中には、妻の手料理においしいとは絶対言わないと、決めてるような夫も多いですよね。
   うちのつれあいはおいしかったー!と言ってくれます。
   その点だけ見るとなかなかできた夫でしょ?

   ホットケーキを作りました。
   食糧庫の奥から賞味期限を一年以上も過ぎたホットケーキミックスが出てきたので。
   実はちょっと前にも一度これで焼いたのですが、極めつけにマズかった!
   全然膨らまなくて。

   その時は私の意識がアッチに行っていて(よくあることです)上の空だったので、何かドジを踏んだ可能性がある。
   で、もう一度試してやっぱりだめだったら捨てようと。

   慎重に分量を量って今回は間違いなく・・・ってそんな大層なものでもないですが、
   意識をコッチに、ちゃんと作って、先に食べ始めたつれあいに「どぉ?」と聞くと

   「ピザやと思えば食べられる」

   確かに・・・具のないピザだと思えば・・・。

   これはもう、未練なく捨てよう・・・。とモソモソ食べていると先に完食したつれあいが

   「ごちそうさま、おいしかった」 えっ?

   「いや・・・これでおいしいと言われても困るんだけど・・・」と言うと

   「おれはあんまり味わからんから」

   いやいやいや・・・じゃあ いつもの「おいしかったー!」は何なのよ。
   びみょーです。




   

   

セミも代々

2019-08-27 01:58:26 | 小さな生き物



    地上に出ると一週間から十日の命だと言われるセミ。
   本当はもっと生きるのでは?と調べてみた中学生の記事が
   新聞に載っていましたね。

   捕まえたセミに番号を書き、すぐに放し、また捕まえて生きているのを確かめた日数を確認する。
   結果として少なくとも通説よりずっと長く生きていることが分かったそうですが。

   自宅近くで2カ月かけて863匹を捕まえ、うち15匹をまた捕まえ、4匹は3度捕まえたそうで。
   思いついても実行しようとはまず考えないと思います。よくやりましたね!

   それにしても、気の向くままに飛び回っているようなセミだけれど、
   二度も三度もつかまるのがいるということは、
   案外生れ出たところの近くにずっといるのかな?

   条件がよければ遠くに行く必要もさほどない?
   そうとすれば、多くの人間が先祖代々同じところに住み続けるように
   セミも多くのセミが先祖代々同じところで続いているのか?
   分かっていたはずの当たり前なんですが。
     
  







   

雨音も葉っぱにつれて

2019-08-24 01:18:20 | お知らせ


    帰るまでくらい持つだろう、と、自転車で買い物に出かけたのが失敗。
   帰り道はすごい雨。カッパは持っていたものの、足元はずぶぬれになりました。

   田舎道に入ると、周りの葉っぱの形で雨の音が変わります。
   一番うるさかったのがハス畑。
   今は花盛りですが、大きな葉っぱに土砂降りの雨が当たってものすごい音。
   反対側の青々とイネの育った田圃はウソみたいに静かでした。

   

   描き直しの絵コンテ、暑さでヘロヘロになりながら、どうにか最後まで行きました。
   191ページ?ん?忘れたぞ・・・10ページ以上減。
   8月にボケた頭で描いたコマ割りはいつも9月に描きなおすことになるので適当にして、
   とにかく割り付けただけですが、描き直し前よりはテンポが出たかな?
   でも今、目がとにかく痛いので・・・。
   描けるのかなぁ・・・これ・・・。