チョウジタデ(=タゴボウ・アカバナ科)
今日は一日雨。少し前にとっておいた写真をアップします。
アメリカミズキンバイを調べたときに名前の手掛かりにしたチョウジタデ。これも見てみたいと思っていたら、何のことはないアメリカミズキンバイのすぐ横に生えているのを見つけました。アメリカ・・・に押されて遠慮気味です。同じような環境のところに生えるので、どうも不利な感じですが頑張って生き延びてもらいたいものです。
チョウジタデの花と実
姿がタデに似て、子房の長い花の形がスパイスに使われる丁子(フトモモ科の木)に似ているのでこの名がついたようです。(余談ですが私はスパイスに使う丁子は実だとばっかり思っていました。花のつぼみを乾燥させたものだったんですね。今回調べて初めて知りました。)
タカサブロウ(キク科)
これによく似たアメリカタカサブロウというのがあるのですが、この写真のは花が大きいので(径1㎝)もともとのタカサブロウだと思います。もっと花の小さいアメリカかな・・・と思うのもそばに生えています。日本産とアメリカ産だとたいていアメリカ産の方が派手かと思うんですが、これは例外みたいですね。と言っても結局地味なものですが。
花より実の形が面白くて印象に残ります。実を採って一粒一粒の形を見れば国産かアメリカ産かきっちり分かるようです。
タカサブロウの花 拡大して見ると面白い形です
茎が、枝別れの下のところで軽く膨れます。アメリカ・・・はもっと膨れるみたいです。
名前に味があるので由来を知りたいところですが“不明”とのこと。
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