草がともだち(まんがのえんがわ)

草むしりの仕事さえなければ、
と思いつつ、草むしりが嫌いではない。
でも草むしりから開放されて漫画を描きたい。

アカネの実

2011-11-21 22:18:32 | 野の花・秋



 アカネ(アカネ科・11月21日撮影) (2個が一個にくっついた実がけっこうあります。赤いのはノイバラの実。)


 古くから赤色を染めるのに使われた優秀な染料の代表。

 名前は知っているのに見たことがない植物のひとつでしたが、

 な~んだ、いつも犬と歩く、やや山手の道端にあったんです。

 あるところにはへっちゃらであるけれど、どこにでも見られるというものでもなさそうです。

 根が赤いからアカネと言い、根を染色に使います。

 黒く熟した実をつぶしてみると紫色をしていて、これも染色に使えるそうです。

 分かってみると図鑑に載っている葉っぱも花も、通りすがりに見ていた覚えがあります。

 植物の写真は、その時見逃してしまうと翌年まで待ちぼうけ・・・(-_-;)
 


 初めて気付いたときは実がまだ緑色をしてました。 


 茎には逆棘があってひっかかります。



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わけありの4444

2011-11-16 19:30:04 | お知らせ


 「あなたの本の“4444”って何?」

 友達から聞かれて「??」

 考えて“あっ!”と思い出しました。

 5回目の著者校正をしたとき、傍点が文字化けしているらしい“4444”があったことを。

 校正で疲れ果てて完成した本の中身は詳しく見てなかったのですが、

 探してみるとありましたありました!確かに傍点を指示したはずのところが“4444” <(_ _)><(_ _)>

 これ以外にもう一箇所。ちゃんと傍点になっているところもあるのに。

 場所が場所だけに、友達はものすごく意味深な表現なのか??と考え込んだみたいです。

 はっはっは!いまさらしょうがない ヽ(^o^)丿ヽ(^o^)丿ヽ(^o^)丿

 




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アスパラガスの花と実

2011-11-15 22:26:26 | 栽培植物



 アスパラガスの花(ユリ科・11月2日撮影)


 アスパラガスの実(9月8日撮影)


 アスパラガスも観賞用などいろんな種類があるようですが、これは食べるために畑に植えられたアスパラガス。

 花は初夏から夏にかけて咲くことになっているのですが、

 9月に赤い実を撮影した後になってまた咲いています。(実をつけているのとは別の株)

 隣家の端っこにあるアスパラガスは、これとはまた違うタイミングで生きているみたいです。

 はっきり観察していたわけではないのですが、どうもこんなことはよくあるみたいで、

 季節感がつかめません。

 花が小さく、葉も(葉に見えているのは茎が変化したものだそうですが)細いので、何度撮ってもピンボケ。

 雌雄異株と図鑑には書いてあるのですがこの写真では見分けがつきません。

 


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ウド

2011-11-13 16:17:06 | 野の花・秋



 ウド(ウコギ科・10月28日撮影)


 ウドは普通に自生しているものですが、もう少し山手の方に多いのか、村の中では見かけません。

 これは栽培されたウド。食べやすいけれど、野生のもののような強い香りは期待できません。

 花をアップにしてみると炸裂したばかりの花火のようです。

 実は熟すと黒くなります。










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カナムグラ

2011-11-12 21:18:38 | 野の花・秋

 カナムグラ(クワ科・10月26日撮影)


 茎が強くて鉄でできたようだからカナムグラ。

 茎にも葉にも逆棘があり、何にでも引っかかって痛いのでなかなか厄介な雑草です。



 カナムグラの雌花


カナムグラの雄花





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アマチャヅル

2011-11-04 22:58:45 | 野の花・秋



 アマチャヅル(ウリ科・10月26日撮影)


 ごく普通に見かける雑草だと聞くのに生活圏で見かけたことがなく、ぜひ一度お目にかかりたいと思っていたアマチャヅル。

 今年なんと、家の横に生えてました<(_ _)>

 どうせヤブガラシだろうと思い込んで、花を見逃してしまい、

 実のつき方が違うのでようやく気がつきました。

 ヤブガラシは横に広がりますが、アマチャヅルは細い穂のようになります。

 
 ヤブガラシはブドウ科で、茎が赤みを帯び、葉が無毛。

 アマチャヅルはウリ科で、全体が緑で葉の表に細い毛があり、ヤブガラシより軟弱でおとなしい感じ。

 はびこりかたもおとなしいようです。

 甘味があると聞いて葉を食べてみましたが、ほんの微かなものですね。

 しっかり噛むと青臭さの方が勝つくらいですが、後味はさわやか。

 牧野図鑑では「特に利用価値はない」と書いてありましたが、サポニンが大量に含まれているということで

 一時ブームになり、今は健康茶として飲まれているようです。 



 実をつけた軸の形でようやくヤブガラシじゃないと気がつきました。


 柔らかい葉の表面にぽつぽつと毛が。





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セイタカアワダチソウ

2011-11-02 23:20:43 | 野の花・秋



 セイタカアワダチソウ(キク科・11月2日撮影)


 空き地管理の天敵セイタカアワダチソウ。

 ところが何気なくファインダーを覗いてみると

 「きれいやん!」


 北アメリカ原産ですが元々園芸用に導入されたと言う説もあり、蜜源にするため養蜂家が広めたとも言われているとか。

 先入観なしに見れば明るいイメージのきれいな花です。(げんきん!)

 
 虫媒花なので花粉症の原因だと言うのは濡れ衣。

 他の植物の成長を邪魔する化学物質を出して空き地を独占しますが、

 この物質は自分にも効くので、茂りきってしまうと自分で自分の成長を妨げてしまい、

 また地中の養分を使い切ってしまって小型化し、

 最近はススキなどに押されているそうです。たしかに。


 写真に撮ったものもかなり可愛いサイズで、これくらいでぽつぽつと咲いている分には素直に楽しむ気になれます。

 帰化植物の多くがこうして日本化の風景になじんでいったのかもしれません。






 

    




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アレチハナガサ

2011-11-01 22:40:26 | 野の花・秋



 アレチハナガサ(クマツヅラ科・10月20日)


 新しく土を入れた畑の横の溝に、毎年見なれない帰化植物がひょっこりひょっこり出てきます。

 これもそのひとつで、全国的には珍しくもないようですが、私は始めて見ました。

 一見、花に気付かないような地味さ。“花笠”の名はいささか意外。

 ネットで見るとそれなりにきれいなものもあって(ヤナギハナガサとの混同もあるようです)

 個体差でしょうか。


 茎は四角で中空。

 下の方の葉は鋸歯がありますが上に行くほど縁がつるりとして細くなります。

 ダキバアレチハナガサという、下部の葉が茎を抱いているものもあるそうです。

 今のところ私の散歩コースでアレチハナガサがあるのは、この溝のこの数本だけ。ですたぶん。

 







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