草がともだち(まんがのえんがわ)

草むしりの仕事さえなければ、
と思いつつ、草むしりが嫌いではない。
でも草むしりから開放されて漫画を描きたい。

ラミーカミキリ(パンダカミキリ)

2009-06-27 22:51:51 | 小さな生き物

 ラミーカミキリ(カミキリ科・6月27日撮影)

 一見してカミキリムシの仲間だということは分かりました。でも日本にはカミキリムシが800種類もいるそうで、ネット図鑑を探しあぐねてクリック疲れ。ヤケ気味で“カミキリムシ パンダ顔”で検索したら一発で見つかりました。なんのことはない。

 江戸時代、繊維をとるために輸入されたラミーという麻の一種について日本に入ってきたので、ラミーカミキリというそうです。最近では実際パンダカミキリという人も多いとか。冬の気温が4度以上のところに多いそうで、温暖化につれて生息域を広げているそうです。食草であるカラムシやムクゲのそばで普通に見られるということです。







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ツボミオオバコ

2009-06-24 12:09:25 | 野の花・春







 ツボミオオバコ(オオバコ科・上3枚は5月10日撮影・4枚目は5月15日撮影)

 石ころだらけの道端に白い毛の生えたオオバコが生えていました。図鑑で調べてツボミオオバコだと思ったのですが、“花はつぼんだまま開かない”とあるのに、何日かして通ったら花が咲いておしべが外に出ていたので「??」。掲載が遅くなりました。
 名前は“つぼみ”ですが花の開くものもあるようですね。この場所ではほとんどが花を開いていたように思います。北米原産。こういうガラガラしたところが好きなようです。




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キョダツしてます

2009-06-22 15:53:13 | お知らせ



 第4巻途中の、見開きのペン入れを終えて、いささか虚脱中です。プロならさらっと描いてしまうんでしょうが、“どこからどう描けばいいのか??”に始まって、入り乱れる下書きの線、果てしなく続くペン入れ。やっぱり軍隊は嫌いだ、アシスタントが欲しいよう~とため息つきつつ何日かかったやら。描きながら、あ!根本的に間違えてる!とか、このコマいらなかったワ、とかになるんじゃないかという不安におびえていました。(よくあるんです)今のところそういう最悪の事態にはなってませんが、まだこれからトーン貼りがあるんですねぇ。は~。描きあがってみるとな~んてこともなくスルーされるシーンなんですよね~これが。スミマセン、グチりました。画像をクリック+拡大クリックするとほぼ原寸大でごらんいただけます。アラが目立ちますが(笑)





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玉虫(ヤマトタマムシ)

2009-06-21 15:42:24 | 小さな生き物



 タマムシ(=ヤマトタマムシ・6月21日撮影)

 柿畑の下の草むらでタマムシを見つけました。生きたタマムシを見るのは十何年振りです。明るいところに出してきれいに撮りたかったけれどそうもいかず、逃げないでね、とそっとシャッターを切りました。





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カノコガ(ナミカノコ)

2009-06-21 15:42:03 | 小さな生き物



 カノコガ(=ナミカノコ・6月19日撮影)

 古い図鑑にナミカノコの名で出ていましたが、今はカノコガが正しいようです。家のまわりでよく見かけるきれいな蛾です。幼虫はタンポポ、ツメクサ、ギシギシなどを食べるとかで我が家のまわりはレストランのようなものでしょう。





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イグサ

2009-06-20 22:09:49 | 野の花・夏





 イグサ(イグサ科・6月11日撮影)

 畳表に使うあのイグサですが、野生のものは短くて、とても実用にはなりません。これは30cmくらいだったでしょうか。花の時期は見逃して、実になっていました。茎の横に花(実)がついたような不思議な形ですが、花より下は花茎、花より上は苞です。花茎と苞が一直線になっているので、茎の横から花が出るように見えているのですね。
 葉は茎の下のほうに、うろこ状になった葉が鞘になってついているとのことですが、ここには写っていません。

 昔、花茎の髄から燈芯を作ったのでトウシンソウとも言います。今でも和蝋燭の芯に使われるそうです。






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草イ

2009-06-20 22:09:24 | 野の花・夏







 クサイ(イグサ科・花は5月24日、実は6月13日撮影)

 クサイと書くと“臭い”と思われそうなのでタイトルは草イにしました。イグサと違って茎に葉が見え、花茎と苞に角度がついて普通の草らしく見えるので草イです。

 庭に生える雑草の中でも、細かい根をびっしりと張って抜いても抜けず、踏まれても平気でまた立ち上がって実をつけるやっかいな草。でもそれなりに花も咲き、花を拡大してみるとそれなりにきれいでないこともない・・・といったところでしょうか。





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カワラマツバ

2009-06-11 15:47:11 | 野の花・夏







 カワラマツバ(アカネ科・6月6日撮影)

 山手のちょっとした土手で見つけました。カワラマツバ。ヤエムグラの仲間だと分かってみれば確かに似ています。アカネ科の花は花冠が3裂、4裂、5裂とあるので惑わされてしまいます。
 葉が松の葉に似ていて川原に生えるという意味ですが、こういう土手など、乾いた草地に多いようです。一番下の写真はまだつぼみのもの。






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栗の雌花と雄花

2009-06-11 15:46:43 | 栽培植物





 クリ(ブナ科・6月7日撮影)

 村はずれで栗の花が、雪が積もったように真っ白に咲いていました。栗の花はアクの強い独特の臭いがあるので、姿が見えなくても、臭いでどこかに栗の木があるなと気付いたりします。この白く長く伸びているのは雄花。雌花は雄花の花穂の根元のほうにつきます。(下の写真)普通3個の雌花が鱗片のある総包に包まれている、ということで3個の栗の実が肩寄せ合ったあの姿になるんですね。納得。





 (6月11日撮影)





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セスジナミシャク

2009-06-10 16:53:52 | 小さな生き物

 セスジナミシャク(2008年11月30日撮影)

 『桑の木にきれいな模様がついていると思って・・・よく見たらこれは蛾・・・ですよね。羽の差し渡しせいぜい2センチ。繊細なレースのようです。』

 と書いて一度掲載した蛾。名前が分かったので掲載しなおします。セスジナミシャク。普通種。なぜか手持ちの図鑑には載っていません。この写真の蛾が頭を下にして止まっているのに気づかなかったので、なおさら分からないはずです。今回サラサヒトリ(サラサリンガ)のついでに、これに似たキアミメナミシャクをみつけてネット検索して分かりました。
 幼虫はアケビの葉を食べるそうで、アケビのつるがたくさん絡んだ桑の木で見つけましたから、そこで生まれたばかりだったのかもしれません。


 180度回転させて頭を上にしたのが次の写真です。







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