草がともだち(まんがのえんがわ)

草むしりの仕事さえなければ、
と思いつつ、草むしりが嫌いではない。
でも草むしりから開放されて漫画を描きたい。

「ジュブリ」天才の苦悩?

2020-04-26 01:02:36 | 小さな生き物


   遅い昼食後、ポケー・・・とソファーに座っていると小鳥のさえずりが聞こえてきました。
   「♪ ジュブリ?」
   「♪ ジュブリ?」
   と聞こえる。

   よく響く良い声。はて、何の鳥だろう?
   「♪ ジュブリ?」

   熱心に囀りながら庭の木の間を行ったり来たりしているようですが姿は見えない。
   「♪ ジュブリ?」

   鳥をちょっと知っている人なら一発で分かる啼き方なのになぁ・・・と聞くうちに、
   「ジュブリ」の前に「ホー」とついて、
   「♪ ホー・ジュブリ?」

   あっもしかして!

   その後やっと
   「♪ ホー・・・ホケキョ! 」

   お前だったのかい!なんとも言えない美しい声です❤

   しばらくその3種を取り交ぜて啼いて、
   お隣の庭の木にちらっと姿を見せて、飛んで行ってしまいました。

   自分の啼き声にあんなにこだわって、
   あんなに苦労する鳥がウグイス以外にいるもんでしょうか?
   才能あるが故の苦労でしょうかねぇ、なんだか笑えてきました。





 

謝ってももう遅い

2019-09-24 00:37:53 | 小さな生き物
  

    ちょっと前のことです。
   通路のわきのホトトギスの葉が食い荒らされているのに気がつきました。
   毛虫というより棘虫と言った方がいいような、赤茶色にトゲだらけのものすごい幼虫がたくさん!

   アメリカセンダングサやアレチヌスビトハギの旺盛すぎる繁茂に手を焼いていたことや、
   最近の外来種は棘ありの毒ありの自分だけよければ的なのが増えてきたな、
   と危機感を持っていたこともあって、
   「おのれ、私の庭で繁殖させてなるものか!」

   殺虫剤かけて全滅させてから名前を調べてみれば

   幼虫の親の名前はルリタテハ。
   日本に普通にどこにでもいる美しい蝶で、ホトトギスやユリを食草にする。
   見るからに痛そうな棘は実は刺さりもせず、毒もなく、
   丸坊主にされたホトトギスはルリタテハがサナギになったあと回復して、
   ちゃんと花を咲かせると。

   あああごめんなさいごめんなさいと謝ってももう遅い。
   あれから何度も見ていますが、どうやらほんとに全滅させてしまったらしく・・・。
   また来てくれるでしょうか・・・?

   仮にたちの悪い外来種だったとしても、人間が環境を変えた結果だとすれば
   自然の生き物に罪はない。
   といってほっとくわけにもいかない・・・。
   とにかく、これからは調べてからにします。





   

セミも代々

2019-08-27 01:58:26 | 小さな生き物



    地上に出ると一週間から十日の命だと言われるセミ。
   本当はもっと生きるのでは?と調べてみた中学生の記事が
   新聞に載っていましたね。

   捕まえたセミに番号を書き、すぐに放し、また捕まえて生きているのを確かめた日数を確認する。
   結果として少なくとも通説よりずっと長く生きていることが分かったそうですが。

   自宅近くで2カ月かけて863匹を捕まえ、うち15匹をまた捕まえ、4匹は3度捕まえたそうで。
   思いついても実行しようとはまず考えないと思います。よくやりましたね!

   それにしても、気の向くままに飛び回っているようなセミだけれど、
   二度も三度もつかまるのがいるということは、
   案外生れ出たところの近くにずっといるのかな?

   条件がよければ遠くに行く必要もさほどない?
   そうとすれば、多くの人間が先祖代々同じところに住み続けるように
   セミも多くのセミが先祖代々同じところで続いているのか?
   分かっていたはずの当たり前なんですが。
     
  







   

ハツカネズミと遭遇

2019-06-22 02:04:57 | 小さな生き物

    ネズさんから見たらこんな感じ?運が悪かったとしか


   ちょうど日付が変わるころ、トイレに行ったらハツカネズミとバッタリ!
   これから台所に進出するところかな?

   ど、どうしよう!?
   見れば見るほどかわいい ❤

   でもこっちの都合もあるからねぇ・・・。

   たまたまあった組み立てたばかりのゴキホイを持ってきて捕獲。
   



    置いといて、そっと奥に入って、油断させたら入ってくれた。


  
   さてこれをどうしましょう??

   えらい勢いで暴れてるのでもしかしたら逃げるかも。
   一度、まぁいいや、外で暮らしてくれるなら、と裏口の外へ出しておいたら
   翌日、隣の家の縁の下のところまで移動してました。

   ネコが持って行って、いただいたらしい。
   しばらく姿見ないと思っていたけど、どこかから見てるんですねぇ。

   さて、どうしましょう?
   う~ん・・・結局外に出しました。
   何がかわいそうだか、かわいそうでないんだか。

羽化間近

2014-07-09 12:33:30 | 小さな生き物



 庭の三つ葉は人間が食べるためというより、ほとんどキアゲハのためにキープしているようなもの。

 花のあと汚くなっても刈り取る時期が難しい。

 このサナギ君は羽の色が透けてきてもうすぐ羽化です。

 台風にぶつからなければいいんですが。

ギンヤンマ

2014-07-05 16:01:44 | 小さな生き物



 ギンヤンマ(2014年7月4日撮影)


 夜、大きな音を立てて網戸に来た立派なトンボ。

 調べてみたらギンヤンマでした。胸とおなかの間が水色なので♂のようですね。

 あまり見かけたことがないと思って張り切って撮ったのに、

 水辺のあるところでは珍しくないみたい。

 今まで見逃していたのかな・・・?


 いつもヤモリがお食事にくる網戸なのでけっこう危険なのですが

 晩御飯にしても大きすぎるか・・・堅そうでまずそう・・・って気はしますが・・・

  

カラスとモズの戦い

2014-04-27 19:09:00 | 小さな生き物

 モズのお父さん


 昨日のこと。庭でなんだか鳥が大騒ぎ。

 何だ何だと縁側に出てみると数羽のモズがけたたましく鳴き交わし飛び交っている。

 しばらく見ていると庭木の陰から真っ黒なカラスが(当たり前だが

 何かくわえてうっそりと現れもう一つ向こうの茂みの陰に。

 どうやらモズの幼鳥をカラスが襲ったみたいなんです。

 
 モズに比べるとカラスは巨大で、モズなんか敵ではなかろうと思うのですが、

 獰猛で知られるモズの攻撃はやはりきついと見える。

 相手がややあきらめモードになるのを待って

 生垣の向こうに飛んでいきました。

 くちばしの間にはっきり小鳥の姿が見えて、二本の足が垂れていました。

 
 なんか、カラスがものすごく酷くて、モズの両親がかわいそうに思えたんですが、

 モズはモズでカエルなんか磔にしておいて、しばしば食べることさえしないでほったらかすとか。

 私らは他人が処理してくれたお肉を食べて知らん顔してますけどねぇ。


 こういう時は何だ何だと立った瞬間にカメラをつかんでないとだめですね。

 事態を見届けるのとカメラを取りに走るのと両方はできない。

 シャッターチャンスを逃してしまって、ただ鳥の写真を撮っただけになってしまいました。




 これ、モズのお母さん・・・だと思うんですが



 なんかこのお母さんとは別人いや別鳥のような?
 どういう家族構成なんでしょうか



 屋根の上に舞い戻ってきたこれが犯人?のカラスだって気がするんですが濡れ衣かもしれません。
 みんな同じ顔に見えて。



 今日は朝から一日モズがキチキチ鳴いてます。
 気になり始めると結構うるさいです。




 

 

幼鳥かと思ったら・・・アマサギですか?

2014-04-22 14:42:59 | 小さな生き物


 鳥にはさっぱり疎いもので、てっきりシラサギの子供だと思って写真を撮りました。

 調べてみたら幼鳥ではなくてアマサギですか?これ。

 ご存知の方教えてください。

 アオサギ、チュウサギなど20羽くらいの中に混じっていました。



 ぽわぽわ頭がかわいいけれど、目つきはしっかり野生です。


 勘違いついでに、てっきり親子かと。


 こっちはチュウサギらしい。


 獲物をゲット! シルエットからして、ザリガニかな?


 みんなどっかへ行っちゃった。


 飛んだ!

 この飛び方を見て、子供ではないかもと思ったんですけどね。

秋風にアサギマダラ

2013-11-01 13:40:04 | 小さな生き物



 アサギマダラ(タテハ蝶科・10月30日撮影)


 強くもない秋風にハラハラと吹き倒される蝶々。

 派手な色ではありませんが、白っぽいところが水色がかり、ステンドグラス風の硬質な透明感があって

 一度目を止めてみると美しい。

 アゲハの類よりスレンダーな印象。

 アサギマダラ、と言う名前がふと浮かんで、調べてみるとやはりそうでした。

 日本の東北・時には北海道から、台湾・中国本土まで1000キロから時には2000キロを超える大移動をする。ええ~っ

 蝶に関心のある方にはとても注目されている蝶々のようです。

 私もどこかで写真くらい見てたんでしょうね。

 以下はネット情報の荒っぽい受け売りです。



 アサギマダラ。春から夏にかけて日本の標高1000~2000メートルのところで繁殖。

 涼しくなるにつれて南下を始め、国境を越えて台湾・中国に達し、冬は南の島の洞窟などで過ごす。

 暖かくなると北上を始め、本州の冷しい高原で夏を迎える。

 蝶は普通羽化後一週間ほどで翅がボロボロになり10数日で死ぬが、

 アサギマダラの翅には鱗片がほとんどなく、(翅の透明感はここから来るようです)

 1000キロ飛んだ後もそのままで、寿命は4ヶ月くらい。

 南下する蝶と北上する蝶は別の固体なわけですが、どうして大移動の時期が分かりコースが分かるのか謎。



 いやいやすごい蝶々です。

 きゃしゃに見える体形は長距離を走るアスリート型なのか。

 詳しいことはこちらをどうぞ。



 特別珍しい蝶ではないようですが、わが家のある京都南部は大移動の途中で通過するだけの地域なので

 あまり見る機会がなかったのかもしれません。

 写真の蝶は力尽きて落伍した一匹。後ろ翅に斑紋があるので男の子ですね。

 そのままでは踏まれてしまうので脇の草むらにどけましたが、

 昨日見たときは動かなくなっていて、今日は姿も見えませんでした。