ちょっと前のことです。
通路のわきのホトトギスの葉が食い荒らされているのに気がつきました。
毛虫というより棘虫と言った方がいいような、赤茶色にトゲだらけのものすごい幼虫がたくさん!
アメリカセンダングサやアレチヌスビトハギの旺盛すぎる繁茂に手を焼いていたことや、
最近の外来種は棘ありの毒ありの自分だけよければ的なのが増えてきたな、
と危機感を持っていたこともあって、
「おのれ、私の庭で繁殖させてなるものか!」
殺虫剤かけて全滅させてから名前を調べてみれば
幼虫の親の名前はルリタテハ。
日本に普通にどこにでもいる美しい蝶で、ホトトギスやユリを食草にする。
見るからに痛そうな棘は実は刺さりもせず、毒もなく、
丸坊主にされたホトトギスはルリタテハがサナギになったあと回復して、
ちゃんと花を咲かせると。
あああごめんなさいごめんなさいと謝ってももう遅い。
あれから何度も見ていますが、どうやらほんとに全滅させてしまったらしく・・・。
また来てくれるでしょうか・・・?
仮にたちの悪い外来種だったとしても、人間が環境を変えた結果だとすれば
自然の生き物に罪はない。
といってほっとくわけにもいかない・・・。
とにかく、これからは調べてからにします。