草がともだち(まんがのえんがわ)

草むしりの仕事さえなければ、
と思いつつ、草むしりが嫌いではない。
でも草むしりから開放されて漫画を描きたい。

第4巻発刊へ、作業開始!

2011-05-31 13:52:39 | お知らせ
          


 第4巻、217ページの原稿がやぁぁぁ・・・っと完成。

 \(^o^)/といきたいが、あんまり時間がかかりすぎてて (-_-;) な気分です。

 発刊の作業に入ります。

 第3巻の時は出版社がパソコンで版を作るように変って初めての漫画の出版で、

 お互い不慣れでてこずって、校正ミスが出てしまいました。

 (この地がこの池、朝露が朝霧、封鎖が封鎮に・・・<(_ _)> )

 今度は間違えないぞ_(_^_)_













   漫画『風の王国』第1巻公開中
    

アオスゲ

2011-05-26 17:51:52 | 野の花・春



 アオスゲ(カヤツリグサ科・5月8日撮影)


 毎日犬と歩く、広くもない村のおなじみの散歩道。

 なのに毎年「あれ、こんなの初めて見る」と思うものに出会うから面白い。

 本当に初めてなのか、見落としていたのか分かりませんが。

 中学校のフェンスの裏の、日当たりのいい空き地に一面に生えていました。

 コンクリートで仕切られているので見た目より湿気があるのかもしれません。

 一本の茎の先に違う形の2種類の穂がセットで付いています。

 先端に飛び出しているのが雄花、その下についているのが雌花。

 形に特徴があるので、カヤツリグサの仲間にしては簡単に名前が分かりました。





 漫画『風の王国』第1巻公開中
 
 

ヒエガエリ

2011-05-25 23:16:19 | 野の花・春



 ヒエガエリ(イネ科・5月15日撮影)


 イネ科はほんとに苦手です。

 写真が撮りにくく、やっと撮れてもなかなか名前が分かりません。

 このヒエガエリも苦労しましたが、分かってみればイネ科の中では見分けやすい方でした。

 水田や湿地など割合湿潤なところによく見られます。

 小穂がごく細いので、穂が出てきた初めのころは、柔らかくてふさふさした動物の尻尾のような感じです。

 その後、上のほうからだんだん穂が開いてきます。

 明るい緑色の穂の上のほうが紫色を帯びてボカシになるので、イネ科にしては華やかな印象です。

 

 上のほうから穂が開いてきます。






   漫画『風の王国』第1巻公開中
   

ハルジョオン

2011-05-22 00:45:58 | 野の花・春

 ハルジョオン(キク科・5月4日撮影)


 ハルジョオンのほのかなピンク色は快晴の光の中では白く飛んでしまい、ボツ写真の山。

 シャッターを押すだけの腕では、色の濃い固体を見つけて高曇りの日を待つしかありません。

 色の濃さにはかなりの個体差があるようで、ほとんど白に見えてヒメジョオンと見分けの付かないものもあります。

 つぼみがうなだれている、茎が中空である、葉の基部が茎を抱く、舌状花に冠毛がある、

 などの違いはあるようですが、どっちともつかないものがあって、迷わされます。

 茎を折って中が中空か髄で詰まっているかを見るのが一番確かなんでしょうか。

 花期はハルジョオンは春、ヒメジョオンは夏から秋。

 全体としてはハルジョオンの方が花が大きく、舌状花は細くたくさんついて、華やかな感じがします。

 












   漫画『風の王国』第1巻公開中
    

コメツブツメクサ

2011-05-19 19:33:05 | 野の花・春


 葉
 

 花 
 コメツブツメクサ(マメ科・5月15日撮影)


 長い間コメツブウマゴヤシだと思っていたものが実はコメツブツメクサだったことにようやく気がつきました。

 昔使っていた牧野図鑑を見るとコメツブツメクサが載っていません。

 なので、一見似て見える・・・・ウマゴヤシを「これだ!」と思ってしまったのでしょう。

 どちらも帰化植物ですが・・・・ツメクサの方が新参者なんでしょうか。

 ・・・・ツメクサはシャジクソウ属、・・・・ウマゴヤシはウマゴヤシ属。

 一度見分けてしまえば間違えようが無いそうですが、図鑑や写真で見る限りではなかなかまぎらわしい。


 
 結局一番分かりやすいのは花のあとの姿のようです。

 コメツブウマゴヤシは咲き終えた花は散ってしまって、種ができたときには花殻は残っていませんが

 コメツブツメクサの花は白っぽく枯れてゆきながら残り、この花の中に種ができます。

 黄色い盛りの花の下の方に枯れかけの花が付いているのがコメツブツメクサです。


 しおれかけの花






   漫画『風の王国』第1巻公開中
    

クサノオウ

2011-05-13 22:46:20 | 野の花・春



 クサノオウ(ケシ科・5月3日撮影)

 道端や石垣の間などに普通に見られる雑草ですが、村の中を歩き回っていて見つけたのは初めてです。

 古い図鑑に自分でチェックしているところを見ると、もしかすると標本を作ったこともあるのかもしれません(笑)

 長いことお目にかからなかったのですっかり忘れていて、ネットのお世話になりました。

 ケシ科と言われればなるほどつぼみの形も雌しべの形もよく似ています。

 草が黄色の汁を出すから“草の黄”なのか、丹毒を治すから“瘡(くさ)の王”なのか、

 名前の起こりはよく分からないようです。

 


   



   漫画『風の王国』第1巻公開中